添削教室/9月21日~9月30日

9月21日
土橋みよ
隣庭に幾代の揚羽や彼岸晴れ★★★
俳句は短いので多くのことが言えません。この句もいろいろ情報が入り過ぎて、焦点が散っています。「隣庭」「幾代」「揚羽」「彼岸/晴れ」。並べてみるとなかなかの情報量です。何を削り、何を活かすか、判断を迫られます。(髙橋正子)

また、アゲハチョウの生命循環を詠むのを諦めて写生の句もつくってみました。
垣越しにまた蛹あり秋麗(原句)
「蛹」は、「蝶の蛹」とするのがいいと思います。像がはっきりします。
秋麗蝶の蛹の庭にあり(正子添削)

秋彼岸揚羽飛び立つ庭の奥★★★
この句のままで、よいです。
一段レベルとあげるとすれば、「庭の奥」が下五にあるので、意味が重く、説明になっています。(髙橋正子)

庭奥に揚羽飛び立つ秋彼岸(正子添削)
像を立てるために、季語を下五に置きました。また、説明を避けるために、場所を上五に移しました(髙橋正子)

※ここに申し上げたことは、知識として知るより、俳句を作るうちに自然に身に着くものなので、俳句を継続して作ることが大事かと思います。(髙橋正子)


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