2026年9月15日 13:47
このたび、「俳壇」10月号の特集『秋の野鳥歳時記』に髙橋正子の俳句5句とエッセイが掲載されました。
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定価1000円ですが、著者割引が適用され800円になります。
送料は103円です。あわせて、800円+103円=903円となります。よろしくお願いします。
なお、出版社への発注は、みなさんの注文が出そろった時点でいたしますので、少しお待ちください。
2026年9月14日 髙橋正子
【感想】
②吉田晃
啄木鳥やリルケを慕い木を叩く
ちょっと視点を変えて鑑賞してみたい。たいへんユニークな、「啄木鳥とリルケ」「リルケを慕う」「木を叩く」のこれらにどんな関係か成り立つのかを自分なりに想像してみた。
花冠には、正子先生のエッセイ「リルケと俳句と私」が連載されていて、第三七五号で四回になる。その中に以下の一文がある。
▽リルケの四行詩を読むことは、俳句の根に触れ直すことでもあった。短い詩形のなかで、沈黙と光が交錯し、風景が外界ではなく内面の深みに沈んでいく。その動きを俳句の呼吸で受け止めようとする時、私は自分の言葉の源泉にもう一度手を触れていると感じる。
▽私は俳句を読むとき臥風先生から「本人(の身)になって読む」方法を教わり、それを六十年近く実践してきた。その姿勢は、リルケの詩を読むときも引き継がれている。
つまり、挙句の啄木鳥を作者自身と理解すれば、啄木鳥が叩く木はリルケの文学である。そして、啄木鳥である作者は、リルケの心を知りたいと木を叩いて隠れているリルケの心に触れようとする。リルケを深く理解したいと叩くほどに、リルケに魅かれるのである。作者は、木を叩き始めたばかりであり、リルケを読み進めるほどに、更に心酔し、木を叩く作業はこれからも続くのであろう。
▽花冠第三七二号では、「リルケの初期の詩を読み始めたことで、彼の目と自分の俳句を読む視点が全く違うものではないと気付いた」と作者は言っている。では、そのリルケはどこからきたのだろう。
信之先生は、愛媛大学でドイツ文学を教えておられ、トーマス・マンを研究しておられた。そのための資料に購入されたのだろうか、遺された蔵書の中に「リルケ作品集」があるという。
作者は、その作品を紐解き、読み進むほどに作者の俳句の心と通じ合うことを知ったのである。そのリルケ文学への思いが挙句なのだと解釈した。
①柳原美知子
俳壇10月号の特集としてクローズアップされた秋の野鳥歳時記への正子先生の作品5句とエッセイのご掲載おめでとうございます。
5句とも別の鳥を詠まれ、それぞれの特徴をよく捉えられ、秋の水の清らかな流れや秋光に包まれた鳥たちが生き生きと眼前に見えるようです。
★啄木鳥やリルケを慕い木を叩く 正子
啄木鳥と同化されたような正子先生のリルケへの真摯な熱情がうかがえる若々しいお句に感動します。
★鵙の声夕べの月を呼び出だす 正子
鵙の鋭い声と姿、静かな夕べの空に浮かんだばかりの柔らかく温かい月の対比が美しく、孤高の鵙の淋しさも感じられ、物語がはじまりそうです。
エッセイも秋に飛来する鳥たちを迎え愛しみ、日々の生活のひそかな喜びとされる俳人らしい優しい文章で感動しました。
2026年9月11日 00:06
●この度、6月10日発行の拙詩集『帰還』が、日本近代文学館(目黒区駒場)に収蔵されることになりました。収蔵番号は9616。受け入れられたのは8月8日でし。遅ればせながら、ご報告します。
無名の俳人の詩集が日本文学館に収蔵されたのは、名誉なことと思っています。が、それ以上に花冠の精神性が日本文学の系譜のなかに、しずかに組み入れられたことを私は嬉しく思っています。それを深く受け止め、みな様にご報告いたします。
日本近代文学館は、1962年の設立以来、近代文学(明治以降)の資料を体系的に保存することを目的とした、日本初の総合文学資料館です。寄贈された書籍は「受け入れ判断」を経て収蔵されるということです。
副題の「俳句的観照による」の作詩方法を示したことと、徹底的にそぎ落とした装丁が、視覚的に内容理解を補強したと思います。詩集『帰還』は、近代文学館が長く扱って来た日本語の精神史の系譜にあります。 俳句と詩の境界をまたぐような観照の姿勢は、 日本語の表現史のなかで、まだ十分に言語化されていない領域です。そのことを考えますと、身が引き締まる思いがしています。
●なお、神奈川近代文化館(横浜市山手町)にも収蔵されることになりましたので、併せてご報告いたします。
2026年9月10日
髙橋正子
●令和8年度年会費は3万円です。どうぞよろしくお願いいたします。
2025年11月10日
花冠主宰/髙橋正子
■令和8年度会費納入者一覧(11名33万円)
2025年
◆11月06日:藤田洋子◆11月08日:川名ますみ◆11月09日:友田 修
◆11月09日:土橋みよ◆11月10日:小口泰與 ◆11月11日:高橋秀之
◆11月11日:吉田 晃◆11月12日:柳原美知子◆11月22日:廣田洋一
◆12月01日:多田有花◆12月12日:上島祥子◆
★令和9年年会費納入者一覧(1名3万円)
2026年1月14日:友田修
■令和8年度維持費納入者一覧(計48.5口)
2025年
◆11月09日:土橋みよ(10口)◆11月12日:柳原美知子(5口)
◆12月29日:藤田洋子(2口)◆12月12日:上島祥子(5口)
New2026年
◆1月06日:祝 恵子(10口)◆1月19日:川名ますみ(10口)
New◆5月25日:吉田晃(2.5口)◆9月25日:吉田晃(4口)
■誌代(計15冊12400円)
New2025年
12月29日:藤田洋子3冊2400円
12月31日:三谷美貴1冊800円
New2026年
1月05日:谷井紀夫 1冊800円
1月06日:小池郁子 1冊800円
1月06日:姫田みゆき1冊800円
1月19日:青野郁恵 1冊800円
1月19日:吉田晃 2000円
1月19日:川名ますみ2冊 1600円
1月23日:池田尊之1冊800円
2月10日:大久保美香子1冊800円
2月27日:上島祥子1冊800円
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●令和7年度年会費は2万円です。物価高に対応するため、維持費(一口千円)をお願いしています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
2024年10月15日
花冠主宰/髙橋正子
■令和7年度維持費納入者一覧(一口千円/計144口)
2025年
NEW◆2月12日:吉田晃(3口)◆7月12日:土橋みよ(5口)◆7月22日:吉田晃(10口)◆9月8日:森下朋子(2口)◆
■令和7年度会費(2万円)納入者一覧(計13名)
◆10月16日:小口泰與◆10月31日:藤田洋子◆11月03日:廣田洋一◆
◆11月07日:吉田晃◆11月07日:柳原美知子◆11月15日:友田修◆
◆12月02日:弓削和人◆12月12日:高橋秀之◆12月13日:川名ますみ◆
◆12月13日:土橋みよ◆12月13日:桑本栄太郎◆12月19日:上島祥子◆
◆12月30日:多田有花◆
2024年
◆10月16日:小口泰與(10口)◆
◆10月16日と12月13日:川名ますみ(20口)◆
◆10月31日:藤田洋子(10口)◆11月03日:廣田洋一(5口)◆
◆11月07日:吉田晃(10口)◆11月07日:柳原美知子(10口)◆
◆11月15日:友田修(10口)◆12月02日:弓削和人(4口)◆
◆12月4日:祝恵子(10口)◆12月12日:高橋秀之(10口)◆
◆12月13日:土橋みよ(5口)◆12月13日:桑本栄太郎(5口)◆
◆12月19日:上島祥子(5口)◆12月30日:多田有花(10口)◆