曇り
●有花さんの花冠俳句叢書・電子版①として『蒼き氷河』の見本ができたので、Kindleで見る。写真が適切で意図がはっきりしている。ある詩人の写真付きのキンドル版詩集を見たが、有花さんのは、レベルが違うと思った。成功です。表紙も題名もインパクトがあり、有花さんの実力が出ていると思った。
●花冠7月号(No.375)入稿。Zipが壊れて、7-zipで送ったので、印刷所で解凍できるか心配したが、すぐ解凍できたようで、ほっとした。
印刷所から連絡があるまで、出来ない場合に備えて、Windowsのシステム修復をしようとしたが、簡単そうで、ちょっと面倒。無事解凍できたのなら、この作業は、息子が来た時にしてもらうことにした。
7月8日に届く。
●入稿して早速く訂正箇所がみつかった。「往復書簡」、ちょっと位置がずれた箇所がある。「リルケと俳句と私」は、仏語の表記が正しくない。
この二つのファイルを差し替える。
曇り
●花冠No.375(7月号)の編集が終わったので、入稿しようと居たら、圧縮ファイルが使用不可になっていて、どうすればよいか困った。
7-zip形式を使って入稿したが、初めてのことで、簡単な操作なのに手間取った。5月18日に入稿した時は圧縮ファイルは正常だった。
日がかわり、深夜ではあるが、やりかけたので作業なので、すませようとしたが、ダウンロードに時間がかかりすぎ入る。朝、再度送ることに下
●「リルケと俳句と私」(四)には、フュレボルン氏の解説にメーリケの「春に」があり、それを印象したので、日本語訳には、森孝明先生の訳を『メーリケ詩集』から引用した。はからずも、7月号には、愛媛大学のドイツ語の先生だった西村先生、森先生の二人が同じ号に載ることになった。西村先生には7月号をお贈りするが、森先生にも礼儀で贈る方がいいのだろうかと、考えている。二人の先生が7月号を見たら、お互いに驚かれるかもしれない。信之先生の縁が働いている気がするが、出来過ぎた感じだ。ふたりの先生の間で、今も交流があるのかどうかわからないけれど。
■自由な投句箱・添削教室について■
〇自由な投句箱に投句された句は、★印の評価のみで、添削いたしません。
〇添削をご希望の方は、一人、一か月10句以内で添削をいたします。
ご希望の方は、コメント欄にお書きください。一度に10句でなくても結構です。
花冠代表 髙橋正子
※「自由な投句箱・添削教室」は、花冠会員用ですので、ご了承ください。
7月6日
〇土橋みよ
★踏み台を降りて笊満つ鞘インゲン
網を伝って屋根まで大きく育ったインゲンを、踏み台に上って摘んだ後の実景を詠んだものですが、鞘インゲンは秋の季語なので、今日(7月6日)詠むためにはどのように直したらよいでしょうか。(みよ)
〇お答え(髙橋正子)
●歳時記には「隠元豆」とし、秋の季語になっています。これは、豆として熟したものを指します。歳時記の例句を見ますと、鞘インゲンを詠んだものと思われる句もあります。
●季語を含んだ句について、大まかに二つの詠み方があります。これは主として流派の違いでもあります。
①季語「隠元豆」をはじめに決めておき、その季語で詠む場合。これはホトトギス系の流派が詠む方法です。ですから、季語と実際がずれることはありません。
②一方、私たちのように、実景を見てそれを詠む方法をとると、季語と季節が少しずれることが、ときどきあります。
この場合は、そのまま詠みます。ですが、ここで大切なのは、季節感です。「季感」と言います。これが大事です。「鞘インゲン」となれば、これは青い鞘を思うわけですから、夏のものになります。
●みよさんの今回の句では、鞘インゲンとして詠んでさしつかえないです。これを秋の句とするか、夏の句とするかは、主宰の考えによります。実景を詠んだ場合は、ずれることがあります。
●今回の句の場合、一度に多くを言って少し無理があります。俳句は器が小さいので、一つの事しか言えません。
「踏み台を降りて笊満つ鞘インゲン」の
「踏み台を降りて笊満つ」は、なぜ、踏み台を降りて笊が満つのか、わかりにくいです。語順を変えるとわかりやすくなります。
★踏み台を降りて満ちたる鞘インゲン(正子添削)
★梅雨晴れや葉陰ふくらむズッキーニ(原句)
梅雨晴れや葉陰にふくらむズッキーニ(正子添削)
「葉陰ふくらむ」となった場合、「葉陰」が「ふくらむ」の意味になります。助詞の「に」は省略できません。(髙橋正子)
★明日七夕求肥の星を皿に置く(原句)
★明日七夕求肥の星を皿に置き(正子添削)
「皿に置く」は間違いではありませんが、説明的ですので、余情が少なくなります。「置き」と連用形で止めて余情を出しました。(髙橋正子)
7月1日
〇小口泰與
★空梅雨の上州の山くっきりと★★★
★滑らかに田植機駆ける田植かな(原句)
田植機が滑らに動いている様子ですが、「駆ける」は、速く走る意味ですので、そこまでのスピードはないと思えます。適切な語を選ぶ必要があります。
★滑らかに田植機進み田植かな(正子添削)
★まなかいの三山見事夏の朝(原句)
「見事」が散文てきなので、ここをなおします。
★まなかいの三山あざやか夏の朝(正子添削)