■10月月例ネット句会ご案内■

■10月月例ネット句会ご案内■
10月月例ネット句会を下記の通り開催しますので、ご参加くださいますよう、ご案内いたします。

期 日  :10月11日(日)
①投句:当季雑詠3句
10月5日(月)午前6時~10月11日(日)午後5時
②投句は、下記アドレスの月例ネット句会のの<コメント欄>にお書き込みください。
https://suien.ne.jp/getsureikukai
※どなたでも投句できます。

▼互選・入賞・伝言
①互選期間:10月11(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:10月12日(月)(スポーツの日)
③伝言・お礼等の投稿は、10月12日(月)~
10月15日(木)
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
※ここは、ご案内のみです。ご投句はなさらないでください。

自由な投句箱/10月1日~10月10日

※当季雑詠(秋)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。

(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子

今日の秀句/10月1日~10月10日

10月4日(2句)
★真っ青はこの空の色天高し/多田有花
★コスモスや白と赤とのもつれ合い/廣田洋一

10月3日(1句)
★残菊に挨拶のごと揚羽蝶/廣田洋一
「残菊」と「揚羽蝶」の取り合わせに妙がある。名残りに菊に、こちらも秋蝶となった揚羽蝶が離れては寄り、寄っては離れ、軽く挨拶をしている。残菊と揚羽蝶の世界にそっと自分を置いた自然さがいい。「挨拶のごと」の「ごと」は、一考の余地がある。(髙橋正子)

10月2日
該当句無し

10月1日(1句)
★夜のまだ浅し妻恋う鹿の声/多田有花(正子添削)
鹿は薄暮性の動物と言われ、夕方から早朝に、 とくに秋の繁殖期にはよく鳴く。 鹿の妻恋う声は古来、深夜の静寂・孤独・切迫感と結びつき、 多くは 夜の深まり を背景としている。この句の新しさは、「夜のまだ浅し」という時間層の鹿の声 を捉えたことにある。浅い夜に、「妻恋う」と言いながらも、ただ響く声として受けとめている。 その感覚は現代的とも言えよう。 (髙橋正子)

10月1日~10月10日

10月4日(3名)
多田有花
秋晴れや近く見えたり播磨富士★★★
真っ青はこの空の色天高し★★★★
日の出待つ山の間を霧流る★★★
「日の出を待つ」と「霧流る」は並列されているので、どちらかに重心を置くと句がまとまります。(髙橋正子)

廣田洋一
椿の実縦に切れ目の入りにけり★★★
コスモスや白と赤とのもつれ合い★★★★
花梨の実熟れて落ちたる用水路★★★
「熟れて落ちたる」が説明になっていて、これは省略できるところです。
俳句では「結果だけを置く」ことで景が澄みます。(髙橋正子)

上島祥子
放校のチャイムの澄める秋句会★★★
秋帽子山行き列車へ列揃え★★★
句材はいいです。視点が散っているなのが惜しいです。(髙橋正子)
新米の研ぎ音軽く厨の夕★★★

10月4日(3名)
多田有花
秋晴れや近く見えたり播磨富士★★★
真っ青はこの空の色天高し★★★★
日の出待つ山の間を霧流る★★★

廣田洋一
椿の実縦に切れ目の入りにけり★★★
コスモスや白と赤とのもつれ合い★★★★
花梨の実熟れて落ちたる用水路★★★

上島祥子
放校のチャイムの澄める秋句会★★★
秋帽子山行き列車へ列揃え★★★★
新米の研ぎ音軽く厨の夕★★★

 

★★★★
新米の研ぎ音軽く厨の夕★★★

10月3日(3名)
多田有花
おやすみと真夜中の月が顔を出す★★★
秋日和外壁リフォームの進む★★★
分解を諦め収納秋の扇風機★★★

廣田洋一
軒先に柿を吊るせし里の家★★★
月隠す雲の明るき空蒼し★★★
残菊に挨拶のごと揚羽蝶★★★★

小口泰與
野分来てすそ野の田畑荒れ狂う★★★
渡り鳥はかなき命預け飛ぶ★★★
なめらかな石に愛撫や石たたき★★★

10月2日(2名)
廣田洋一
高々と黄の穂を揺らす泡立草★★★
筆柿と種無しの柿並ぶ店★★★
焼き立ての鰯を盛りて夕餉かな★★★

小口泰與
落おちて鮎は釣られし利根下流★★★
三山を妬みて利根の川原石★★★
カンナ咲く本屋の引戸古りにけり★★★

10月1日(4名)
多田有花
夜はまだ浅し妻恋う鹿の声(原句)
夜のまだ浅し妻恋う鹿の声(正子添削)
「夜は」の「は」は限定の意味がありますので、「夜は」で止まって、読み手はいろいろ考えてしまいます。(髙橋正子)

アップデート待ちつつ眺め更待月★★★
有明や日差しはすでに山頂へ★★★

廣田洋一
通信塔白く光りて秋澄める★★★
紅の夢てふ赤肉の林檎かな★★★
新蕎麦の幟はためく定食屋★★★

小口泰與
遠嶺より日の出でたるや沼の秋(原句)
遠嶺より日の出でたるや秋の沼(正子添削)
「沼の秋」が抽象的のなりすぎています。「秋の沼」とするほうが、景色が具体的になり、イメージがはっきりします。(髙橋正子)

稲雀腹ふくらまし枝先へ★★★
二つ三つ残りし柿に鴉かな★★★

土橋みよ
青蜜柑なくて指先香りけり★★★
「青蜜柑なくて」は意味がとりにくいです。(髙橋正子)

また同じページへ戻り夜長かな★★★
秋光へ支えの手あり膝上がる★★★