8月1日~8月10日

8月1日(4名)
廣田洋一
ふわふわと尾びれの白き金魚草★★★
団地の風捉えて揺るる夾竹桃★★★
園児らの今日も挨拶百日草★★★

どの句も素材は良いですが、俳句としての焦点が少し甘いので惜しいです。(髙橋正子)

多田 有花
不如帰一声鳴いて八月に★★★
朝涼や巣立ち間近の雛つばめ★★★
万国の蓮を咲かせる休耕田★★★★
「咲かせる」が説明的なので「咲かせる」では、蓮の花の様子が想像しにくいです。「咲かせる」は省略可能です。蓮の広がりをどう一句に凝縮するかが鍵。(髙橋正子)

小口泰與
赤城より風の道あり植田風★★★
たもとおる利根の川原や鮎釣師★★★
一瞬に沼を横切る夏燕★★★

句材は良いですが、言葉の選択で損をしています。(髙橋正子)

土橋みよ
 北海道大学キャンパス3句
風涼し古き校門人絶えず★★★
青葉風学生走る構内路★★★
水掬う夏川かつて鮭のみち★★★

句の焦点が散っているで惜しいです。(髙橋正子)


コメント

  1. 多田 有花
    2026年8月2日 8:14

    正子先生
    「万国の蓮を咲かせる休耕田」に
    ご指導をいただきありがとうございます。
    近所の休耕田で水システムを構築しさまざまな
    種類の花を咲かせておられる方があります。
    これほど蓮が多種多様であったかと驚きます。
    日の出の頃にここへ見に行きました。
    「万国の蓮に朝日や休耕田」としてみました。