※当季雑詠(秋)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。
(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子
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花冠代表 髙橋正子
コメント
多田有花
2026年10月1日 8:22
夜はまだ浅し妻恋う鹿の声
アップデート待ちつつ眺め更待月
有明や日差しはすでに山頂へ
通信塔白く光りて秋澄める
紅の夢てふ赤肉の林檎かな
新蕎麦の幟はためく定食屋
遠嶺より日の出でたるや沼の秋
稲雀腹ふくらまし枝先へ
二つ三つ残りし柿に鴉かな
青蜜柑なくて指先香りけり
また同じページへ戻り夜長かな
秋光へ支えの手あり膝上がる
高々と黄の穂を揺らす泡立草
筆柿と種無しの柿並ぶ店
焼き立ての鰯を盛りて夕餉かな
落おちて鮎は釣られし利根下流
三山を妬みて利根の川原石
カンナ咲く本屋の引戸古りにけり
おやすみと真夜中の月が顔を出す
秋日和外壁リフォームの進む
分解を諦め収納秋の扇風機
軒先に柿を吊るせし里の家
月隠す雲の明るき空蒼し
残菊に挨拶のごと揚羽蝶
野分来てすそ野の田畑荒れ狂う
渡り鳥はかなき命預け飛ぶ
なめらかな石に愛撫や石たたき
秋晴れや近く見えたり播磨富士
真っ青はこの空の色天高し
日の出待つ山の間を霧流る
椿の実縦に切れ目の入りにけり
コスモスや白と赤とのもつれ合ひ
花梨の実熟れて落ちたる用水路
放校のチャイムの澄める秋句会
秋帽子山行き列車へ列揃え
新米の研ぎ音軽く厨の夕
澄む秋にガレージの屋根取り換える
出かけんとする朝の月見上げ
<鶉野飛行場跡>
特攻の遺跡に二十三夜月
秋晴や稲穂の光波打ちて
道の辺の咲き乱れたる野菊かな
団栗やひとつ転がる足の先
<鶉野飛行場跡三句>
海軍の飛行場跡天高し
どこまでも空澄む日なり慰霊の碑
秋空へ飛び立つ如し特攻機