自由な投句箱/10月1日~10月10日

※当季雑詠(秋)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。

(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子


コメント

  1. 髙橋正子
    2026年10月1日 9:43

    多田有花
    2026年10月1日 8:22
    夜はまだ浅し妻恋う鹿の声
    アップデート待ちつつ眺め更待月
    有明や日差しはすでに山頂へ

  2. 廣田洋一
    2026年10月1日 11:10

    通信塔白く光りて秋澄める
    紅の夢てふ赤肉の林檎かな
    新蕎麦の幟はためく定食屋

  3. 小口泰與
    2026年10月1日 14:11

    遠嶺より日の出でたるや沼の秋
    稲雀腹ふくらまし枝先へ
    二つ三つ残りし柿に鴉かな

  4. 土橋みよ
    2026年10月1日 18:57

    青蜜柑なくて指先香りけり
    また同じページへ戻り夜長かな
    秋光へ支えの手あり膝上がる

  5. 廣田洋一
    2026年10月2日 11:38

    高々と黄の穂を揺らす泡立草
    筆柿と種無しの柿並ぶ店
    焼き立ての鰯を盛りて夕餉かな

  6. 小口泰與
    2026年10月2日 14:19

    落おちて鮎は釣られし利根下流
    三山を妬みて利根の川原石
    カンナ咲く本屋の引戸古りにけり

  7. 多田有花
    2026年10月3日 8:06

    おやすみと真夜中の月が顔を出す
    秋日和外壁リフォームの進む
    分解を諦め収納秋の扇風機

  8. 廣田洋一
    2026年10月3日 12:07

    軒先に柿を吊るせし里の家
    月隠す雲の明るき空蒼し
    残菊に挨拶のごと揚羽蝶

  9. 小口泰與
    2026年10月3日 15:23

    野分来てすそ野の田畑荒れ狂う
    渡り鳥はかなき命預け飛ぶ
    なめらかな石に愛撫や石たたき

  10. 多田有花
    2026年10月4日 9:52

    秋晴れや近く見えたり播磨富士
    真っ青はこの空の色天高し
    日の出待つ山の間を霧流る

  11. 廣田洋一
    2026年10月4日 11:23

    椿の実縦に切れ目の入りにけり
    コスモスや白と赤とのもつれ合ひ
    花梨の実熟れて落ちたる用水路

  12. 上島祥子
    2026年10月4日 22:31

    放校のチャイムの澄める秋句会
    秋帽子山行き列車へ列揃え
    新米の研ぎ音軽く厨の夕

  13. 多田有花
    2026年10月5日 8:40

    澄む秋にガレージの屋根取り換える
    出かけんとする朝の月見上げ
    <鶉野飛行場跡>
    特攻の遺跡に二十三夜月

  14. 廣田洋一
    2026年10月5日 10:43

    秋晴や稲穂の光波打ちて
    道の辺の咲き乱れたる野菊かな
    団栗やひとつ転がる足の先

  15. 多田有花
    2026年10月6日 8:05

    <鶉野飛行場跡三句>
    海軍の飛行場跡天高し
    どこまでも空澄む日なり慰霊の碑
    秋空へ飛び立つ如し特攻機

  16. 廣田洋一
    2026年10月6日 10:27

    高原の草々光る星月夜
    川風の吹き抜けて行く野菊かな
    柚子たわわ辺りの空を和ませて

  17. 土橋みよ
    2026年10月6日 18:06

    秋白し脳をしゃもじの回りけり
    サイレンの二つ唸りて夜寒かな
    退院
    金木犀匂いて門の近きかな

  18. 小口泰與
    2026年10月7日 8:49

    落鮎や利根の大岩でんとあり
    雨降りて激しき流れ下り鮎
    天守より見ゆる大河や鶴来る

  19. 廣田洋一
    2026年10月7日 12:00

    秋晴や八幡宮に鳶舞へり
    あの角を曲がればそこに金木犀
    墓原に色濃く咲ける萩の花

  20. 多田有花
    2026年10月7日 13:16

    <鶉野飛行場跡三句>
    紫電改間近に見たる秋日かな
    落下傘に残る墨痕秋気澄む
    滑走路跡の空澄み渡り広々と

  21. 土橋みよ
    2026年10月7日 19:44

    帰り来し庭の小菊の初蕾
    立て膝に手を預け秋の更衣
    夜寒かな両の手湯呑を支えけり

  22. 川名ますみ
    2026年10月7日 21:08

    秋川にクレーン高々橋を架く
    秋川に空より架かる橋新た
    多摩川に大橋架かり秋高し