金木犀と秋祭り/10月7日(火)

俳句
朝もやに混じりて香る金木犀

○今朝、金木犀の匂いがした。うっすらとした靄に混じってかすかに匂う。秋祭りが近い。松山の祭りはもう始まっているのかも。愛媛の秋祭りは、西から東へと移ってゆく。

郷里の農村では、以前、祭りは一斉ではなかった。少しずつ村をずれて行われ、親戚同士、祭りの客を呼び、呼ばれした。よそゆきを着て、自分の村と違う隣村の神社の祭りにでかけるのも、閉鎖的な農村では、新鮮な気分になれたものだ。祭りは、収穫の感謝と慰労を兼ねて、祭礼としてのうやうやしさもあったが、昨今は、祭りというだけのものになっているのだろう。

紅茶とマリービスケット/10月6日(月)

俳句
朝寒の紅茶薔薇色までならず

○午前中小雨。午後晴れ。

○荘二さん、句集出版の件で来宅。帰りに和代さんのお米をほんの少しおすそ分け。

○紅茶とビスケットというクラッシクなスタイルでお茶を飲む。マリービスケットは久しぶり。固さと凝らない味がいい。