曇りたり、晴れたり
秋の池水輪うすうす水馬 正子
蜂・とんぼ釣舟草を移りつつ 正子
網ほおずき朱の実の透け三つならび 正子
水引草澄みたる朱は山のもの 正子
花びらの全き野菊並びあい 正子
どんぐりを踏めば木の音靴底に 正子
露草の青濃きことも昼下がり 正子
紅芒ほどけし姿みな同じ 正子
●午後1時過ぎに四季の森公園へ出かけた。春の風邪ひき、夏の猛暑で、ずっと体調がよくなかった。涼しくなって、ようやく体調が落ち着いて一人で外出する不安がなくなった。四季の森公園は、日曜日で、人はほどほど。蓮池のほとりの木道から奥へ進んだ。今日は翡翠を撮る人たちは二人。雨が降り続いた後の晴れ間なので、小川の水が音を立てて池に流れ込んでいた。ガビチョウの声が公園中に響いている。咲いている花は、静かな秋の花。プロムナードには公園までずっと金木犀が匂っていた。金木犀の匂いがして来ると、秋祭りが近づいていることを知る。
今日、一番の花さかりは、ツリフネソウ。キツリフネソウもある。ユウガギク、ノギク、ミゾソバ、ミズヒキソウ、キンミズヒキ、枯れたままのワレモコウ、ススキ、アミホオズキ、カマズミの実など。小さい蜻蛉は、赤とんぼの一種のようだが名前がわからない。胴の長い蜂がツリフネソウの蜜を吸っていた。この蜂も名前がわからない。花粉は身に付けているようだ。
ツリフネソウを見ると、信之先生と来たことを思い出す。いつも葦原の奥のデッキで休んだ。ツリフネソウが咲くときによく来ていた。
ユウガギクは、柚子の香がするというので、葉をちぎって、重ねて匂うといい匂いがする。菊と柚子の間のような匂いだが、やはり菊の匂い。
池のあめんぼうが広げる輪が、1メートルぐらいにもなる。水の表面を気配のように波紋が広がる。
中山駅口のベーかリーであんぱんを買っていた。ほとんどない事なのに、水筒を忘れた。自販機で水を買う。園内の静かさは、秋の静かさというのだろう。澄んで、静かで、やわらかな光が届いている。音楽にもたとえようがない。これまでにない、地球に恵まれた静かさだと思いながら、園内を1時間ほど歩いて帰宅。今日の行程は3km。
●4時半に帰宅したので、お風呂に入ったり、夕食の支度をした。夕食後は、四行詩の25番の日本語訳に手を入れる。完成としていい。今日は、
休むことにした。夜は冷えたので、ひざ掛けを出す。暖房がいりそう。