8月21日(日)


●8月月例ネット句会開催。
オリンピックも終盤となり、高校野球も決勝戦を待つばかりとなり、テレビ、ラジオもそろそろ落ち着いてきた。落ち着いて投句いただけるだろう。

●「俳句添削教室」の掲示板は有料なので、今日利用料を払って更新した。「俳句添削教室」から花冠に入会された方がほとんど。ネットだけの俳句指導は、歯がゆいところがある。それをネットで俳句を勉強されるかたにわかってもらうのは至難のわざ。

●8月月例ネット句会のご案内●


●8月月例ネット句会のご案内●

①花冠会員・同人であれば、どなたでも投句が許されます。花冠会員・同人以外の方は花冠発行所にお申し込みください。
②当季雑詠(秋の句)計3句をブログ<コメント欄>にお書き込みください。
③投句期間:2016年8月18日(木)午前0時~8月21日(日)午後6時
④選句期間:8月21日(日)午後6時~午後9時
⑤入賞発表:8月22日(月)午前10時
⑥伝言・お礼等の投稿は、8月22日(月)午前10時~8月23日(火)午前10時

◆8月月例ネット句会清記◆


2016年8月21日

■8月月例ネット句会清記
11名33句

01.夕日映え東の空に入道雲
02.鯔飛ぶや鷺の佇む被爆川
03.書斎より「サノヨイヨイ」の盆踊
04.次次にかなかならしく鳴きにけり
05.秋の水山間の里走りけり
06.一筆を画布に添えけり秋気澄む
07.名乗り出で寸暇惜しむや法師蝉
08.喫水線の水脈深々と秋の潮
09.秋潮の運河きらめく入日かな
10.籾殻に隠れし林檎香り立つ

11.雨上がり晴れたる空に秋の雲
12.木槿咲き客の送迎定食屋
13.木漏れ日の明るさに見る秋気
14.鰯雲白きを見れば旅心
15.水澄める箕面の谷の楓かな
16.啼き合いて秋燕万羽葦の原
17.リオ五輪見つつ窓辺の遠花火  
18.子らの乗る飛機遠ざかる鰯雲
19.初鳴きの鈴虫音色がぎこちなく
20.仕事終え歩く夜道に虫の声

21.夕暮れの空に茜の鰯雲
22.回覧板持ちゆけば知る地蔵盆
23.カマキリの怒りは吾へ指差せば
24.一本の鉢植え甘藷の葉は繁り
25.切り分けて冷えたる西瓜の赤尖る
26.クーラーに吾亦紅活け秋呼べり
27.薄まりし藍の色なる牽牛花
28.卓上の西瓜が切られ内部の赤
29.団らんの卓に西瓜の赤楽し
30.じゃがいもときゅうりのサラダ卓に盛らる

31.花火の光り河川敷へと落ちてゆく
32.灰色に分厚く満ちる夕立雲
33.街路樹に秋蝉小さく鳴いている
 
※互選を開始してください。