2026年8月4日 12:13
■8月月例ネット句会ご案内■
8月月例ネット句会を下記の通り開催しますので、ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
期 日 :8月9日(日)
①投句:当季雑詠3句
8月3日(月)午前6時~8月9日(日)午後5時
②投句は、下記月例ネット句会ブログの<コメント欄>にお書き込みください。
https://suien.ne.jp/getsureikukai
※どなたでも投句できます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:8月9(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:8月10日(月)
③伝言・お礼等の投稿は、8月10日(月)~
8月13日(木)
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
※当季雑詠(夏)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。
(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子
●「自由な投句箱・添削教室」は、下方↓ の欄にあります。
8月3日(2句)
★水面をすれすれに飛ぶ夏燕/小口泰與
★金色の夕日を通す夏柳/上島祥子
8月2日
★須磨沖をゆく帆船や夏盛ん/多田有花
「須磨」の地名のゆかしさが読みとれ、夏の盛りの沖をゆく帆船の帆の白さが印象に残ります。夏沖の爽快さが伝わります。素直に景が立ち上がり、季語が生きている秀句です。(髙橋正子)
8月1日
該当句無し
8月3日(4名)
多田 有花
大阪駅いま夕立の通り過ぎ★★★
夕立や芦屋の街をさっぱりと★★★
朝涼のカフェは開店準備中★★★
小口泰與
水面をすれすれに飛ぶ夏燕★★★★
日を受けて蚯蚓干からびころころと★★★
蜻蛉の水面つんつん水輪かな★★★
廣田洋一
川縁の並木抜け来る風涼し★★★
病葉や風に吹かれて裏返り★★★
紫陽花や変化を終えて乾きおり★★★
上島祥子
展望の窓に重たく夏曇★★★
金色の夕日を通す夏柳★★★★
風鈴の澄む音続く端居かな★★★
8月2日(3名)
多田 有花
蓮育てし人と会話の日の出どき
「育てし」が説明で、季節も曖昧です。「咲かせし」にしてはどうでしょうか。咲いている季節に焦点があたります。(髙橋正子)
須磨沖をゆく帆船や夏盛ん★★★★
着陸す入道雲を背景に★★★
何が着陸するのか、読み手に委ねすぎです。(髙橋正子)
小口泰與
鮎釣りの長き釣竿たもとおる★★★
暑き日を髪膚に浴びし沼の釣★★★
鮎釣りの長竿重し風の中★★★
廣田洋一
夫婦して木の枝払ふ朝の庭★★★
代表選手旗振り送る夏の空★★★
チェンソーや杉林へと枝払う★★★
惜しい句です。(髙橋正子)
8月1日(4名)
廣田洋一
ふわふわと尾びれの白き金魚草★★★
団地の風捉えて揺るる夾竹桃★★★
園児らの今日も挨拶百日草★★★
どの句も素材は良いですが、俳句としての焦点が少し甘いので惜しいです。(髙橋正子)
多田 有花
不如帰一声鳴いて八月に★★★
朝涼や巣立ち間近の雛つばめ★★★
万国の蓮を咲かせる休耕田★★★★
「咲かせる」が説明的なので「咲かせる」では、蓮の花の様子が想像しにくいです。「咲かせる」は省略可能です。蓮の広がりをどう一句に凝縮するかが鍵。(髙橋正子)
【改作】万国の蓮に朝日や休耕田/多田有花
小口泰與
赤城より風の道あり植田風★★★
たもとおる利根の川原や鮎釣師★★★
一瞬に沼を横切る夏燕★★★
句材は良いですが、言葉の選択で損をしています。(髙橋正子)
土橋みよ
北海道大学キャンパス3句
風涼し古き校門人絶えず★★★
青葉風学生走る構内路★★★
水掬う夏川かつて鮭のみち★★★
句の焦点が散っているで惜しいです。(髙橋正子)
8月2日
土橋みよ
①「開拓碑欅を鳴らす夏の風」を作り直してみました。
欅鳴る夏風に立つ開拓碑
②「水掬う夏川かつて鮭のみち」を作り直してみました。
立秋後に、投句することを想定して、
水の秋昔昇りし鮭のみち
8月2日
土橋みよ
①「開拓碑欅を鳴らす夏の風」を作り直してみました。
欅鳴る夏風に立つ開拓碑
【ご返事】
「欅鳴る」が力強く立ち上がっています。「立つ」は開拓碑の様子なので、イメージがはっきりしました。北海道の夏の爽やかさが詠めていると思います。(髙橋正子)
②「水掬う夏川かつて鮭のみち」を作り直してみました。
立秋後に、投句することを想定して、
水の秋昔昇りし鮭のみち
【ご返事】
「水の秋」が効いています。「昇りし」の「し」は過去の意味を表わす助動詞「き」の連体形なので、この一語で過去のことであることがわかります。やや説明的な「昔」を使わないでよくなります。
水の秋鮭の昇りし川のみち(正子添削)
では、いかがでしょうか。(髙橋正子)