※当季雑詠(夏)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。
(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子
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花冠代表 髙橋正子
コメント
小口泰與
妙義山(みょうぎ)へと春の日刻刻しざりゆく
春の森しじに泡立つ炭酸水
大沼の大きな静寂翁草
女子衆も声を合わせて三社祭
伸び来たる枝の先なり朴の花
紅白の鐘を並べて釣鐘草
濃い緑淡きみどりや春の森
沼の波荒立ち立つや春の朝
つやつやの柿の葉数多春日差す
<大分駅三句>
夏きざす大分駅に降り立ちぬ
はつなつやコンコースゆくミニトレイン
風薫る九州横断特急に乗れば
祭提灯連なり揺れる大通り
朴の花向こうに見ゆる青き空
卯の花や花弁こぼす雨の中
<豊後竹田駅三句>
阿蘇へ行く列車見送り初夏のホーム
瓦光る五月の豊後竹田駅
はつなつの静けさ駅前ロータリー
孕み雀トタンの屋根をとんとんと
鴨引くやしじに波立つ山の沼
春蝉や園児の網の届かざる
松蝉やギーギーと舟漕ぎてをり
紅空木雨に打たれて光りをり
金鶏菊高々揺れる土手の道
夏の野の牛にしざるる小犬かな
時鳥鳴くや湖畔の笹林
郭公や蔦の乱舞の森の中
赤々と光を放つ桜の実
昼顔や横一列に並びをり
鯉の群小さくなりし夏の川
<長湯温泉・大丸旅館三句>
芹川の対岸に揺れる藤の花
夏浅き流れを見やる部屋に座す
対岸は新緑さらに青き空
<長湯温泉・大丸旅館三句>
薫風や小さき露天の湯に入りぬ
湯上りの身を籐椅子に寛がせ
青紫蘇にのれる馬刺しを堪能す
牡丹の散りし花びら庭覆う
九十九折のぼりて浴びる若葉風
寺を辞す夏蝉の声高らかに
夏の原ボール蹴り合う子らの声
川縁の椅子に座りてソーダ水
紫陽花の若木に咲きし小さき花
利根川の咫尺の鮎の遡上かな
尾根道の九十九折なり雲の峰
青芝を駆ける少年ラガー達
<長湯温泉・大丸旅館三句>
渓流をゆくか山女の姿揚げ
夏暁の空を映せる流れかな
明早し長湯温泉朝風呂に
<長湯温泉・大丸旅館三句>
夏浅し粥と卵の朝食を
朝の珈琲窓辺にありぬ額の花
老舗旅館花と兜を飾りけり
<豊後竹田駅三句>
姫だるまに送られ竹田の初夏後に
首夏の九州横断特急待つ
断崖に新緑豊後竹田駅
ビールより酒に親しむ一老人
初夏の雲利根の流れにふうわりと
青芝を踏みしだきたるラガー達
細道へ萱草の花零れをり
茉莉花や白き匂いの満ちてをり
柏葉紫陽花すいと立ちたる白き房
足利織姫神社3句
庭静か若葉に燃える朱の社
若葉冷え石段行くや嫁御寮
くす若葉裾持ち上げて少女行く
<津久見市三句>
豪快に焼かれて夏の鮪かな
遠方より来りて薔薇咲く家に入る
釣り上げし桜鯛下げ男来る
<津久見市三句>
懐かしき人と甘夏ゼリー食ぶ
庭先に甘夏の花咲く家よ
木にありし甘夏蜜柑すべて採る
青芝を踏みしだきたるラガー達
鴨の来て沼の静寂を破りけり
鳴き声の湖面に乗りて夏の鳥