自由な投句箱/5月11日~5月20日

※当季雑詠(夏)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。

(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子


コメント

  1. 髙橋正子
    2026年5月11日 10:46

    小口泰與
    妙義山(みょうぎ)へと春の日刻刻しざりゆく
    春の森しじに泡立つ炭酸水
    大沼の大きな静寂翁草

  2. 廣田洋一
    2026年5月11日 13:55

    女子衆も声を合わせて三社祭
    伸び来たる枝の先なり朴の花
    紅白の鐘を並べて釣鐘草

  3. 小口泰與
    2026年5月12日 8:03

    濃い緑淡きみどりや春の森
    沼の波荒立ち立つや春の朝
    つやつやの柿の葉数多春日差す

  4. 多田有花
    2026年5月12日 10:04

    <大分駅三句>
    夏きざす大分駅に降り立ちぬ
    はつなつやコンコースゆくミニトレイン
    風薫る九州横断特急に乗れば

  5. 廣田洋一
    2026年5月12日 12:00

    祭提灯連なり揺れる大通り
    朴の花向こうに見ゆる青き空
    卯の花や花弁こぼす雨の中

  6. 多田有花
    2026年5月13日 9:27

    <豊後竹田駅三句>
    阿蘇へ行く列車見送り初夏のホーム
    瓦光る五月の豊後竹田駅
    はつなつの静けさ駅前ロータリー

  7. 小口泰與
    2026年5月13日 9:33

    孕み雀トタンの屋根をとんとんと
    鴨引くやしじに波立つ山の沼
    春蝉や園児の網の届かざる

  8. 廣田洋一
    2026年5月13日 15:28

    松蝉やギーギーと舟漕ぎてをり
    紅空木雨に打たれて光りをり
    金鶏菊高々揺れる土手の道

  9. 小口泰與
    2026年5月14日 7:26

    夏の野の牛にしざるる小犬かな
    時鳥鳴くや湖畔の笹林
    郭公や蔦の乱舞の森の中

  10. 廣田洋一
    2026年5月14日 10:41

    赤々と光を放つ桜の実
    昼顔や横一列に並びをり
    鯉の群小さくなりし夏の川

  11. 多田有花
    2026年5月14日 12:13

    <長湯温泉・大丸旅館三句>
    芹川の対岸に揺れる藤の花
    夏浅き流れを見やる部屋に座す
    対岸は新緑さらに青き空

  12. 多田有花
    2026年5月15日 10:32

    <長湯温泉・大丸旅館三句>
    薫風や小さき露天の湯に入りぬ
    湯上りの身を籐椅子に寛がせ
    青紫蘇にのれる馬刺しを堪能す

  13. 小口泰與
    2026年5月15日 11:58

    牡丹の散りし花びら庭覆う
    九十九折のぼりて浴びる若葉風
    寺を辞す夏蝉の声高らかに

  14. 廣田洋一
    2026年5月16日 11:00

    夏の原ボール蹴り合う子らの声
    川縁の椅子に座りてソーダ水
    紫陽花の若木に咲きし小さき花

  15. 小口泰與
    2026年5月16日 14:49

    利根川の咫尺の鮎の遡上かな
    尾根道の九十九折なり雲の峰
    青芝を駆ける少年ラガー達

  16. 多田有花
    2026年5月16日 18:35

    <長湯温泉・大丸旅館三句>
    渓流をゆくか山女の姿揚げ
    夏暁の空を映せる流れかな
    明早し長湯温泉朝風呂に

  17. 多田有花
    2026年5月17日 8:15

    <長湯温泉・大丸旅館三句>
    夏浅し粥と卵の朝食を
    朝の珈琲窓辺にありぬ額の花
    老舗旅館花と兜を飾りけり

  18. 多田有花
    2026年5月18日 8:20

    <豊後竹田駅三句>
    姫だるまに送られ竹田の初夏後に
    首夏の九州横断特急待つ
    断崖に新緑豊後竹田駅

  19. 小口泰與
    2026年5月18日 9:08

    ビールより酒に親しむ一老人
    初夏の雲利根の流れにふうわりと
    青芝を踏みしだきたるラガー達

  20. 廣田洋一
    2026年5月18日 10:52

    細道へ萱草の花零れをり
    茉莉花や白き匂いの満ちてをり
    柏葉紫陽花すいと立ちたる白き房

  21. 土橋みよ
    2026年5月18日 19:16

    足利織姫神社3句
    庭静か若葉に燃える朱の社
    若葉冷え石段行くや嫁御寮
    くす若葉裾持ち上げて少女行く

  22. 多田有花
    2026年5月19日 7:23

    <津久見市三句>
    豪快に焼かれて夏の鮪かな
    遠方より来りて薔薇咲く家に入る
    釣り上げし桜鯛下げ男来る

  23. 多田有花
    2026年5月20日 8:18

    <津久見市三句>
    懐かしき人と甘夏ゼリー食ぶ
    庭先に甘夏の花咲く家よ
    木にありし甘夏蜜柑すべて採る

  24. 小口泰與
    2026年5月20日 8:26

    青芝を踏みしだきたるラガー達
    鴨の来て沼の静寂を破りけり
    鳴き声の湖面に乗りて夏の鳥