※当季雑詠(春)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。
(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子
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花冠代表 髙橋正子
コメント
春疾風杉の古木のゆらゆらと
さもなくば山桜見て帰られよ
梅古木目を和ませる緑の葉
<朝来市生野町・旧浅田邸三句>
枝垂桜瀬音に近く咲きにけり
春の日や洋館に食ぶハヤシライス
川風を受けて揺れおり雪柳
<旧浅田邸二句>
花筏はや流れ来る瀬の中を
ガラス戸に映えたる枝垂桜かな
<姫宮神社>
清流を渡れば桜咲く社
櫻散り在所静かになりにけり
特選のハガキ届きし酒ほがい
鳥交るちょんちょんちょんと淡きかな
<朝来市生野町三句>
枝垂桜主となりし庭を見る
詣でたる春の日和の旧郷社
花びらのトロッコ軌道を歩きけり
藤垂れて空の深さを見せにけり
鶯の鳴き渡りたる並木道
軒下に雪崩れ咲きたる躑躅かな
さかずきに映る下山の春の山
山風や櫻蘂舞う峠道
いっときの空の蒼さや燕舞う
麗らかや川は南へ向き流る
<蒸気機関車C57遺構展示>
春日影煙室扉と動輪に
花時や昔栄えし鉱山町
クローバーの花輪をかけし女の子
グラウンドの空に高々いかのぼり
雨上がり花弁こぼす八重桜
さかしまに燕飛びけり沼の上
山風をいかんともせず小米花
利根川の荒波消える帰雁かな
青き踏む番の鳥と野を分ち
命日を待てず躑躅は咲き満ちて
若葉満ち一筆書きに庭囲う
ちらほらと咲き初む狗鷲桜かな
三つ葉躑躅路傍に咲ける帰り道
<JR神戸線車窓>
泉南まで今日は見えるや春曇
大仏の傍の句碑や春惜しむ
春の野や歩き始めし幼子と
ベンチにて次々繰り出す凧の糸
夕暮れや窓に映りし飛ぶ燕
夕日射す雪解けの山きらきらと
利根川の赤岩渡舟春日差す
淡黄色咲きなだれたり木香薔薇
つばめ飛ぶ朝日に翼ひらめかせ
はなみずき咲く街角を風渡る
春の日の木木の葉っぱの初初し
春風に誘われ出でし木木の芽よ
松風に誘われて鳴くまつくぐり
遠足の子ら熊よけの鈴をつけ
遠足の声の登れる高尾山
堰落ちる水と流れる春の色
残る花雨粒宿し光りをり
青き葉のきらめきてをり春景色
遠足の子ら熊よけの鈴をつけ
茹蛸や氷水の中赤深し
靴音の高く響くや夏の友
草ひとつなき裏庭や夕薄暑
雉鳩のわが目の前に舞い降りる
春たけて山の最もいきいきと
葱坊主備前の壺に生けられて
魚とりて鳴き声高き春翡翠
鳥声に混ざりて鶯高らかに
利根川の雪解の流れ定め無し
タケノコや和尚の鋤に土新た
ミツバチや樹をひとまわり小手毬へ
夏の市蟹の泡氷にこぼれけり
帰る日の近き鶫の野に立ちぬ
紅白の揃い咲きたる花水木
藤咲くや団地のフェンスに蔓巻いて
うすうすとしかも定かに春霞
雉鳴くや長きすそ野の蒼き空
雨の日も空にあがりて鳴く雲雀
街角の黄色まばゆしフリージア
春光の隈無く包むグラウンド
出勤の住民送る花水木
囀りや高枝の先はわがものと
ただいまと腰赤燕が巣づくりを
ぎっしりと花つけ平戸つつじかな
定め無き利根の流れや水の春
渓流の流れ爽やか風光る
石垣の残りし古城春の夢
昭和の日仕事に励む母なりき
紅と白領土分け合い馬肥
生垣の赤き躑躅や燃え立ちぬ
さにつらふ湖は春日を浴びており
爽やかな風の吹きけり春の湖
春の日の妙義山(みょうぎ)に落ちて鳥急ぐ
春昼やわが青春のありし部屋
小綬鶏が呼ぶ夕刻のひとときに
はなみずき送迎バスの来て止まる
ペデュキアを子に彩らるる昭和の日
梅若葉雫を円く雨上がる
鏡文字苗札の枠いっぱいに
さにつらう沼の夕日や春惜しむ
谷川のさばしる流れ雪消かな
乙鳥の鳴きたる湖に波立たず
栴檀の芽吹いて居りぬ枝の先
雨一日降りてやみての木の芽冷
春霖や育ちし家を売りに出す
跪きしろつめくさを近く見る
葱坊主熊ン蜂をとまらせる
交響曲たかまりゆきぬ春疾風
うららかや長きすそ野の爽やかに
さにつらう沼の夕日や春惜しむ
猫の目や菊戴の鳴くたびに