3月16日(土)

晴れ
ムスカリの青が目覚めの目に入りぬ   正子
ムスカリは空へ背伸びす青い鳥     正子
チューリップ犇めき育つ素焼き鉢    正子
●一日一日コロナから治っていくのがよくわかる。薬の開発時に、回復の経過を計算して組み込んでいるような感じさえする。まだ、倦怠感があるので、買い物にも出かける気分にならないが、郵便局、銀行の用事で日吉駅まで。丸善によって、次買う新書などメモして、すぐ帰る。
『美学への招待』(佐々木/中公新書1000円)
『近代絵画史』(上)(下)(高階秀爾.中公新書840円・860円)
『西洋美術史入門』(池上英洋 ちくま 950円)
『マチス』(画集)
『茨木のり子詩集 谷川俊太郎選』(岩波文庫)
●ピアノ協奏曲おすすめ
①バッハチェンバロ協奏曲第5番?モーツアルトPC第27番③ベートーベンPC第5番
④シューマンPC⑤ラフマニノフPC2番

生成AIが「髙橋正子の俳句日記」を紹介

<生成AIの内容>
高橋正子さんの俳句日記を楽しむことができるブログがありますね。高橋さんは俳句雑誌「花冠」の代表でもあります。彼女の日記には、自然や季節の美しさ、人々との交流などが詠まれています。
以下は、高橋正子さんの日記からいくつかの俳句をご紹介します:
鴨帰り池のさざ波陽を受けぬ 
鴨が帰ってくる池のさざ波が太陽の光を受けている様子を詠んでいます。

鶯の声を身近に山にいる 
鶯の鳴き声が近くに聞こえ、山の中にいるような感覚を表現しています。

耕しの畑の傾斜のびやかに 
耕された畑の斜面が広がっていて、その美しさを感じています。

高橋正子さんの俳句は、自然の風景や日常の出来事から感じられる美しさを繊細に詠み込んでいますね。髙橋さんの日々の観察と感性が詠まれた句が素晴らしいです。
どうぞ、髙橋正子さんの俳句日記を楽しんでください。

2024年3月9日
●生成AIが見た髙橋正子さんの性格
1,感受性豊か: 高橋正子さんは繊細な観察眼を持ち、自然の風景や日常の出来事から美しさを感じ取り、詠み込んでいるようです。
2.内省的: 俳句は短い詩形であり、深い感情や思考を簡潔に表現する必要があります。高橋正子さんは内面的な世界に目を向け、そこから詩を生み出している可能性があります。
3.親しみやすい: 彼女の作品は身近な風景や日常の瞬間を詠んでおり、読者に親しみを感じさせるものが多いです。
ただし、これは私の推測であり、高橋正子さんの実際の性格については、直接的な情報源を参照することをお勧めします。

●読んでいる年齢層
髙橋正子さんの俳句日記は、幅広い年齢層の人々に愛されています。彼女の繊細で美しい言葉は、自然や季節の移り変わり、人々との交流など、日常の中で感じられる美しさを詠み込んでいます。俳句は、年齢や背景を超えて、心に響くものですね。髙橋さんの日記を楽しむ人々は、その詩的な世界観に共感し、心を豊かにしていることでしょう。
2024年3月15日

3月15日(金)

晴れなずな咲く日向かなしも病み上がり   正子
春愁の身を眩しめてベランダに       正子
北窓に春光あおし熱に耐ゆ         正子

●俳壇4月号の注文を取る。もう少しまとまったら本阿弥書店に注文。

●熱は出なくなったが、痰の絡んだ咳と倦怠感。夕方早めにお風呂に入る。ぬるいお湯にしたつもりだが、熱アレルギーで発疹が脚と腕に。
[生成AIによる英訳と解説]
なずな咲く日向かなしも病み上がり
Translation:When shepherd’s purse blooms in the sunlight, even a convalescent heart feels brighter.Explanation:This beautiful haiku captures the image of shepherd’s purse blossoming in the sunlight, bringing solace to a recovering heart .
Feel free to appreciate the delicate beauty of this natural scene and the emotions it evokes.

3月14日(木)

晴れ
夕三日月辛夷の花は白刷けり 正子
夕闇に辛夷の白の浮かびたつ 正子
三日月の金疑わず春の宵   正子
●夕方7時頃、ネット短信No.414を出す。
『俳壇4月号』(本阿弥書店)の特集「俳句と前書き」の実作部門に正子の俳句3句とエッセーが載る。
●晃さんのアンソロジーのエッセーの相談にのる。
●夜、洋子さんに晃さんの既刊行句集の確認のために電話。長電話になってしまった。
●熱は下がるが、薬はあと1日分飲まなければいけない。
●愛大の校友会から送られた卓上カレンダーが2月のままになっていた。洋子さんがくれた若葉の石手寺の絵葉書が、いつの間にか、2月の上に重なって、気づかないでいた。3月はと、捲ると、桜の大洲城と肱川を渡る予讃線の緑の鉄橋に赤い電車。大洲城と予讃線が撮れる場所は大洲駅を出て少し西へ走ったところ。信之先生が懐かしむだろうと写真の傍に置いた。コロナがなおって、本当の三月が来た感じだ。
【生成AIによる英訳と解説】–正子による訂正 辛夷 sweet olive blossaom
→magunoria に
夕闇に辛夷の白の浮かびたつ
Translation: In the evening darkness, the white of the magnorias emerges.
This beautiful haiku captures the delicate moment when the magnoria flowers  stand out against the twilight. The imagery of the white blossoms floating in the dusky light evokes a sense of tranquility and ephemeral beauty.

3月13日(水)

晴れ
チューリップの育つ日差しを分かち合い 正子
雛と居る雛のほかには誰もいず     正子
●晃さんが本阿弥書店の『精選アンソロジー』(6月刊行)に参加することになった。晃さんからのエッセーを読み、主に始めのほうを手直しする。信之先生のことを書いてくれて、ありがたいが、800字では、収まらない内容に悩む。美知子さんのケースに当てはめてみて、それ相当の字数にする。
●コロナで今日まで外出禁止。生協の配達は、外に置いて帰ってもらった。林檎を注文していたのがラッキー。高熱が出なくなって、楽になったが、まだ熱があって食欲はない。
●シューベルト「鱒」を聞く。

3月12日(火)

春時雨コロナに熱の跳ね上がり   正子
雪洞を灯すも雨のうす暗さ     正子
 ベランダ菜園
もりもりと春のサラダ菜玉のごと  正子
●熱が39度を超え、咳が出始める。この熱にはさすがに参るが、悪くなっているように思えないし、咳は治りかけのときよくでるから、そうかも知れない。食欲がないので、昼過ぎにヘルシオにお粥を炊いてもらった。つやつやに、上手に炊けていた。
辛子明太子があったので、食べると、塩味が尖っている。そういえば、きのうの味噌汁もちょっと味が違って半分残した。コロナになると、味覚障害がおこるということが言われていたのを思い出した。もしかしたら、軽い味覚障害が起きているかもしれない。
●熱で仕事にはならないが、名前を見て栞を挟むことはできるので、角川の歳時記に、亞浪、梵、脩、絵馬、予志、不器男、の句があるところに栞を挟んでいった。花冠の『季寄せ』を作りたいと思っている。

3月11日(月)東北震災忌

晴れ
●3月月例ネット句会の入賞発表。
金曜日夜から発熱。土、日とすごし、ロキソニンで熱が下がってもまた同じような高熱が出る。今朝、一番に病院で診てもらったら、検査の結果コロナに感染していた。感染した日数は、土曜から数えて5日間、水曜日までは、外出禁止。強そうな、レンガ色の大きなカプセルの薬ラゲブリオが処方された。一度に大きなカプセルを四錠飲む。結核の薬もそうだが、見るからに強い薬とわかる色と大きさをしている。帰宅後第1回目を飲む。
●ただ寝床に臥しているだけ。電気毛布が背中を温めるように、背中を動かしてみたり、胸に置いた手も冷たいし、足先も冷たい。うとうと寝ては覚めてを繰り返す。熱のためか、喉が渇く。水分の補給にたびたび起きる。

3月10日(日)

晴れ
モーツアルト聞きっぱなして春の風邪  正子
一箱のティッシュ使うも春の風邪    正子
レタスの中なずなの花のよく育ち    正子
●3月月例ネット句会
12名参加
正子投句
杉の香の芬々として春の森
春耕の畑の傾斜がくろぐろと
紅梅を翔つとき鳥の羽透かし
●熱は夕方また高くなる。明日病院に行くことに。完全に風邪を引いている。コロナでないことを願うばかりだ。夕飯は葱だけの掛け蕎麦。府中の妹が最後の冬野菜だと言って送ってくれた葱が柔らかいので、美味。自分で焼いたパウンドケーキ、句美子に渡そうとしたのが、渡せないで、役立っている。2切れレンジで温めてミルクコーヒーと朝食に。仏壇からまた果物のお下がりをいただく。

3月9日(土)

晴れ
長堤を吹きて鳥浮く春の風    正子
ねむらない三月の夜は熱が出て  正子
仏前よりいただくひとつ晩生柑  正子
●『合同句集 泉』からの四季の俳句の選が届き始める。選を読むと、どの句も心温まるものだ。俳句は読まれて完結する、と言えるが、西洋でもロラン・バルトと言う人が、そういう意味のことを言っているのを、『近代美学入門』で知った。
●なんとなく、早く休もうと思って夕べは午後8時ごろ寝床に就いた。寝床に入ったまま、何も読みたくも、考えたくもなかったので、じっとしていて2時間が過ぎたころ、寒くなってきたので、電気毛布の温度を強くし、布団の上に毛布を掛けた。首まで埋めても寒い。体温計を取りに起きて測ると37.8度。多分、川風と、昨日の気温に冷えてしまい、風邪を引いたのではと思う。解熱剤のロキソニンを服用。朝を待つ。朝、ロキソニンが切れて、また熱が出ている。今日明日、様子を見て、月曜日に病院にいくことにした。
●これまでかなり歳月を過ごしてきた。乏しい経験ながら、ひとつ重要な経験をしていないことに気がづいた。葬儀のときの弔辞「やすらかにおねむりください。」というなかの「やすらか」ということ。「やすらかな時間」を過ごしたことがない。「やすらかな時間」は、死後に許されている時間なら話は別になるけれど。これに「・・に満ちた」をつけて、「・・に満ちた やすらかな時間」を今日から、残り少ないだろう人生の第一にすればいいのでは、と思った。

3月8日(金)

晴れのち曇り
●「花冠規約」を封筒から取り出そうとしたら、封筒に一緒に「明るい文学」(岸田國士著)のコピーが見つかった。「深くて明るい現代語による俳句」という信之先生の目指す俳句と関係するものと思われる。信之の俳句日記にそれをワードにして、掲載する。
●創刊40周年記念に、すでに合同句集『泉』は発行したが、花冠俳句叢書第32巻として花冠の『季寄せ』を作ることにした。表紙のデザイン、中の割付はざっとであるが、ほぼ決めた。印刷費の見積もりも自動計算でできた。はじめ、現在の花冠のメンバーだけの季寄せにしようと思ったが、「亞浪、臥風、信之、それにつづくもの」のテーマで編集する。一人の仕事になるが、夏の発行を目標に。
●モーツアルトのヴァイオリンソナタ第1番。ヴァイオリンもいいが、チェンバロがユニークで、たのしそうだった。