7月7日(水)

★学生食堂ひとりの顔に夏日あり  正子
学生食堂で大勢の学生が食事に余念がない。と、一人の顔は日焼けして、沖縄にでも行っていたのだろうか、もうすっかり夏の気配をただよわせている。若者の日常を想像させるスナップショットのような御句かと思いました。 (河野啓一)

○今日の俳句
北摂の山を遠くに夏野行く/河野啓一
北摂の青い山々を遠く眺めながら、夏の野を行く。広やかにすずしい心を共に感じる。(高橋正子)

◇生活する花たち「アリストロメリア」(横浜日吉本町)