5月26日(日)

晴れ

●芍薬忌ネット句会の入賞発表をする。

●夕方句美子がくる。びっこを引いているので聞くと、通勤電車で女の人に足を思い切り踏まれたという。足の指の骨が折れたかと思うほど痛くて、内出血して大変なことになっていると言う。そんなに混んでいなかったというのに、思わぬことが起きる。電車から降りて何とか歩いて来たという。

●今日のような気持のいい気候のときは、ケーキを焼くのがおっくうでなくなる。朝食やお茶に便利なように人参ケーキを焼く。ケーキ作りで粉を篩うのが意外と面倒。もう一本分の粉を篩っておいた。焼いている途中、50分焼かなくてはいけないのに、20分ばかりするとオーブンの電気が切れる。最近、度々、こんな具合。切れるたびスイッチを入れ直すと、遜色なく焼けるが、コンピューターがこわれているのか、寿命なのか。句美子に話すと、電子レンジは新しくしなくてはいけないと言う。

■芍薬忌献句十四句■

■芍薬忌献句十四句■
           2024年5月24日

★松山のことは夢なり芍薬忌/桑本栄太郎
★芍薬忌夜に句集を読み返す/高橋秀之
★先生の酔うた丸い背夏料理/吉田 晃
★ゆく星の光彩さやか芍薬忌/小口泰與
★自慢話また聞きたきや芍薬忌/廣田洋一
★青空に水煙高し芍薬忌/多田有花
★芍薬を咲かせて散らす師の詩魂/川名ますみ
★師と会うた城は大阪蝉しぐれ/祝恵子
★芍薬を凛と供えて一周忌/西村友宏
★水煙の空の近しや芍薬忌/弓削和人
★活けてより忌日の百合の香の深き/藤田洋子
★信之忌芍薬の白満開に/髙橋句美子
★芍薬忌野はひろびろと水湛う/柳原美知子
★山鳩のしきりに鳴けり芍薬忌/髙橋正子

                 合 掌