阿蘇
★火口歩む秋天いよいよ高くあり 正子
秋の青空へ大きく口を開ける阿蘇の火口。外輪山の緑と真っ青な秋の空。火口を歩きながらその空を見上げる。どこまでも澄んで高い空である。読む人に、秋の澄んだ空の感動を真っ直ぐに伝えてくれる句である。 (古田敬二)
○今日の俳句
木の実独楽歩き始めし子へ廻す/古田敬二
歩き始めた子は、木の実独楽を、「なんと不思議なものだろう」と思ったのに違いない。興味津々の無垢な子どもとふれあう心があたたかい。(高橋正子)
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