NEW2025年月例ネット句会最優秀句決定

このたびの金賞作品から最優秀句を選出するにあたり、暮れのお忙しい時期にもかかわらず、十名の方々にご参加いただきました。心より御礼申し上げます。皆さまの真摯な選句の積み重ねが、花冠の誌面を支える大きな力となっております。

今回、同点で二句が最優秀句に選ばれました。
水際の色となりつつ柳の芽     藤田洋子
縺れあう黄蝶のふたつ天高し    川名ますみ

両句ともに、信之先生の提唱された「明るくて深い、現代語の俳句」の理念にふさわしく、花冠の代表句として一年を締めくくるに相応しい成果となりました。藤田洋子さん、川名ますみさん、おめでとうございます。
これからも、皆さまの研鑽と挑戦が誌面を豊かにし、俳句の未来を照らすものとなることを願っております。
―― 花冠代表 髙橋正子
2025年12月16日