NEW多田有花句集『蒼き氷河』の印刷版について

多田有花句集『蒼き氷河』は花冠俳句叢書・電子版1 としてKindle で出版されています。総句数は292句で、一か月7句
を基本に収められています。

有花さんからメールで電子版がお手もとに届いていると思います。
発行所からは、会員の皆さまに、簡易な冊子に印刷してお送りしました。こちらもご覧ください。

冊子はペーパーファスナーで留めています。そのままでもいいですが、これはすぐ外せますので、ホッチキスで留めめたり、お好きな紐やリボンを通してもよいです。読みやすいようににして、ご鑑賞ください。

NEW8月1日(土)

曇り、時に晴れ
咲き始め臭木の花の白すずし    正子
空蝉のかるさ手に置きすぐに捨つ  正子
梨の実を冷蔵庫へとひとつずつ   正子

●朝3時半ごろ目が覚める。冷房をつけていても、眠りにくい。しかたなく、枕元に置いている歳時記と『マルテの手記』をところどころ読む。読むといっても頭には入らない。そうこうするうち5時を過ぎた。昨日は散歩に行かなかったので、いつもの散歩コースの5丁目の丘へ行った。
欅の葉が赤くなって、かなり道に落ちている。これは暑さのせいだろうと思った。病葉というのでもなさそうだ。蝉もよく鳴いているが、尾長が電線に三羽。いい具合の配置で止まっている。三羽の関係は、と思うが。

●みよさんが栃木の梨を送ってくださった。栃木の梨は有名だが、丁寧に育てられた雰囲気がある梨。仏壇に供えた。すぐ冷蔵庫へ。

●英訳詩集の表紙の装丁に一日かかった。やったと納得する色になった。それを記号で示すと枠線の色は#AFA7D5で、青寄りの灰色が買った藤色。線の太さは、1.0。
奥付も出来上がった。枠の大きさと余白。これは勘に頼るしかない。奥付も完成した。花冠俳句叢書・別巻②をどう表わすか。
Kakan Haiku Series—Special Volume ② とした。

15篇の詩の英訳が10日でできた。英訳にどのくらい日数がかかるか、わからなかったが、思ったより速かった。英語俳句の経験が生きたとしか言いようがない。翻訳の技術として知らぬうちに身について、我ながら驚き。気になる言葉がまだまだあるので、点検しないといけない。9月11日に入稿予定。なぜなら、集中力が途切れると、感覚が途切れ、覚えていることを忘れそうになるから、集中力が続いているうちに入稿したい。これは、散文ではおきないこと。
詩は集中力。

自由な投句箱/8月1日~8月10日

※当季雑詠(夏)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。

(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子

●「自由な投句箱・添削教室」は、下方↓ の欄にあります。

8月1日~8月10日

8月1日(名)
作業中
廣田洋一
ふわふわと尾びれの白き金魚草★★★
団地の風捉えて揺るる夾竹桃★★★
園児らの今日も挨拶百日草★★★

多田 有花
不如帰一声鳴いて八月に★★★
朝涼や巣立ち間近の雛つばめ★★★
万国の蓮を咲かせる休耕田★★★★
「咲かせる」が説明的なので「咲かせる」では、蓮の花の様子が想像しにくいです。「咲かせる」は省略可能です。(髙橋正子)

小口泰與
赤城より風の道あり植田風★★★
たもとおる利根の川原や鮎釣師★★★
一瞬に沼を横切る夏燕★★★

土橋みよ
 北海道大学キャンパス3句
風涼し古き校門人絶えず★★★
青葉風学生走る構内路★★★
水掬う夏川かつて鮭のみち★★★