雨
粒立ちて白く光れる雛の雨 正子
並み走る電車別るる春の宵 正子
起きてよりすぐにかかりぬ雛の寿司 正子
●朝から雨。雪の予報も出ているが、そのせいか、雨粒が光って霙のように見える。
●ゆうまくん、今日も苺をほおばる。ミルクをあまり飲まなくなって、哺乳瓶をすぐに払いのける。苺の味を覚えたようだ。
ウェットティッシュを面白がって引き出すので、一枚だけにして、それで遊ぶ。足の裏にあてて、「つめたい」感触を教えると、喜んで笑う。なんども、やってくれと足を差し出す。足だけでなく、手や頬にもあてる。
ゆうまくんは、私の膝にいつもおとなしく座っている。冷たいティッシュあても膝に座っていたので、振り向いていちいち私の表情をたしかめる。
私の着ているmont bellの服のロゴが気になるのか、押してみる。わざと
力に押されたように後ろに倒れると、やる気満々で押してくる。これ、1歳にならない子がすることかと。
曇り
●ゆうまくんに、ミニカー「はじめてトミカ」救急車をもっていく。窓の外で救急車のサイレンが聞こえると外の方を指さすので、買って持って行った。なにか一人でしゃべっている。私が、意味がなく、アブダミダミダミニャムニャムニャムなどいうと、大笑いをする。私に自分が飲んでいるミルクを飲ませようとしたり、口元をガーゼで拭こうとする。4月から保育園に1歳コースで入園するので、準備にいそがしいようだ。
苺が美味しくなっていそうなので、持って行った。切ってもらって、手に握ってたべるようになった。一個食べ終わり、器を片付けると泣くので、もう一個追加。おいしいようだ。
●有明、白秋、と書いて筆が止まった。集中力が途切れた。有明は内側へ沈み、白秋は外側へ解放される象徴の方法が真逆なので、多分疲れた。そのあとにつづくのは、誰の詩かといえば、伊良子清白の『孔雀船』からの詩。ふたりとは全く違う詩風。こう詩風が変わっては読む側も心持がアップダウンする。二日、三日は何もしないで過ごす。