9月12日(日)

  尾瀬
★山小屋の湯にいて秋の笹の音  正子

○今日の俳句
朝顔の和紙のようなり今朝の雨/小口泰與
久しぶりの今朝の雨に、朝顔がふたたび生気を得て咲くが、花の色よりも、花の質感に目がゆく。和紙のように薄く、雨の運ぶ風にひらひらしている終わりの頃の朝顔。(高橋正子)

◇生活する花たち「未草」(尾瀬ヶ原)