自由な投句箱/1月21日~1月31日(2023年) 2023年1月22日 12:59 | Weblog ※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など) ※★印の基準について。 「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。 主宰:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2023年1月21日 8:50 自由な投句箱 ★近寄るや沼へ翔け行く鴨の群 ★笛の音に冬霧立つや山の城 ★赤城よりこの風定か虎落笛 返信する 廣田洋一 2023年1月21日 9:33 自由な投句箱 ★訃報告げる友の留守電冴えにけり ★ライブ果つ不忍池の冴ゆる中 ★道端に喇叭並べる水仙花 返信する 友田修/転記 2023年1月21日 13:17 自由な投句箱 2023-01-21 09:46:24 大寒の朝穏やかに晴れわたる 大寒にひかり輝く屋根瓦 雑煮餅これが最後ね妻が言う 返信する 多田有花 2023年1月21日 13:25 自由な投句箱 車出すリアウインドウ凍てしまま 地は白く凍てて朝日を焦がれおり 寒鴉鳴く声夜明けを告げており 返信する 桑本栄太郎 2023年1月21日 19:05 自由な投句箱 ★才媛の疎まれやすく久女の忌 ★陽光の光りきらめき風花す ★ビニールのハウス煌めき春近し 返信する 小口泰與 2023年1月22日 8:46 自由な投句箱 ★上州の風の定かな冬の利根 ★着水の鴨たちまちに首伸ばし ★枯枝にさと向きを変う野鳥かな 返信する 多田有花 2023年1月22日 10:41 自由な投句箱 投げられしバトン追いけり冬の犬 春まぢか知らせるものは日差しなり ヒレ肉の色鮮やかに日脚伸ぶ 返信する 廣田洋一 2023年1月22日 14:03 自由な投句箱 ★茶の花や小川の流れゆったりと ★茶の花の垣を成したり池の端 ★大寒の水ひたひたと法の池 返信する 桑本栄太郎 2023年1月22日 18:37 自由な投句箱 ★教会の讃美歌零れ寒の晴れ ★寒禽の翔ぶと云うより跳びにけり ★陽光のマルチ煌めく寒日和 返信する 小口泰與 2023年1月23日 8:54 自由な投句箱 ★赤城よりこれぞこの風空っ風 ★さなぎだに山湖淋しき鴛鴦一羽 ★流れ行く水を触りて春を待つ 返信する 廣田洋一 2023年1月23日 10:05 自由な投句箱 ★窓際の鉢にやりたる寒の水 ★寒の水五臓六腑の目覚めけり ★起き抜けの腰痛止めんと寒灸 返信する 多田有花 2023年1月23日 10:42 自由な投句箱 寒暁の空に残りし飛行機雲 春を待ち作る真昼のカレーかな 午後の陽の陰りて雪の予報かな 返信する 桑本栄太郎 2023年1月23日 19:18 自由な投句箱 ★陽光の日差し明るく寒の雨 ★雨降りの体操したる寒波来る <故郷の日本海を追憶> ★海鳴りのふるさと想う寒怒涛 返信する 桑本栄太郎 2023年1月23日 19:21 訂正のご依頼 二行目の句の訂正です。 誤)★雨降りの体操したる寒波来る ↓ 正)★雨降れば体操したる寒波かな 返信する 弓削和人 2023年1月23日 19:50 Unknown 自由な投句箱 ●遊ぶ子ら帰る夕べの雪の跡 ●家の中そぞろ歩きて深雪かな ●天高く地を推す雪や夜の杜 返信する 小口泰與 2023年1月24日 8:33 自由な投句箱 ★寒梅や風に逆らう二羽の鳶 ★鷹舞うや蒸気機関車喘ぎける ★水鳥や咳く我に鋭声吐く 返信する 多田有花 2023年1月24日 10:27 自由な投句箱 干し物に残る湿りや冬深し 強霜のなかにいきいき大根葉 雨の朝軒下で鳴き寒雀 返信する 廣田洋一 2023年1月24日 15:19 自由な投句箱 ★残り物寄せ鍋にして一人分 ★寄せ鍋や婦人が采配振るひたり ★庭の隅彩り付けて実千両 返信する 桑本栄太郎 2023年1月24日 18:09 自由な投句箱 ★寒波来る顔をしかめつ歯の治療 ★麦の芽のあごひげかとも葦平忌 ★雪しまく京の夜とはなりにけり 返信する 弓削和人 2023年1月24日 22:53 Unknown 自由な投句箱 ●寒波いま信号待ちにすれ違い ●底冷えや蛇口は一切閉じにけり ●都心ビル闇に響ける虎落笛 返信する 小口泰與 2023年1月25日 8:34 自由な投句箱 ★さびさびの利根の河原や冬の鷺 ★様様な波の形や枯葎 ★笹鳴や襖閉めたる四畳半 返信する 廣田洋一 2023年1月25日 9:55 自由な投句箱 ★探梅や天神様に祈願せり ★探梅や良い匂いねと声上がり ★川べりの草々揺れて冬田かな 返信する 桑本栄太郎 2023年1月25日 19:00 自由な投句箱 ★雪しまく雄叫び激し夜もすがら ★風雪や禍根残らぬ吾が半生 ★露凝るや窓拭く時の開けやらず 返信する 弓削和人 2023年1月25日 22:48 Unknown 自由な投句箱 ●風花の舞いて大きく車窓を過ぐ ●冬木立学生時分の吾の影 ●寒波あり天のいずこやはからうか 返信する 小口泰與 2023年1月26日 8:20 自由な投句箱 ★手のひらへふはりと野鳥枯木立 ★山風の溶かす大地や日脚伸ぶ ★さ迷える人の数多や虎落笛 返信する 多田有花 2023年1月26日 10:46 自由な投句箱 寒波来る外の蛇口にタオル巻く 雲低く寒風しだいに強まりぬ 冬将軍総攻撃の今宵かな 返信する 廣田洋一 2023年1月26日 11:37 自由な投句箱 ★ふくら雀鉢に休みて動かざる ★日の当たる道を塞ぎしふくら雀 ★悴みて三日月照らす西の空 返信する 桑本栄太郎 2023年1月26日 18:45 自由な投句箱 ★何もかもリセットするかに雪景色 ★ガリガリと車発車や凍つる朝 ★日脚伸ぶ吾が半生に瑕瑾なし 返信する 弓削和人 2023年1月26日 20:45 Unknown 自由な投句箱 ●マフラーをきつく締めるや戸の施錠 ●日向ぼこバスを待ち待ち頬ゆるみ ●寒風や荷物を手繰る指かたし 返信する 小口泰與 2023年1月27日 8:38 自由な投句箱 ★夕映えの褪めてしまうや池の鴛 ★鴨の中一羽悠然かいつぶり ★綿入やさやにはにかむ吾子二人 返信する 廣田洋一 2023年1月27日 10:15 自由な投句箱 ★風止みて三日月冴ゆる西の空 ★参道に龍の玉あり南無阿弥陀 ★柊挿していつも通りの鮨屋かな 返信する 多田有花 2023年1月27日 14:14 自由な投句箱 風おさまる夕刻雪の降り出しぬ 積雪に備えワイパーを上げる 冬帝に列島頭を低くする 返信する 桑本栄太郎 2023年1月27日 18:37 自由な投句箱 ★凍窓や起きてすぐ拭く日のつづく ★窓を開け又もしきりに今朝の雪 ★凍空や早やも日暮れのあかね雲 返信する 廣田洋一 2023年1月28日 10:00 自由な投句箱 ★地元産野菜特売春隣 ★湘南に雪の予報や春近し ★ぜんざいの餅は一つと決まりをり 返信する 多田有花 2023年1月28日 10:50 自由な投句箱 昇り来る朝日を待ちぬ雪の嶺 雪の枝へ群れ集いたる雀かな 朝の雪雨に変わりて昼となる 返信する 小口泰與 2023年1月28日 14:57 自由な投句箱 ★しかずかに一羽の鴨の群離れ ★隼や庭木の雀騒ぎたつ ★探梅や坂東太郎滔滔と 返信する 桑本栄太郎 2023年1月28日 18:27 自由な投句箱 ★凍晴れやはるかに望む雪の嶺 ★凍雪のがりがり踏みて子等の声 ★ふるさとの村の孤立や豪雪に 返信する 多田有花 2023年1月29日 8:20 自由な投句箱 寒暁の静けさのなかに座りおり 静かさは土曜の朝の積雪か 午後の陽のすでに明るし春隣 返信する 小口泰與 2023年1月29日 9:26 自由な投句箱 ★老躯いま鳥にかしずき四温かな ★隼や羽音激しき雀達 ★鈴なりの雀の数や枯枝垂れ 返信する 桑本栄太郎 2023年1月29日 18:13 自由な投句箱 ★凍雪の車閉じ込め出でられず ★寒禽に雪を零して飛翔かな ★網に入れ種の干軒端に草城忌 返信する 桑本栄太郎 2023年1月29日 18:45 投句訂正のご依頼 二行目の 誤)★寒禽に雪を零して飛翔かな ↓ 正)★寒禽の雪を零して飛翔かな お手数ですが、宜しくお願い申し上げます。 返信する 小口泰與 2023年1月30日 8:57 自由な投句箱 ★曙の澄める野川の氷柱かな ★春近き利根の川面や夕日蹴る ★行く冬や解き放たれる髪膚にて 返信する 廣田洋一 2023年1月30日 10:36 自由な投句箱 ★久闊を叙するメールや初三十日 ★縦に割り白き身さらす白菜かな ★葉牡丹や朝日に向かひ傾ぎをり 返信する 多田有花 2023年1月30日 11:53 自由な投句箱 <明石市・浜の散歩道二句> 春近き子午線の町を歩きけり 春隣る海まで坂道を降りる <明石市・来迎寺十一面観音像> 面変わり観音拝観寒の内 返信する 桑本栄太郎 2023年1月30日 18:41 自由な投句箱 ★陽の力日々に戻りて日脚伸ぶ ★寒晴れの日差し明るき窓の空 ★残雪の遠嶺明るき日差しかな 返信する 弓削和人 2023年1月30日 21:44 Unknown 自由な投句箱 ●雪原や悲しいまでに澄みきりて ●寝て起きぬひかりて根づく雪の原 ●朝の日を氷柱や垂れて待ちわびぬ 返信する 小口泰與 2023年1月31日 8:06 自由な投句箱 ★春近し庭をひょいひょい寒雀 ★薄衣の浅間の雲や水仙花 ★山間の狭軌錆おり寒紅梅 返信する 多田有花 2023年1月31日 10:05 自由な投句箱 <明石市・浜の散歩道三句> 陽光のきらめく渚鴨集う 日向ぼこするごと小船の引き上げられ 春近き大橋の袂でウインドサーフィン 返信する 廣田洋一 2023年1月31日 10:14 自由な投句箱 ★寒卵茹でてチーズに代へにけり ★道草の丈伸び来たり春隣 ★ローラースケートの初すべり春隣 返信する 桑本栄太郎 2023年1月31日 19:17 自由な投句箱 ★一月の果てて又もや雪催ひ ★風花や赤き実乾ぶ遊歩道 ★四温とはいまだ為らざる日差しかな 返信する
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自由な投句箱
★近寄るや沼へ翔け行く鴨の群
★笛の音に冬霧立つや山の城
★赤城よりこの風定か虎落笛
自由な投句箱
★訃報告げる友の留守電冴えにけり
★ライブ果つ不忍池の冴ゆる中
★道端に喇叭並べる水仙花
自由な投句箱
2023-01-21 09:46:24
大寒の朝穏やかに晴れわたる
大寒にひかり輝く屋根瓦
雑煮餅これが最後ね妻が言う
自由な投句箱
車出すリアウインドウ凍てしまま
地は白く凍てて朝日を焦がれおり
寒鴉鳴く声夜明けを告げており
自由な投句箱
★才媛の疎まれやすく久女の忌
★陽光の光りきらめき風花す
★ビニールのハウス煌めき春近し
自由な投句箱
★上州の風の定かな冬の利根
★着水の鴨たちまちに首伸ばし
★枯枝にさと向きを変う野鳥かな
自由な投句箱
投げられしバトン追いけり冬の犬
春まぢか知らせるものは日差しなり
ヒレ肉の色鮮やかに日脚伸ぶ
自由な投句箱
★茶の花や小川の流れゆったりと
★茶の花の垣を成したり池の端
★大寒の水ひたひたと法の池
自由な投句箱
★教会の讃美歌零れ寒の晴れ
★寒禽の翔ぶと云うより跳びにけり
★陽光のマルチ煌めく寒日和
自由な投句箱
★赤城よりこれぞこの風空っ風
★さなぎだに山湖淋しき鴛鴦一羽
★流れ行く水を触りて春を待つ
自由な投句箱
★窓際の鉢にやりたる寒の水
★寒の水五臓六腑の目覚めけり
★起き抜けの腰痛止めんと寒灸
自由な投句箱
寒暁の空に残りし飛行機雲
春を待ち作る真昼のカレーかな
午後の陽の陰りて雪の予報かな
自由な投句箱
★陽光の日差し明るく寒の雨
★雨降りの体操したる寒波来る
<故郷の日本海を追憶>
★海鳴りのふるさと想う寒怒涛
訂正のご依頼
二行目の句の訂正です。
誤)★雨降りの体操したる寒波来る
↓
正)★雨降れば体操したる寒波かな
Unknown
自由な投句箱
●遊ぶ子ら帰る夕べの雪の跡
●家の中そぞろ歩きて深雪かな
●天高く地を推す雪や夜の杜
自由な投句箱
★寒梅や風に逆らう二羽の鳶
★鷹舞うや蒸気機関車喘ぎける
★水鳥や咳く我に鋭声吐く
自由な投句箱
干し物に残る湿りや冬深し
強霜のなかにいきいき大根葉
雨の朝軒下で鳴き寒雀
自由な投句箱
★残り物寄せ鍋にして一人分
★寄せ鍋や婦人が采配振るひたり
★庭の隅彩り付けて実千両
自由な投句箱
★寒波来る顔をしかめつ歯の治療
★麦の芽のあごひげかとも葦平忌
★雪しまく京の夜とはなりにけり
Unknown
自由な投句箱
●寒波いま信号待ちにすれ違い
●底冷えや蛇口は一切閉じにけり
●都心ビル闇に響ける虎落笛
自由な投句箱
★さびさびの利根の河原や冬の鷺
★様様な波の形や枯葎
★笹鳴や襖閉めたる四畳半
自由な投句箱
★探梅や天神様に祈願せり
★探梅や良い匂いねと声上がり
★川べりの草々揺れて冬田かな
自由な投句箱
★雪しまく雄叫び激し夜もすがら
★風雪や禍根残らぬ吾が半生
★露凝るや窓拭く時の開けやらず
Unknown
自由な投句箱
●風花の舞いて大きく車窓を過ぐ
●冬木立学生時分の吾の影
●寒波あり天のいずこやはからうか
自由な投句箱
★手のひらへふはりと野鳥枯木立
★山風の溶かす大地や日脚伸ぶ
★さ迷える人の数多や虎落笛
自由な投句箱
寒波来る外の蛇口にタオル巻く
雲低く寒風しだいに強まりぬ
冬将軍総攻撃の今宵かな
自由な投句箱
★ふくら雀鉢に休みて動かざる
★日の当たる道を塞ぎしふくら雀
★悴みて三日月照らす西の空
自由な投句箱
★何もかもリセットするかに雪景色
★ガリガリと車発車や凍つる朝
★日脚伸ぶ吾が半生に瑕瑾なし
Unknown
自由な投句箱
●マフラーをきつく締めるや戸の施錠
●日向ぼこバスを待ち待ち頬ゆるみ
●寒風や荷物を手繰る指かたし
自由な投句箱
★夕映えの褪めてしまうや池の鴛
★鴨の中一羽悠然かいつぶり
★綿入やさやにはにかむ吾子二人
自由な投句箱
★風止みて三日月冴ゆる西の空
★参道に龍の玉あり南無阿弥陀
★柊挿していつも通りの鮨屋かな
自由な投句箱
風おさまる夕刻雪の降り出しぬ
積雪に備えワイパーを上げる
冬帝に列島頭を低くする
自由な投句箱
★凍窓や起きてすぐ拭く日のつづく
★窓を開け又もしきりに今朝の雪
★凍空や早やも日暮れのあかね雲
自由な投句箱
★地元産野菜特売春隣
★湘南に雪の予報や春近し
★ぜんざいの餅は一つと決まりをり
自由な投句箱
昇り来る朝日を待ちぬ雪の嶺
雪の枝へ群れ集いたる雀かな
朝の雪雨に変わりて昼となる
自由な投句箱
★しかずかに一羽の鴨の群離れ
★隼や庭木の雀騒ぎたつ
★探梅や坂東太郎滔滔と
自由な投句箱
★凍晴れやはるかに望む雪の嶺
★凍雪のがりがり踏みて子等の声
★ふるさとの村の孤立や豪雪に
自由な投句箱
寒暁の静けさのなかに座りおり
静かさは土曜の朝の積雪か
午後の陽のすでに明るし春隣
自由な投句箱
★老躯いま鳥にかしずき四温かな
★隼や羽音激しき雀達
★鈴なりの雀の数や枯枝垂れ
自由な投句箱
★凍雪の車閉じ込め出でられず
★寒禽に雪を零して飛翔かな
★網に入れ種の干軒端に草城忌
投句訂正のご依頼
二行目の
誤)★寒禽に雪を零して飛翔かな
↓
正)★寒禽の雪を零して飛翔かな
お手数ですが、宜しくお願い申し上げます。
自由な投句箱
★曙の澄める野川の氷柱かな
★春近き利根の川面や夕日蹴る
★行く冬や解き放たれる髪膚にて
自由な投句箱
★久闊を叙するメールや初三十日
★縦に割り白き身さらす白菜かな
★葉牡丹や朝日に向かひ傾ぎをり
自由な投句箱
<明石市・浜の散歩道二句>
春近き子午線の町を歩きけり
春隣る海まで坂道を降りる
<明石市・来迎寺十一面観音像>
面変わり観音拝観寒の内
自由な投句箱
★陽の力日々に戻りて日脚伸ぶ
★寒晴れの日差し明るき窓の空
★残雪の遠嶺明るき日差しかな
Unknown
自由な投句箱
●雪原や悲しいまでに澄みきりて
●寝て起きぬひかりて根づく雪の原
●朝の日を氷柱や垂れて待ちわびぬ
自由な投句箱
★春近し庭をひょいひょい寒雀
★薄衣の浅間の雲や水仙花
★山間の狭軌錆おり寒紅梅
自由な投句箱
<明石市・浜の散歩道三句>
陽光のきらめく渚鴨集う
日向ぼこするごと小船の引き上げられ
春近き大橋の袂でウインドサーフィン
自由な投句箱
★寒卵茹でてチーズに代へにけり
★道草の丈伸び来たり春隣
★ローラースケートの初すべり春隣
自由な投句箱
★一月の果てて又もや雪催ひ
★風花や赤き実乾ぶ遊歩道
★四温とはいまだ為らざる日差しかな