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コメント
自由な投句箱
()2016-11-21 09:54:46
★梵鐘を幼子打つや神の留守
★足元を雲駆け行けり冬紅葉
★帰り花追伸に足す風のこと
自由な投句箱
★スケートの四回転は男のあかし
★手をつなぎそろそろ浮き浮きスケート場
★スケートの絵毎日描きし日記帳
自由な投句箱
★芦屋なる坂に沿い居り冬紅葉
★冬凪のアベノハルカス靄に浮く
★金色の光る運河や冬夕焼
自由な投句箱
◇みせばやの俯く葉うら紅に染む
◇みせばややぺちゃくちゃ言つてランドセル
◇みせばやの花を揺らして猫通る
自由な投句箱
★映画館ずらりと並ぶマスクの盾
★大きな目際立たせたるマスクかな
★鍋焼きの匂ひかぐわしマスク取る
自由な投句箱
冬服を乗せて電車の走り去る
冬紅葉戴く山を見渡せる
電車来て小春のホーム空っぽに
自由な投句箱
★シャッターを押すたび増る陣の鴨
★人並に身を任せ行く酉の市
★赤城山(あかぎ)とは我の産土龍の玉
自由な投句箱
◇鳩の眼に冬至の赤い日が光る
◇冬至の日被爆川行く遊覧船
◇破蓮サリーの人が鐘を撞く
自由な投句箱
★カサコソとカ行つづけり落葉道
★ひつそりと闇のとばりや日短
★波郷忌の灯火に映ゆるプラタナス
自由な投句箱
◇バスからのドリミネーション冬至の日
◇銀杏散る平和の園に鐘の音
◇碧空や銀杏の黄金翻る
自由な投句箱
★噴煙の西に流るる神の留守
★冬の滝しぶきて人を寄せつけず
★巌を打つ波を眼下に懐手
自由な投句箱
飛び立ちて眼下に冬の神戸港
小春日の横浜港をそぞろ歩く
冬ぬくし大さん橋の汽笛かな
自由な投句箱
★ピンク色混じるつつじの返り花
★紅葉せし枝の下には緑の葉
★緑の中一際赤き紅葉かな
自由な投句箱
★風呂敷に書を入れ通う一葉忌
★花八手門扉閉ざさる売物件
★水色の空の鞍馬や北しぐれ
自由な投句箱
◇小春空「禎子の鶴」の鐘鳴らす
◇敗荷や世界平和の鐘が鳴る
◇鐘の音や黄心樹(おがたま)の実の弾けをり
自由な投句箱
ランドマークタワー影となりたり日短か
露天風呂に冬の汽笛をひとり聞く
冬麗の浜離宮園を見下ろす
自由な投句箱
★綿虫や川沿い走る足尾線
★霜柱添え木を深く挿しにけり
★その事に触れず語らずおでん鍋
自由な投句箱
★初雪やぼたぼた降りてすぐ溶けぬ
★風花や生まれはどちら空青し
★風花や店先に積む牡蠣の殻
自由な投句箱
★鮮やかな終いとなりぬ冬紅葉
★木枯や想い出つのる空の青
★風呂敷に書を入れ通う一葉忌
自由な投句箱
◇木枯に実だけとなりぬ唐楓
◇魁けて孤高をめざす朴冬芽
◇枯芙蓉ラケットを手に老夫婦
自由な投句箱
固き蕾残して手入れ姫椿
遠空に甲斐駒ケ岳(かいこま)尖り柿をもぐ
花枇杷に座りて老爺の農談義
自由な投句箱
★上州の風や冬山凛とあり
★笹鳴や秩父連山鮮明に
★たそがれの川瀬響むや雪冠
自由な投句箱
東から戻れば西は冬の雨
雨あがる来島海峡冬はじめ
豚しゃぶの肉花びらのごと並ぶ
29年度花冠年会費の件
高橋信之先生、正子先生
本日来年度(29年度)の花冠年会費を振り込みました。
よろしくご査収のほどお願い申し上げます。
自由な投句箱
★刀身のみねに打粉や憂国忌
★踏みしだき坂の襤褸や落葉道
★石垣を伝う緋色や冬紅葉
自由な投句箱
★線路際枯菊すべて刈られけり
★枯菊や捨つるは惜しき色残す
★枯菊や他の供花と捨てられし
自由な投句箱
◇百合鴎見たくてそこは厳島
◇百合鴎赤鮮やかに頭上かな
◇海遠く鶚(みさご)の頭杭に立つ
自由な投句箱
冬菊や今治タオル美術館
皇帝ダリアあちこちに咲く伊予路
冬浅き瀬戸の檸檬は色づきぬ
自由な投句箱
★騒立ちて傘に付たる落葉かな
★石畳楓落葉の降りかくす
★冬の蜂後部座席と格闘ぞ
自由な投句箱
★赤カンナ黒く萎みて冬ざるる
★冬ざれや空地の草木刈り取られ
★冬ざれや倒れしままの名家の墓
自由な投句箱
★橙の土塀に垂るる明かりかな
★彩となる残る紅葉や桜の木
★敷き詰める銀杏落葉やバス通り
自由な投句箱
★未明より煮しめ炊きゆく報恩講
★冬天へ皇帝ダリア聳え咲く
★赤屋根の友の家軒に掛け大根
自由な投句箱
◇小春日の「禎子の鐘」が鳴りやまず
◇敗荷やサリーの二人鐘を撞く
◇緋鳥鴨ピューイと鳴けば海白く
自由な投句箱
★枯尾花風に押されし入日影
★我が咳や扉破りし如くにて
★白波を操る湖や冬ざるる
お礼
おはようございます。けいじです。
先だって信之先生から電話をいただきました。
戴いた電話番号へお返事をと思ってかけているのですがつながりません。
よろしくお伝えください。
自由な投句箱
冬紅葉黄金に染めし入り日かな
猪鍋を囲み小さな同窓会
古民家から山茶花に降る雨を見る
自由な投句箱
★参道の冬の芽揃ふ小枝かな
★挙式祝ひ鳶の二羽舞ふ冬の空
★水鳥の群舞すれども池を出ず
自由な投句箱
★掃除機の唸り居りけり冬深む
★剪定の瘤にとどまる冬木かな
★枯蔓の高きフェンスやグランドに
自由な投句箱
◇木枯や梧桐の鞘(さや)は透かし彫
◇杭に立つ鶚(みさご)の孤影遥かなり
◇葦鴨の緑のハット夕映へり
自由な投句箱
★行く水を押し行く水や年惜しむ
★日を乗せて寝転ぶ犬や冬菫
★我が影の田居を越えけり冬旱
自由な投句箱
★手袋の片方踏みし改札口
★生垣に吊られしままの手袋かな
★手袋の温もりこもる握手せり
投句
雨上がり雀の凍えけり
木枯らしに向かう自転車膝赤し
マフラーの結び目揃え下校の娘
自由な投句箱
語らいて囲炉裏にひとつ炭を足す
埋火としてのち全員床に就く
布団一枚床暖房の上に寝て
自由な投句箱
★阿波の柿剥いて干すとて娘と妻が
★柿干して小雨気になる軒端かな
★落ち葉舞う姿正しく色綾に
自由な投句箱
★顔見世のまねき今年は歌舞練場
★茄子枯れて打ち捨てられし畦の上
★様々な香り立ち居り落葉踏む
自由な投句箱
◇アフリカの太鼓叩いて秋祭
◇小春日の浦々進む巨大船
◇いつの間に宵の明星日短し
自由な投句箱
★枯れ初めし菊の色香を惜しみけり
★八重咲の山茶花白き壁のごと
★凛としてシングルマザーの七五三
自由な投句箱
★密やかに亀の首出す枯葉かな
★黒雲に忽と風起ち冬さるる
★木枯しや熱き肉まんほっかほか
自由な投句箱
初しぐれ空のどこかの明るくて
しぐれ去る夕陽の中の山歩く
冬紅葉見下ろして立つ頂に
自由な投句箱
★小鳥来去空に風音はや師走
★木枯らしや明日はショートへ初ステイ
★大き種いくつも含む庭の柿
自由な投句箱
★峰膚の赤く染まりて山眠る
★落葉松の錆色とどむ落葉かな
★橙の白き土塀に垂れにけり
自由な投句箱
◇鵯の広島城を縦横に
◇黒々と薄暮の屋上寒鴉
◇紅葉の南京櫨の実は弾け
自由な投句箱
★すれ違う少女の息の白きかな
★いつ見ても新たな赤城山(あかぎ)冬の川
★息白し初冠雪の赤城山
自由な投句箱
★塀越しに白菊光る冬の朝
★湯豆腐やポン酢垂らして良き香り
★湯豆腐や商いの話弾みたる
自由な投句箱
★目覚めたる真夜の団地や虎落笛
★冬雲や海の涯なる青き空
★森々と十一月の果てにけり