8月16日(金)


曇り。台風の余波の風。

●台風10号が呉市に上陸し、日本海へ抜けた様子。きのうは、思いついたように時々雨が降った。今朝は、風があり、涼しい。

桃剥いて桃の香りが我にあり    正子
盆花の菊あふるるはさびしかり   正子
アンデスのコーヒー苦し秋初め   正子
京遠し五山の送り火新聞に     正子
台風の風らし窓に流れ入る     正子

8月11日(日)


台風10号が西日本へ近づいている。今は、小笠原諸島。

●海の事故が相次ぐ。大人は亡くなって、子供は浮いていて助かっているらしい。泳ぐ行為より、この「浮く」ことを学校で教えているので、子供は助かって大人は、助けようと力尽きるらしい。子供のころ、七夕(8月7日)が過ぎたら、海で泳ぐなと祖母から言われていた。それは、あたっている。

●8月月例ネット句会。いつもの12名が参加。オフ句会でも、このくらいの人数がちょうどよい。投句はその場合は、7句が普通だったが。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d

投句
★ひとひらの高き雲浮き秋に入る 正子
澄み渡った秋空にひとひらの雲、定めない秋空に雲の変化もあり、秋の気配を充分に身に染む頃となりました。素晴らしい季節に感謝です。 (小口泰與)
今年の立秋の日は、こちらでも青空に巻雲が出ていました。急に空が高くなったように感じられました。 (多田有花)

★灼けている煤あるごとく空暗み 正子
★きっかりと半月空に秋に入る  正子

8月9日(金)


長崎原爆忌。

カフカ『変身』の残りの2部3部を何日かぶりに読む。カミュの『異邦人』の読後のような目覚めが悪いような気分にはならない。変身の理由はあきらかにされていないが。
歯医者にゆき、一段落した。『長いお別れ』を読み始める。土曜日はMy Daとしたいのだ。

8月7日(水)


晴れ。
夜十時の西空。三日月はジョーゼットをかけたように。昼間の炎暑のせいか。
ラジオ講座も夏休みで、原作のままの英語で、『ロミオとジュリエット』を放送。粋な計らいの講師。伊藤サム先生。

どこよりかあおられて来ぬ病葉は    正子
炎天を耐えゆくパイナップルの荷も   正子
夏の夜の三日月けむりて浮かびたる   正子

8月6日(火)


晴れ。

かき氷匙に冷たさいや残り   正子
一片の雲に晩夏のきたりける  正子
向山緑疲れて蝉鳴かす     正子
鉢の水流れ出したる涼しさよ  正子
ベランダに光黄ばみて原爆忌  正子
暑に耐うる夕餉の魚焼き焦がし 正子

8月5日(月)


晴れ。台風8号、9号が近づく。遅くには雨の予報。

原爆忌が近づいた。向こうの山が疲れたような緑。晩夏。
原子炉と原爆は私は同じものと考える。広島県の小学6年生のときだったか、記憶はあいまいだが、東海村に原子炉が文明の進歩の象徴のように作られた。それを、小学校の玄関の黒板に、ニュース係として私は書いた記憶がある。

8月4日(日)


猛暑。
8月月例ネット句会の案内。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02d/

●「俳句添削教室に」若い人らしい句がある。よくぞ見つけてくれた。

●無印で文庫版型の手帳を4冊買う。俳句添削ノートとして使う。句美子、友宏用。

●元希に暑中見舞いの返事に紙の風鈴カードを贈る。吊るせば金属の棒が二本触れ合って鳴る。舌に「みんみんぜみ むこうの山で よくなくよ 正子」と書いた。孫には、俳句は推奨しないが、昔からの風流の習わしでしたためた。