12月27日(金)


曇り。風が強い。低気圧が近づいているせいらしい。

歳晩の強く吹く風どっちから   正子
注連飾り風にかるがる持ち上がる 正子
門松の縄きりきりと巻かれたり  正子
セロファンに包みて売られ実南天 正子
南天の実の赤日本の赤の色    正子

●パンジーとストックを植える。

●角川俳句の花冠結社広告をよくみたら、年鑑には主宰高橋正子とあるのに、1月号はそれが落ちて、名誉主宰高橋信之となっている。はてな?なのだ。皮肉って深読みも面白いが、そこは素直に角川に電話して事情を聞いてみよう。

12月26日(木)


曇り。

病棟の灯ともすころやクリスマス      正子
スカイツリークリスマスカラーに立ち上がる 正子
病院を出れば師走の暮れいたり       正子

●病院へ。ホルターを外す。やはり、不整脈があるので、来年の検査までの薬10日分もらう。先発薬にしてもらう。病院を出たときは、外は日暮れてネオンがともり、車はみな、ライトをつけて忙しそう。年もいよいよ詰まるか。

12月25日(水)


曇り。
聖夜なり父母おじおば一切空に   正子
聖夜はや聖樹解かるるスーパーに  正子
聖夜の紅茶斎藤史のしのばるる   正子
クリスマス曇りてくらき部屋がよき 正子
賀状書くねずみ駆けたる判選び   正子

●Tsl1.0が使えなくなるので、Tsl1.2に変更するという。どうすればいいのかな。

●角川俳句1月号が届く。花冠の広告掲載誌。

●脈が速くなってなおらないので病院へ。ドクターが病気が二つ見つかりましたと。
一つは、心房細動なので、ホルターをつけて24時間観察に。
もう一つは、私の高血圧は、原発性アルドステロン症によるものとのこと。検査をして、それから治療をはじめるとのこと。

12月24日(火)


曇り。クリスマス・イブ

冬菫の一色煉瓦の色に合い     正子
ほおじろの鳴く木がそびえ十二月  正子
冬夕焼窓に残りるも消えやすし   正子
寝室の窓が明けたり一陽来福    正子

●年賀状を出す。期限内に出せたことは、めったにない。無地の賀状には、ねずみのゴムスタンプを押す。朱肉は落款用を使ったので、スタンプインクより少しマシ。

●外出中、今日はクリスマスイブだと気づいたけど、チキンでもないし。もちろんターキーでも。お昼をお鮨に。

12月23日(月)


晴れ。

●一陽来復。きょうから日が長くなり始める。陰から陽に代わる日という。たしかに、冬至までは気分も奈落へと落ち込んでいく感じだった。

●花冠の結社広告料(2020年分)を角川出版に送金。

●20日に出したネット短信の号数を間違えた。No.360とすべきを、No.359で発信。No.359の保存を忘れていたが、メールに残っていて気付いた。早速訂正号を出す。受け取った旨の返信も依頼する。

12月22日(日)


曇り、時々雨。冬至。
蛇口より湯が落ち打てる冬至柚子  正子
石鹸の匂いまさりぬ冬至の湯   正子
コンロ一つは冬至南瓜が煮えており 正子

●信之先生を散髪に連れ出す。寒い日で、正午過ぎ。こんな日のこんな時間は、たぶん人が来ていないだろうと思って。運よく、一人いたが間もなく終わるところだった。理髪店にはセザンヌだの、陶芸展の案内状だのが飾ってある。聞けば、女性の理髪師さんだが、美術や陶芸が好きだとのこと。六本木の国立新美術館の美術教室で予約なして教えてもらったりもしたそうだ。昔は社員寮や社宅があって、土・日は人を雇って三大の椅子をフル回転してやっていたとのこと。今も別の店が日吉駅前にあって、ご主人がやっているそうだ。この辺、社宅があったところに大型マンションが立ち並んできた。

●冬至なので南瓜を炊く。コンソメスープに厚切りベーコンと南瓜を入れて洋風に炊く。ローズマリーがあればなおよかったが、なくても。とてもおいしい。黍砂糖をほんの少し入れた。

12月21日(土)


雨のち晴れ。

初空の中へきらきら辛夷の芽   正子
初空の真青き中へ辛夷の芽    正子

●夕方4時ごろまで、低血圧でやる気なし。しかたなくストーブにあたりながら、先ごろ贈呈いただいた『世紀末ウィーン文化評論集』の「日本展」の章を再度読んだ。気になるところがある。ぼーっと読みながら、芸術家のや文学者の悩みというものがどういうもの検証しなくてはと思ったが、なにしろ、私は学者ではないし、力のおよばぬことと、思いつつ本を閉じた。こういう問題について、聞いてみたくても誰もいない現状だ。自分の世界が青い色になりそう。水の中とか、空の中にいるように。

●今日は、クリスマスプレゼントのレゴを持って息子の家に行く予定だったが、低血圧で体調がよくなく、取りやめ。事情を話すと息子と孫が車で2時前に取りに来てくれた。元希はプレゼントのお礼の手紙をしっかり書いて、折り紙で作ったクリスマスリースを持ってきてくれた。早速、玄関の内ドアに飾る。

結構長い手紙。最後に、「なにかあったら、かいてください。かいたら、すぐだれかにわたして、よんだら、すぐそのひにへんじをかいてください。」と書いてある。(「だれかにわたす」は、郵便屋さんのことか。)それで、言われるとおり、子犬柄の便箋に、返事を書いて投函しておいた。書くのがおもしろいらしい。母親が、郵便屋さんと宅急便が大好きなんだと言っていた。

12月20日(金)


晴れ。

球根の芽に冬麗の空の青         正子
冬暖かパンジー・ストック・アリッサム  正子
ヒアシンス花芽包みて葉が固し      正子
新聞紙に包まれ柚子の黄が澄めり     正子
柚子ひとつ柿をひとつと友がくれ     正子
歳晩の文庫の底に絵巻はがき       正子
あらたまの菓子のねず鳴きしそうなる   正子

●今日一番の仕事としてネット短信を発信。夜なべ。
ネット短信No.359を出す。2018年12月22日にネット短信No.358を出して終わっていた。一年ぶり。その間はネット上や単独メールなどで皆さんに連絡はしていたが、いろいろあるものだから、短信を書く集中力がなかったせいと言えそう。

○この一年。4月19日からインターネット俳句センターのkakan.infoが見えなくなる。プロバイダーの手違いで消された。kakan.infoが100万円超で売られている。買い戻すなんて。そんなお金はない。あたらしくドメインを取得する必要がある。
いまのところ、活動はブログで間に合うので、ブログで行う。有料、無料取り混ぜて利用する。
○来年度会費の請求。もうすでに、自主的に数人が払い込まれている。ありがたいこと。
○webメールの仕様変更で、2台の内1台でメールが見れなくなる。ブラウザーを変えてみろというが、いまだにそのまま。
○4月からネット環境がスムーズに動かなくて、不便というか、不愉快な気分。それに老人介護という仕事もあるし、9月から仕事を半分の4時間に減らしたがまた、違う忙しさが出てきた。

●角川俳句(隔月奇数月)と年鑑への広告料の請求が届く。84480円。月曜日に振り込む予定。
広告分量は6分の1ページだが、結構目立っていると思う。会員が少ないので、費用は掛かるが、ここは、しっかり頑張べきところ。

●またも、変えた薬が効きすぎたようで、2時間ぐらいで効き始め、ふらふらで、血圧計はエラーで測れない。夜8時ごろやっと測定できた。低めで落ち着く。薬局で勧められジェネリックを使っているが、ジェネリックは、ちょっと問題だと思う。成分が同じだからというけど、絶対どこか違うと思う。効きすぎたり、効きが悪かったり。明日病院に電話しよう。

12月19日(木)


雨のちくもり。

夕暮の街のしぐれの灯に光り 正子

●血圧が下がりすぎてふらふら。午後病院へ電話。すぐ来るようにと言われ行く。
変えた薬が効きすぎた。診察後、点滴を2本打って帰ってはどうかと言われる。点滴を待っている間に水を500mlぐらい飲みながら待っいたところ、冷や汗がおさまり、測ってもらうと血圧もほぼ回復。点滴をしないでも大丈夫と思うと話して、帰った。病院を出たのは4時過ぎだったが、小雨が降っているせいで暗くなりかけていた。夕飯が気になり、タクシーで帰った。原発性の可能性を言われる。