9月20日(火)

晴れ
●内科へ定期通院。4回目のコロナワクチンを打ってもらう。今回はなにごともないこと期を待したが、今までで一番ひどい副反応が出た。注射を打ったところがひどく腫れ、夜中に38℃を越える熱が出た。ロキソニンを飲み、一応落ち着く。倦怠感がひどい。

9月19日(月)

曇り、ときどき雨。
 エリザベス女王国葬
ウィンザーへ葬列揺れつつ秋晴を  正子
葬列のひずめの音に秋晴るる    正子
 埋葬
秋薔薇を載せし棺の沈みゆき    正子
●台風14号は関東圏へは近寄らず少しずれていった。最近風が強いので、傘の骨と傘の布を縫い付けてある糸が続けて2回切れた。ボタン付け糸で修理するが、手元があやふやで、勘に頼って縫い付ける。
●エリザベス女王の国葬の様子が中継される。見入ってしまった。「見入った」と言うのが、本当のところ。イギリス文化の奥深さを感じさせられた。アン王女は女性として初めて軍服を着て葬列に加わったそうだ。王女は女王の死後にもずっと付添われたり、ずいぶんお役を果たされているように見受けた。
アン王女は王室で第一の人気者とのこと。イギリス旅行のおり、チェスターの市役所前に偶然にもアン王女が登場されて、観光そっちのけで王女の写真を撮った思い出がある。今回女王の国葬でいろんな王族の動画がアップされいるので見た。
アン王女の再婚のときの挙式の映像。教会の中の挙式の様子は写されていないが、スコットランドの小さな教会での挙式が素敵だった。白い普通の洋服の王女が小さい白い花束を手にもっていた。女王もその母も、他の人たちも教会近くの木立の中に車をめいめいさっと乗り入れ止めた。車から降りた女王の嬉しそうな微笑みに母親の喜びが感じられ、家庭的な暖かい結婚式に見えた。女王は家庭を大切にされたのだろうと思えた。

9月18日(日)

●敬老の日のお祝いのお茶を町内会からいただく。二人分。私は今年からいただく。早速封を切ると、テトラパックのお茶。手間がかからないように配慮。
●自分の顔を鏡で見るのは極力避けたい。決して見られた顔ではない。誉められた顔でもない。気が付くたびに老人らしくなっている。それはいいとしてもだが、顔に塗るクリームが切れてしまった。切らしたのはまずかった。値段との相談で、100gのにするか、50gのにするか迷っているうちに切れてしまった。

9月17日(土)

曇り
●台風14号がこれまでないほどの強い大型の台風となって奄美大島辺りを北上している。
●福山の妹から葡萄が送られてくる。故郷は葡萄の産地だが、栽培される葡萄も時代と共に変わってきている。以前は本当に葡萄らしい葡萄のニューベリーAという品種だったが、もうほとんど栽培されていないのかもしれない。シャインマスカット、ピオーネ、それからぬまくま葡萄という皮ごと食べれる新種が入っていた。
●句美子にメールで連絡してもナシのつぶて。電話をすると、コロナではないが、熱が出ているとのこと。句美子の家分の葡萄も一緒に送ってきているのでので夕方持って行く。数か月ぶりの目黒線。

9月16日(金)

晴れ
●髪を切る日をいつにするか、決めかねる。思いついて急に行ってもずいぶん待たなければいけない。今回は昨日ネットで予約したので、今日髪を切ることになった。スタイリストを指名するのも面倒。いいスタイリストに当たるかどうか運任せだが、今日はすっきりと切ってくれた。スタイリストさんとそっくりな髪形になったなあと思いつつ合わせ鏡を見た。

9月15日(水)

晴れ
●「俳句四季10月号」が26冊届く。句美子の俳句「精鋭16句」が掲載されている。注文したのは句美子なのだが、間違えて発行所に送られてきた。花冠の人たちにも送るとのことなので、宛名シールを印刷する。
精鋭16句掲載の4人の年齢は不明。精鋭といいながらもそんなに若い印象がない。

9月14日(水)

曇りのち晴れ
●『俳句再考』(林誠司著/俳句アトラス)を送っていただいた。ブログを本にしたもの。内容は、俳句を作るひとなら常識としてしっていることだが、ぶっちゃけ本音が出ていて、読み易くて生き生きとした本と思う。
●口語俳句作品大賞への応募作品について美知子さんと電話で話す。口語俳句作品として某俳人を選者たちが持ち上げているが、作品は詩としての言葉の品位がないからダメでしょうという結論になった。上品な言葉と言う意味ではない。芭蕉風に言えば、俗語が正されていないということ。
美知子さんには主宰者側が応募を勧めてきたらしいが、美知子さんの作品はすごくいいから、チャレンジは重要、けど期待はしないでおけば、と返事した。
●今日も、エリザベス女王の繰り広げられる葬列のライブ配信をスマホで見た。バッキンガム宮殿から近衛兵に守られ、砲架車に乗せられ馬に曳かれた棺が、太鼓でリズムを取る音楽隊先導され、新国王や皇太子らに付き添われて40分ほどかけてウィストミンスターホールまで運ばれた。棺に眠る女王の威厳がひしひし感じられる葬列だった。棺に載る王冠はエディンバラのとは違って、紫色のダイヤモンドが輝くような美しい王冠だった。感極まって泣く人もいる。

9月13日(火)

晴れ
●夕方5時の予約で歯医者へ。治療椅子の前に、地球の衛星画像が映っている。ウクライナの真上からの映像は、ほとんどが暗い。キエフは少し明るいが、ロンドンに比べれば小さなあかり。
●エリザベス女王が亡くなって、テレビでは、葬式や通夜のようすがいろいろ映し出されている。このような国葬の儀式はずっと昔から続いているのかと思ったら、ネットで調べると19世紀にこのような形になったとのこと。人は死んだときにその人の真価がわかるという話を昔聞いたが、葬儀の様子をテレビやYoutubeのchannel4など で見ていると、かつて大英帝国を誇った君主の死は、壮大というのか、表しがたい規模である。スコットランドのエディンバラでの葬だけでも私は驚いているが、ウェストミンスター寺院での葬儀は、想像できない。新国王夫妻は、忙しそうであったが、北アイルランドにも出かけていた。ユナイテッドキングダムというのは、こういうことかと思った。
女王の追悼に牧師が読む言葉が詩文のような抑揚だったので耳をそばだてて聞いた。イギリス旅行のとき、バースにも行ったが、本屋の店頭には詩集が積み上げられていた。そのとき、記念に詩集を買わなかったのを今は残念に思っている。
新国王が「シェークスピアが言っていることだが、エリザベスⅠ世が云々言ったことを私も受け継いでいく」ということを読みあげていた。私の聞き間違えでなければ、エリザベスⅠ世と言ったと思う。

9月11日(日)十六夜

晴れ
●9月月例ネット句会
投句
精霊バッタ飛び発ち翅のみどり透け
雹跡の疵梨剥いて野趣ふかし
名月のやすらう空の鉄色に
●「自由な投句箱」9月1日~10日の投句★印評価を操作ミスで消してしまった。句会の選をしながら、しこしこと書きこむ。原稿を作るのがいいが、手間なので直接書いている。上手くすれば元のが残ることがあるのに、今回はすっかりダメになった。
●エリザベス女王の国葬が9月19日と決まる。今日はバルモラル城からエディンバラまで6時間かけて王室旗を掛けられ、その上に花輪を置いた棺を運ぶ車の葬列をテレビでみた。車はベンツで棺がよく見えるようにガラス張り。エディンバラにあるホーリールード宮殿に安置されている。スコットランドでは、スコットランドの民族衣装のキルトをまとった兵士に棺が担がれていた。それからロンドンまで軍用機で運ばれ葬儀となるとのこと。