曇り。
●5月月例ネット句会
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d
投句3句、からぶりでした。
31.雷の走る夜空を胸に寝る
32.夏雲と富士の雪嶺とおなじ白
33.野茨らし白きマッスが月の下
曇り。
●5月月例ネット句会
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d
投句3句、からぶりでした。
31.雷の走る夜空を胸に寝る
32.夏雲と富士の雪嶺とおなじ白
33.野茨らし白きマッスが月の下
曇り。
見えている野をやわらかにハルジオン 正子
純白を選りて摘みたるクローバー 正子
要塞を埋めて群れ立つクローバー 正子
月光の端が初夏の屋根の上 正子
つま立てば夏満月は屋根向こう 正子
●5丁目の丘に上る。5丁目の端は見晴らしが開け、坂がすとんと落ちている。こんもりとした丘の樹で大きな声でよく鳴く鳥がいるが、姿を見せない。崖に凭れて樹を見上げ、鳥が姿を見せるのを待っていたら、通りがかりの老人が何がいるのかと聞く。鳥がいるがなんの鳥かわからないので姿を見せるのを待っているというと、しばらく耳を傾けていたが、小綬鶏だよ、と教えてくれた。生まれたときからここに住んでいるとのこと。小綬鶏はこのあたりの竹藪にいたが、今は藪を追われてしまってるよ、とのこと。「チョットコイ」と鳴いて、姿を見せない鳥らしい。
●ハンバーグの紙包みを初めて食べる。焼いたハンバーグ、フライドポテト、ブロッコリー、茄子の揚げたものが紙に包まれて冷凍されて、500Wのレンジで7分加熱すればできあがり。味も上々。
晴れ。薫風。
蜜柑の花匂えば睡り深からず 正子
若葉きらきら雀の声の弾けたる 正子
アダージョの三楽章より泉噴く 正子
●風に乗っていい匂い。柑橘の花の匂い。それにまじり、おがたまの花の匂い。もったいないくらいいい天気。
●句美子に昨日送る予定の宅急便を出しそびれた。今朝9時過ぎに浜銀通りのヤマトの営業所にもって行くと、都内なら今日夕方には届くとのこと。予定より、数時間遅れぐらいで届く。ここまで便利になったかと。送るものを夜準備して、朝早く持参すれば、その日の夕方着く。
晴れ。
薔薇冷えるかたちあるもの皆冷えて 正子
夏来たり雲のなかより朝の空 正子
階段を昇りて数歩若葉冷ゆ 正子
夏雲と富士の雪嶺とあい耀き 正子
学校がなくて若葉に子等の声 正子
夏来たり丘に座れば空を統べ 正子
5丁目の端の丘へ。富士山の頂上が見える。春の間は霞んで見えなかったが、よく見えた。夏が来た証拠。
曇り。雨ばらつく。雷。
古き良きおがたまの花香る 正子
雷の走る夜空を胸に寝る 正子
開け放す本堂固めあやめ草 正子
●林誠司さんから『紅の挽歌』(中村猛虎著)が送られた。中村猛虎さんは、60歳。先月だったか、『踝』(近澤有孝著)が著者より送られてきたが、その近澤有孝さんも60歳か61歳ぐらい。この世代の俳人に共通する表現の仕方、表現の癖。
句集の編集からは、作品の読み方が規定される。
ずっと以前は評論的な読み方が流行った。昭和40年代半ばからは、評論的読み方を基礎におきながらも、作品中心の読み方となった。今は、作品だけの読みとなった。作品だけで読ませる句集は、めったにないかもしれない。
●句美子が母の日の花にばらの鉢をくれる。ホワイトピーチオベーション。その付録に花の種、メランポディウムがあったので、播いた。
晴れ。
白く咲いて野茨らしい月の下 正子
●早暁より起こされる。信之先生は、バナナスコーンとコーヒー、オレンジで朝ご飯。私は、夕べのおにぎりとインスタントみそ汁。
●向かいの家にえごの花が咲いている。白雲木も咲いているのではと思い、買い物の帰り、金蔵寺に寄る。白雲木も見ごろ。金蔵寺の講堂が開けられて、ご住職が掃除機をかけていた。金蔵寺の講堂が開かれたのを初めて見たが、コロナの影響で、空気を入れ替えているのかも。金蔵寺はあやめも盛り。
●柏餅をコープに予約注文しているが、明日配達。ちょっとずれているが。柏餅が本当においしいのは、旧暦の5月5日ごろ。山帰来の葉が青々となるころ。少し汗ばむようになって、部屋を開け放ち風を入れて食べる。縁側でも食べる。粒あんではなく、こしあん。
雨のち曇り
四日はや夕べ菖蒲湯を立てり 正子
菖蒲の葉湯浴みのあとも青あおと 正子
風薫る見知らぬ花も良き香り 正子
●昨日の続きにバナナスコーン、チョコクッキーとサブレを焼く。電子レンジのオーブン機能で焼くが、どうもこの機能信用できない。つきっきりで焼く。子供の日のお菓子として宅急便で元希に送る。子供の日は、柏餅、粽と決まっているが、この季節傷んでもいけないし、手作りということで勘弁してもらう。
●近くのマンションの植栽にいい匂いの花がある。山茶花のような葉で、濃い紫の3センチぐらいの花びらが厚い花。名前がわからない。多分、おがたまの木。
晴れ。
太陽と風と憲法記念日と 正子
鯉幟泳がす風のみぎひだり 正子
晴れ。
●「俳壇」から原稿依頼。8月号に5句、「生活の句」とのこと。夏休み、ソーダ水などとある。締め切りは、6月10日。困ったことに、会心の作を一句挙げよと。そんな句は全くない。それができないので、いまだに句を作り続けているわけで。会心の作ができれば、ましな俳人と自負できようが。
●活けたからすのえんどうの茎の先が1センチほど若緑に。伸びている。
晴れ。
●小さい鯉幟が見つかったので、ベランダの物干しに括り付けて泳がせた。今年は、まだ鯉幟を見ないが、前のマンションの子供たちが気付いてくれるだろうか。鯉幟の生産は生まれた県のとなり、岡山県が日本一という。知らなかった。願わくば、紙の鯉幟がいい。風にがさごそと鳴り、夕方降ろして畳むときは、小さい子は鯉幟のお腹に入って異界を楽しむ。そんな昔があった。
●「俳壇」から原稿依頼。8月号に5句、「生活の句」とのこと。夏休み、ソーダ水などとある。締め切りは、6月10日。困ったことに、会心の作を一句挙げよと。そんな句は全くない。それができないので、いまだに句を作り続けているわけで。俳壇の皆々様のようには、作句にテンションがあがらない。