俳句
降り積みし楓もみじも枯葉なる
枯るる木に空はあおあお広がれる
蕾紅く小さく固く実生梅
賽銭を放りて拝む梅の寺
裸木の椋も欅もみな大樹
冬霞む夜に出て布巾干しにけり
裏山も清められいて節分寺
水浴びの水にかがやく春の椋鳥(むく)
日当たって山の椿の花であり
たらの芽のまだ枯色で棘ばかり
晴れ
○午前中、金蔵寺へ梅を見に信之先生と出かける。実は、2月吟行の下見。梅は大かた蕾だが、小さい木は開いている。2週間もすれば、ちょうどよいだろう。
日吉商店街のマルヤさんで、吟行の昼食にするお寿司を見て、ひと箱試しに買う。
○境内で、金蔵寺の世話をしている大工さんと出会い、話をする。昭和24年、日吉生まれ。われわれが四国松山から来たと話すと、奥さんは高知の薬屋の娘さんだと話してくれた。日吉は急に都市化しすぎたとも。金蔵寺の前に堀があって、道があって、田んぼが綱島の山まで続いていたとのこと。
○椋の木、糯の木、欅、実生の梅の木の話をする。欅は子供のころと幹の太さは変わってないとも。
○節分句会の投句を済ませた。節分句会、外部のかたがはやばやと二人投句。
○2010年、1月月間賞の祥子さんに電話。
俳句
節分の枡も飾りのひとつなる
流れ寄りまた離れゆき春の鴨
梅の花昼月遠く出でありぬ
野の空に昼月ありて冬ぬくし
ははそはの芽吹けるなかに余花ありぬ
南国の日のじりじりと花いばら
柏餅朽ち葉の色を画きてみむ
金雀枝の匂いて憂愁もち合わす
わが胸へ平らに開き山法師
豆飯に涙の瑠璃のこぼるなり
松山の西の百花の牡丹寺
銀輪を止めある庭の花牡丹
花蜜柑闇を香らす火事の夜も
花蜜柑谷間の闇を匂いけり
大学に年年歳歳楠若葉
丘なせるキャベツ畑に鯉幟
青潮の向こう火の島あるらしき
青潮の崖に打ち寄すとき白し
菖蒲湯をきりりと立てて子を呼びぬ
晴れ
俳句
花菜の束一つが開き売られたり
足元に雲寄せ来るか雲間草
うらさびし昼餉に餅を焼くときは
晴れどきどき曇り
○比較的あたたかい。お昼は安倍川餅とお茶。
○雲間草の花がぽつぽつと開きはじめる。
○西川徹郎の句集は「一読暗澹」とは、鈴木伸一の評。デューラーとは大違い。
○4月号の投句箱を開く。
○花冠俳句叢書句集の件で、電話。
○2月14日の吟行の計画。鴨居あたり?
俳句
曇り一時雨
○野菜市場へ出かける。今日は、曇りで、出品農家も少なくて、あまり珍しいものはなかったが、わけぎを買った。
○午前中、俳句界の2月号に掲載された西川徹郎の記事をよむ。水煙第4巻にも氏の文章を掲載している。それについて、いろいろ信之先生から講義。
○はがきの投函に郵便局へ。ついでに。年賀はがきのお年玉で、切手シートが4枚当たったので交換してもらう。
○午後は、3時間ほど休眠。
俳句
はつらつとまたかがやかにヒアシンス
晴れ
○書友閣に注文していた白扇50本が届く。50本の扇子といっても、荷となれば、小さいもの。しかし、数倍の箱に慎重に入れて送られてきた。
○このところ、ヒアシンスが団欒の話題をさらっている。3つの球根から、それぞれ花が二つずつ。今花ざかり。一つは切って壜に挿してテーブルに、鉢は出窓で日に当てている。
○雲間草(くもまぐさ)の鉢植えが届く。赤い花。園芸用なので洋種なのだろう。初めて購入。夏場の管理がむずかしそうだが、今はこんもりとしている。
俳句
晴れ
○俳句界2月号購入代金を俳句界に振り込む。
○今朝早くに、花冠3月号の発送準備を半ば済ませる。
俳句
白梅に遠くはなれて昼の月
梅の花いつもきれいな青空に
春隣鳥の水あびきらきらと
東名高速立体交差に春隣
流れ寄り離れて思い思いに鴨
鶺鴒が飛んで畑の空へ消え
晴れ
○川和町の鶴見川沿いを信之先生の案内で吟行。川和町は横浜市北部農業地区と指定され、浜なしと米の栽培。道路沿いに刈田、なし畑がある。行きは市営地下鉄グリーンラインで、川和町下車。帰りは、川和町八朔あたりを歩き、田園都市線の市ヶ尾まで。
市ヶ尾の成城石井により、栄太郎のど飴と、リンツのストロベリーチョコを買う。590円也。
○俳句界2月号が、昨日7冊、本日4冊、と二日に分けて送られてくる。
句美子の俳句5句が顔写真とミニ俳論付きで掲載される。
句美子は、祖母と叔母、兄に掲載号を送った。
俳句
晴れ
○気温は平年より暖かい気がするが、今朝は冷える。
○花冠3月号初校済ませ、印刷所にファックス。
○結露のため、ぬいぐるみや人形の服が湿っている。脱がせられるものは脱がしてドライクリーニング。ドイツのリシーちゃん人形の服も、ライオンの着ている西部ライオンズの服も、ウサギの服も。
俳句
曇り
○花冠3月号の初校ゲラが夕方メールで届く。夜校正。明朝印刷所へ校正をファックス。
○信之先生は、午前中鶴見川の吟行に出かけた。小机から上流。40分ほど歩いたらしい。
私は誘われたが、片頭痛がするので、家で休む。
○今年になって初めて、農協の野菜市に出かけた。どの野菜も寒さで葉が焼けている。形が不ぞろいなだけで、新鮮で、味がよい。買ったもの。大根、ブロッコリー、人参、ほうれん草、万能ねぎ、里芋。野菜はあっという間に無くなって、30分もすると売り切れてしまう状態。
俳句
晴れ
○大寒。大寒だが、四月ごろの陽気。17度まで気温が上がった。
○片頭痛がするので、昨日は一日安静にしていたが治らないので、病院で薬をもらってきた。