俳句
大根を刻めば老いもきらきらと
海の青日々に深まり柘榴の実
柘榴の実割ればこぼるることいつも
柘榴の実もろきガラスのごと割れぬ
雲奥に月のあること虹の円
置き始む露も虫音も銀色に
平らかな虫音も千々に月を浴ぶ
日を負うてバッタのみどりみずみずし
日のバッタ草を飛び出て草へ飛び
小雨のち曇り
○コンテスト、川柳の部の選者特選8句が揃い、最終内定。
俳句
大根を刻めば老いもきらきらと
海の青日々に深まり柘榴の実
柘榴の実割ればこぼるることいつも
柘榴の実もろきガラスのごと割れぬ
雲奥に月のあること虹の円
置き始む露も虫音も銀色に
平らかな虫音も千々に月を浴ぶ
日を負うてバッタのみどりみずみずし
日のバッタ草を飛び出て草へ飛び
小雨のち曇り
○コンテスト、川柳の部の選者特選8句が揃い、最終内定。
俳句
晴れ
○コンテストの一般の部予選通過句、
こどもの部、川柳の部、入賞句の確認。選者の先生とのとの連絡。
○正子のPCが故障。NPO法人水煙ネットが松山できたとき買って、PC教室でも不特定多数の皆さんが使ったから、さすが寿命のようだ。
5万円台があるとは言え、ネット関係だけならまだしも、いろいろ仕事をパソコンでするとなると、それではちょっと心もとない気もする。
○日経今日の新聞記事「世阿弥の花」ー中の写真、能役者浅見真洲(まさくに)の「姥捨」を演じる衣装に目を見張る。星座(二十八宿)の模様の白い衣装だ。
能芸を九の位階に分類。「九位」という書で、上中下それぞれに三つの位を定める。そのうち上位にあるものの一番下から閑花風、寵深花風、妙花風。
閑花風は、銀椀に雪を積んだような美しさで、音もなく、冷えに冷えた境地、という。衣装を含めて閑花風というような感じ。白い衣装の老女は、時に月と一体になる。
最高位の妙花風は「音楽でも何でもそうですね。何がいいとか何が感心しちゃうとかなんてことを考えないで、突然感心しちゃうものだね。」(観世寿夫)
「夜中の太陽のような、言語に絶する世界といい、「無心の感」、「無位の位風」(世阿弥)」と記されるとのこと。
このような境地は、外国人にわかるだろうか。理で分かるものではなく、それこそ突然感心するのだから、脊髄反射以上の皮膚感覚以上の、しかし霊感などではなく、わかるようなものだろうか。人間の心境とは恐ろしく素晴らしいものだ。
俳句
○コンテスト、こどもの部、川柳の部の本選が終了。
川柳の部では、新俳句大賞、金銀銅賞、
こどもの部では、会長賞、金銀銅賞が内定。
○コンテスト、一般の部の予選通過作品を本選選者に、一日繰り上げて知らせる。
俳句
雨のち曇り
○コンテストの選者から選が返信されてくる。
○選の判断基準は、選者それぞれが違う。
詩を規定している選ぶ選者、こどもと言えど、人間としてのよい本質を見る選者など、実に面白い。
俳句
曇りのち雨
○花冠11月号初校、および、再校。校了とする。印刷に回す。
○コンテストこどもの部、川柳の部の本選。選者に依頼し、早速特選8句が返送される。
○俳句の部では、実行委員に予選を依頼、8句を返送してもらう。