曇り
●昨日、今日、曇りがち。今日は肌寒いくらいだ。
●有花さんに電子書籍の句集を勧める。そのことで電話で話す。早速500句ぐらいメールでおくってくる。
●百日草が毎日毎日よく咲く。ジニアではなく、百日草を植えたのは正解。夏は花が持たないので、仏様用に植えたのが、涼しくなってからよく咲くようになって、て、切ったところから枝分かれしてまた花が咲くのをくりかえしている。昔の百日草とイメージが違って、かわいらしい印象になっている。オレンジ系の色も、ピンク系の色も数種ある。
●昨日夕方から、トートバッグを作っている。簡単なものだが、製図に従って作ると、思ったより、いいものが出来そうなのだ。今日は、表側ができた。あとは内袋をつければ、出来上がり。
●女性の総理大臣が今日誕生。男性より、話すことに熱量がある。政治家は政治家であるが。
2025年10月21日 18:25
曇り
●カットに行く。この頃何でも予約制度。うっかり忘れると初めからやり直し。美容室、診療所、マイナンバーの更新。先日はマイナンバー更新の予約を忘れていた。意外と不便な予約制。
●ユザワヤへ。「小間物」とは、最近言わないのであろう。そういったものを買いに行った。ピンクのキルティング。句美子にトートバッグを作っている。ファスナーと、持ち手につけるテープ。裏布、モリスの端切れ、を買った。
●湯舟にお湯をためて朝風呂。ゆっくり入ろうとしたが、それほど長くないのに、ふらつく。すぐにお湯を出て血圧を測ると90なのだ。あぶないところだった。急に血圧が下がっている。
2025年10月19日 22:35
小雨
●有花さんが、Kindle版電子書籍『特定保険指導の闇』(多田有花著)を出版。次は句集を電子書籍で出版するように勧めた。
●みよさんが『源氏物語』にゆかりのあるお茶を送ってくださった。
私はみよさんの俳句に詠まれた『源氏物語』「夕霧巻」の景色をたしかめるために、源氏を紐解いて、そのまま読んでいるにすぎないが、この年齢になって読むと、よくわかる気がしている。私は六条御息所は、面白い人だと若い時からおもっているが、皆さんは誰が弧のみなのだろう。和歌がかなり挿入されている。これは、散文に俳句を挿入するときの参考になる。
●晴美さんがお赤飯と漬物を持ってきてくれた。お返しに、手縫いのブックカバー(モリスの柳の枝柄・文庫サイズ・フリー)と小袋をあげた。
●肩こりらしい。耳の後ろから頭痛が始まる。俯いて仕事をし過ぎたかもしれない。
晴れのち曇り
栗の毬朝日に向けてはじけたり 正子
駅頭にサックス鳴るや秋の暮 正子
看板を銀杏に立てて大学祭 正子
●4時半起床。東の空に月と星がくっきりしている。真上の星もよく見る。もっと星が見えるところへ、と思いURの団地へ行くが、わが家のあたりの方がよく見えた。街灯の灯りが無ければ、もっときれいなはず。少しURの団地を歩いて、引き返し、わが家の前を通り、5丁目の丘へ。
今日は四十雀がよく鳴いている。オナガと鵯、百舌鳥がいた。思い出したのだが、「鳥目」というのある。いまはこんな病気の人はいないが、ビタミンAの不足でなる病気だ。子どものころは、この病気にならないよう、注意された。夜盲症というものが。鳥は夜見えないから、夜見えない人を鳥目と言ったのだ。そのことを思い出せば、暗いうちは鳥が鳴かないくらいわかるはずなのに、すっかり忘れていた。鳥は明るくなりはじめたら,すぐに鳴く。
晴れ
秋蝶の晴れし空より吾にくる 正子
秋晴れに玄関洗う水たっぷり 正子
ひと枝の金木犀を仏前に 正子
(蝶や金木犀が、単なる季語や風物ではなく、記憶や感情の深層から摘出された象徴として機能しているように思います。)
●久しぶりの洗濯日和。シーツやカバーなど大物の選択。あさってから天気がくずれそうなので、多分寒くなるかもしれないので、掃除を念入りに。ひとりなので、自分が汚さなければそれほど汚れない。汚れないようにするには。手を抜くことを考える。
●『詩を読む人のために』(三好達治)
蒲原有明の象徴詩について、
象徴詩のいわゆる「象徴」が、単なる比喩以上の広く深い「把握」とその鋭い「摘出」とを意味していることは、以上の諸例(「智恵の相者は我を見て」「霊の日の蝕」「茉莉花」)からも、いくらかの諒解されたことと思います。(p.52)
小雨、時々曇り
●『詩を読む人のために』(三好達治著/岩波文庫)
本棚から、『源氏物語』とついでに、この本を取り出した。詩をどのように読めばいいのかを、話している人は結構いる。詩を読む基本というものがあるのだろうが、それはあるようでない、のではと思う。結局、一篇一篇の詩を、著名な詩人がどのように鑑賞しているかを逐一知り、その読み方を、一篇一篇知っていくしかない、と思える。
「千曲川旅情の歌」は単純に読めばよい。明治38年に上田敏の『海潮音』が発表され、翌年の明治39年に薄田泣菫の『白羊宮』の「ああ大和にあらましかば」は、ずいぶん解釈が難しくなっている。フランスの象徴主義の影響があるというのだ。ちょうど、このころリルケが活躍している。リルケは藤村の時代の人である。藤村や泣菫に深く関わろうとは思わないが、リルケは、共鳴するところがある。これは日本の詩とリルケの間で、何が違うかということである。
日本の俳人が小説を書いた例はあるが、成功していないようだ。その理由は、風景描写は良いが、思想、哲学がないということらしい。したがって、俳人の課題は、思想や哲学をどのように俳句に盛り込むことになるだろう。そのまま入れたのでは、詩のある俳句にはならない。
小雨、のち曇り
花びらのあからむ山茶花はや咲きぬ 正子
椎の実を拾う雨の上がる朝 正子
●小雨のなか、5丁目の丘へ散歩に行く。熟れかかった、まだ青いような柿の木に、オナガが数羽。何を食べているのだろう。「小鳥来る」の季語があるが、それを実感する。四十雀の声が聞かれなくなった。鵯の声が一番よく聞こえる。椎の実を拾った。雨に濡れていたせいか、皮がすぐむける。藪のなかに山茶花が咲いていた。
●一日散文を書く。400字づめ、66枚になったが、70枚はほしいところ。
2025年10月15日 08:51
曇り
ぶらんこを漕げば秋風ついてくる 正子
●早朝、5丁目の丘へ行く。小鳥が増えている。オナガ、鵯、百舌鳥、鵯、雀の声が聞こえた。聞いたことのない鳥の声が聞こえた。公園に落ちていたどんぐりも、見たことのない木にたくさんなっていた。
●散文原稿⑥~⑯最終章を推敲。段落、行あけ、句読点の検討。原稿を早めに仕上げて、いつ何が起こってもいいようにしておく。若いときは、つい、時間をあてがっていた。世の中、一つの事だけで済むはずはない。必ず、何かに関係している。それが、隙を見て入り込む。これが普通だが、
このことを忘れがち。
2025年10月14日 09:29
曇り
秋草のなかの穂草に蝶まぎれ 正子
秋風にポプラが鳴ればそのほかも 正子
秋風の音よくきこゆ夫なくば 正子
●10月ネット句会入賞発表
https://suien.ne.jp/getsureikukai
●散文原稿①~⑤を完成させ、読み通す。起伏を抑えているが、われながら、読みやすい。
晴れ
川原の芙蓉の紅を遠目にて 正子
秋潮の川遡る音しずか 正子
雀らの泡立ち草を宿としぬ 正子
●10月月例ネット句会
https://suien.ne.jp/getsureikukai
句会の作業をしていると睡魔が襲う。少し仮眠。夢に晃さんと信之先生と、だれかがいた。温泉のようでもあるし、木々に覆われていた。だれかが笹団子を出してくれた。すると、テンツク、テンツク。祭りばやしが聞こえ、子供御輿が通る声。それに目を覚ました。ちょうど、窓の外を子供御輿が通り過ぎるところだった。今日は駒林神社の祭らしい。先週、暮れた山から太鼓の音が聞こえていたが、こちらは大人が練習していたのかもしれない。喉が変。
ここに夫がでてきたのも、不思議。いま、散文を執筆中。人のことを大事に思うような文なので、夫が「自分のことを忘れるな」とでも言ったような感じだったが、それは、夫だけではなく、正子が自分のことを忘れるな、ということでもあるらしい。夢のお告げというもののようだ。
●リルケ理解のために何をするか、課題をAIにあげてもらった。
①リルケの手紙を読む。
②『マルテの手記』を読む。(すでに読了)
③リルケの詩を訳す。(意訳でもよい)これは、実践を始めている。
これまで自己流で進めて来たことが、AIの方向とマッチしている。大筋間違っていないようだ。