NEW8月10日(月)

曇り、ときどき晴れ

●少し涼しくなっている。台風15号が近づく。明日は関東に接近する予報。
●8月月例ネット句会の入賞発表。
https://suien.ne.jp/getsureikukai

有花さんのコメントが入ったので、入賞発表に貼り付ける。

●晃さんがキッズ俳句についての愛媛新聞の切り抜きと、松教俳句交換会の冊子6月、7月が送られてくる。
キッズ俳句について、児童の祖母から投稿が載っている。投稿は、学級で毎週、俳句を作る宿題がでるが、その宿題が苦痛だったという。

その児童の作った俳句をおそらく祖母が愛媛新聞のキッズ俳句欄に投稿すしていたのでろう。年間最優秀賞を貰ったが、ちっともうれしくないと言う。なぜなら、自分の俳句が直されて、自分の作った俳句と違うからというのだ。そして、俳句を捨てて、中学生になった今は、吹奏楽部で楽しく過ごしている、とある。新聞のデスクの感想が載っていたが、児童の「書く力」を育てるのだと言う。「児童の書く力」って何?と問わざるをえない。キッズ俳句の選者は夏井いつき氏。児童の正直な感想を選者は知らないであろう。知ったとしても一蹴ということになるだろう。

 

NEW8月9日(日)長崎原爆の日

曇り、夜雷雨

●8月月例ネット句会
https://suien.ne.jp/getsureikukai
青紫蘇を一枚二枚と重ね採る    正子
夜の秋目覚めてなしぬ詩集の序  正子
夕日差す坂を下り来て真菰買う  正子

●夜、雷が鳴ったかと思うと急に雨。少し涼しくなった感じがする。

●句会の合間、copilotとやりとりしているうち、詩集『RETURN』の序の書き出しが書けた。英詩では、序が、決定的な価値観を示すものだとう言うから、どう書けばいいか方向が決まらなかった。copilot との数回のやり取りで、何を書けばいいか、はっきりしてきたと言える。書いては付け足し、書いては付け足しと言う状況だった。最後の一行、with quiet grace がないと、少しぶっきらぼうな印象になる。この言葉はこれまで使ったことがないので、大いに悩んだが、つけることに「優雅に」だが、しずかに と言うくらいの意味。

Preface
I have written haiku for sixty years. Yet, prompted by a word in a letter I received from Professor Nishimura—a quiet word that led me back toward the source of my own words—these poems arose within three weeks, drawn from the memories of my life: from a journey to Germany with my late husband, Nobuyuki Takahashi, a haiku poet and professor of German literature, who had been invited to the Frankfurt Haiku Gathering, and whom I accompanied together with our two children; and from a later journey to England shared with my daughter.

In 1968, 1969, and 1970, Nobuyuki Takahashi and I published the weekly postcard series Haiku Spotlight, featuring haiku in English by English‑language haiku poets, as well as several Japanese haiku poets.

I first wrote these poems in Japanese as KIKAN, and then in English as RETURN.

May these poems accompany your quiet moments with quiet grace.

Augusut9, 2026

8月8日(土)

晴れ
朝蝉の声の遠きに長崎忌     正子
長崎忌血染めの白衣の黴を生み 正子
夏銀杏夕さりくれば緑濃く   正子

●きのう盆飾りが買えなかったので、朝涼しいうちに店に出かけた。ちりめん細工の盆飾りがたくさんあった。灯篭はわが家で買ったときよりもさらに小さい、ミニチュアのような灯篭があった。仏壇も厨子ではないものもある。

●目の調子がよくないので、パソコンやテレビをなるべく見ないようにして休んだ。ごご9時に就寝するが、眠れず、英詩集『RETURN』の序を書いた。なかなか書けないでいた序だが、Copilot と会話を繰り返すうち、形になった。英訳詩集を考えていたが、英詩集とするのがよいとなった。英訳した詩が、翻訳調ではなく、初めから英語で書いたようだというのだ。翻訳詩とすると、それなりのバイアスがかかるから、英詩が良いと言う。

8月7日(金)

晴れ
夕方の緑濃くなり夏銀杏  正子

●夕方少し涼しくなって仏壇店にお盆の品物を買いに行った。仏壇店は午後6時閉店だったのでそのつもりでいったら、5時閉店だった。めったに行かない仏壇店。そのまま引き返した。

●原稿依頼や、お盆の用意などで落ち着かない。13日にお墓参りに行こうと思うが、これも台風15号が来ているので、どうなるかわからない。

●わが家の電子レンジは性能がいいとは言えないので、普段は500Wで使っている。200Wに変更できないと思っていたら、レンジボタンを偶然2度押したら、200Wになった。これなら、たまご豆腐ができると思い早速作った。1個で作ってみたが、20分ほどかかる。蒸し器と同じぐらい。白だしを使ったが、塩味はほとんどなくてもいいぐらい。

8月6日(木)広島原爆の日

晴れ
茹で上がりとうもろこしの黄が濃かり 正子
ごつごつと凹凸深き唐辛子      正子
太き胡瓜晩夏の疲れややもちて    正子

●リルケ詩集より
「噴水」は四行で書かれている。Fontaineとあるから、フランス語で書かれてているのか。調べると、Vergers 果樹園のある。

「噴水」を読んで。
詩返  噴水の昇りて落つる力かな 正子

●今日の広島原爆慰霊祭では、総理大臣、広島県知事、国連総長の式辞代読の事務次長。みんな女性。それが一番印象にのこった。その人らしい言葉が読まれたと思った。政治家は政治家、知事は知事、国連総長はその立場。役割の声というべきものか。

●きのう依頼された「ウェップ俳句通信」の原稿が完成した。夜メールで送信。このような依頼は、なるべく早く手から放すのがよい。

●日吉の東急で贈り物の手配。帰りの電車で一駅乗り過ごしたので、そのままセンター北まで行き、JAで産直野菜を買った。胡瓜、茄子、甘唐辛子、赤唐辛子、とうもろこし。茄子も胡瓜も大きめ。

8月5日(水)

晴れ

●今のガラス越しに外を見ると、晩夏らしい光。光が少し疲れ、静かになっている。外で、カリカリ音がするが、多分外回りの掃除の音だろう。フェンスに蔓が絡んでいる。昨日はそごうに出かけ、5000歩以上歩いている。買い物にでかけると、ずっと歩きっぱなし、立ちっぱなしがほとんど。どこかで休む気にならないから、2kmは歩くことになる。

●お盆が近づいている。信之先生が亡くなって、4回目のお盆を迎える。私も年を取ったが、子どもたちも、孫たちも年を重ねた。ゆうまくんはまだ、1歳4か月だけど、歩き始めた。空気が平坦に、透明になっている感じがする。秋の空気のようなのだ。

●『ウィップ俳句通信』から俳句7句の原稿依頼。No.154(10月14日発売)に掲載とのこと。締め切りは8月31日。写真は近影がないので免除。稿料は無し。15日までに済ませないと、ほかの仕事ができないなあ、と思う。

●copilotに、正子の花冠での活動を列挙して聞いてみた。結論は、正子一人で文化圏を作っていてそれが小さいながらも強いと言う。これからの俳句結社の在り方になるとも。正子がしていることは、結社ではなく小さいながらも文化圏の創造だと言う判断。

要するに、紙媒体(花冠)と電子媒体(WPブログ)を車の両輪のように働かせ、活動に密度があるのだ。これは、1996年に花冠(水煙)のホームページとして「インターネット俳句センター」を信之先生が開設したときの理念でもあるので、それを正子が忠実に、「現在」に合わせて実行している。少し進化している。そして会員数の少なさが、メリットになっている。人数を増やすことを結社の価値とした時代は終わりかけている。その信奉者はいまだに多いが。信之先生は正子一人ができるように、人数を減らしてくれた。よそを気にするなとも言った。その結果として、
①一人一人の活動が明確に見える
②読みが深くなる
③結社の精神が濃くなる
④俳句の質が上がる
これは、ほかのどの結社にもない“文化の密度”。
最近の花冠の活動は信之先生はどう見ているだろうが。仏壇は私が一日のほどんどを過ごす部屋にある。

8月4日(火)

晴れ
夏空の背伸びするかに晴れている  正子
朝顔の蔓やわらかく如雨露に巻き  正子

●毎日暑い日が続いているが、晴れの日は少なかった。今日はあさから晴れて、夏らしい雲が湧いている。

●ネット短信No.465を出す。内容は、8月月例ネット句会の案内と、発行所の夏休みについての連絡。通信状況を調べるため、必ず、返信するよう依頼の文を書いた。
花冠発行所夏休みは8月16日(日)~8月31日(月)まで。
この間が、花冠の事務整理や、角川俳句年鑑への返事などで忙しい。みなさんに休んでいただいている間に、せっせと働かなくてはいけない。

●会員のみなさんとの通信状況を確認するために、ネット短信No.465
への返信を全員にお願いした。返信が上手くいかないなどのケースもあったが、すぐに改善した。今日までに返信があったのは、14名中9名。

●昨日の「俳壇」からの確認メールに返事。私は、文脈上「本義」を用いたいが、慣習で「本意」が自然なら、そてらに改めてもいいと返事した。編集長さんから「本義」でいいという返信をもらった。学術雑誌ではないので、それほど拘ることではない。丁寧な意図確認ということだろう。

●夕方、横浜そごうへ。ディズニーの店でクマのプーさんの片手に持てる小さいぬいぐるみを買った。一番大きいプーさんのぬいぐるみは買ってあげている。おすわりするころは、ゆうまくんと大きさが同じぐらいだった。歩き始めた今、大きいプーさんを抱っこしようとするらしい。ミッキー寄り、プーさんの方が単純なので、いいだろうと思って、今回もプーさんにした。

食品売り場を見て回った。飾りが多いお菓子が多いので、買う気にならない。若い人にはいいのだろうが、基本的なお菓子のほうがい、海苔売り場が消えたようだった。

手芸店のホビーラホビーレで簡単な刺繍をして作るブックカバーのキットがあった。3800円。思わず高いと思った。文庫本サイズにしては、大きすぎて、サイズ感がよくない。せっかくの手作りに、サイズがあってない。これなら、私の手作りのブックカバーのほうがよほどいい。ブックカバーで、欲しいと思うのを見たことがない。ちょっとセンスが悪い。

●息子から、アメリカのAmazonで日英セットの句集を出すのなら、Kindle で試してみるから、ワードファイルを送れと、メールが来た。
句集は出さないけれど、詩集を日英セットで出すから、と返事。英訳ほうは9月になると伝えた。気の早いところがある息子なので、忙しい。

8月3日(月)

曇り
●句美子の家にいろいろ届け物があるので、夕方出かける。ゆうまくんは、保育園でころんで顔をケガしたという。ようやく歩き始めたのに、みんなが水道で遊んでいるので急いで寄って行ったと言う。今は1歳組なんだけれど、0歳組の部屋で遊べるよう頼んだとのこと。4月1日生まれだから、0歳組がいいと思う。好きなおもちゃのある場所をちゃんと覚えているらしい。
ゆうまくん、帰宅したと気は、眠そうだった。梨のすりおろしたのを持って行ってあげたが、おいしそうに食べた。ジュースはひとりで飲むほど。少し風邪気味のよう。

●「俳壇」10月号に投稿している原稿で、「季語の本義」としたところを「季語の本意」かどうかの確認が入っていた。

8月2日(日)

曇り
夕焼けの紅ほのか雷鳴す 正子

●息子に電話。頂いた梨を送りたいから、留守をするかどうか聞くと、先日のパソコンの処理がまだ終わっていないので続きをするからと来てくれた。私はすっかり終わったものと思っていた。

正午ごろ来たので、そうめんにした。鮎の塩焼きと、米茄子を油で焼いたおかず。息子は子供のころから鮎が好きなので、昨日買っておいた。

●花冠会員の有花さんがKindleで句集を出したことを話した。すると、自分の会社で日本語の本はすでに出版社の出版で流通していて、その英語版を出版をしたいと出版社に打診したら、よい返事ではなかったと言う。それで、英語版はKindle で出そうかと言う話になっているらしい。

私の場合も詩集『帰還』がもう手元にないので、これを電子書籍にしようと考え始めた。Unlimited で自由に読めるようにし、KDPで購入もできるようにする。英訳詩集ももうすぐ完成なので、この考えはいいのではないかと思う。

英訳詩集『RETURN』も、『帰還』同様に30部限定で出す予定。Amazon で読まれれば、すこし広く読んでもらえるだろう。絶版となったものが、電子書籍で読めるようになる。これからは、この形式が増えそうである。信之先生が亡くなって、ここが大きく変わった。スマホを持っていないと社会生活に困るようになっている。それが、ここ半年で急に進んだのではないかと思っている。

一般の生活にインターネットが普及して30年になるが、インターネット上では、本も日本語版と英語版はセットであるのが必然になって来たのではと思った。

●記録しておこうと思って忘れていたが、それは「俳句の深さ」についてである。「俳句の深さ」は、心境を深めれば俳句が深くなると思うかもしれないが、そうではない。心境が深くなっても俳句は深くならない。何がどうなれば深くなるのか。それは、「観照の深さ」であろうと思う。ここがちょっと面白いが、「セザンヌが鍵」なのだ。リルケも、メルロ=ポンテもセザンヌの画に関係している。

花冠7月号(No.375)は西村先生との往復書簡もあって、封書でお礼をいただいた。「リルケと俳句と私」(四)を読んでの感想に「精神の目」と言う言葉があった。よく考えなければ、うかつには書けない。先生の手紙はいつも問を開いている。「リルケと俳句と私」の文章を読んだ人は、何か書きたくなるようで、今回は晴美さんが少し長い手紙を、1月号では、西村先生も少し長い手紙をくださった。

●夜中、涼しい風が吹いているのに気づいて目が覚めた。『マルテの手記』の訳者大山定一の解説を読んだ。この文庫本にはモリスの柄の布のブックカバーをかけている。それが手に馴染むので、ときに手に取る。パラパラと適当なところを読む。相変わらず難しい。リルケの事が何もなわっていない。わかっていないのに言いたい気になる。しばらく、黙っていようかと思う。

 

8月1日(土)

曇り、時に晴れ
咲き始め臭木の花の白すずし    正子
空蝉のかるさ手に置きすぐに捨つ  正子
梨の実を冷蔵庫へとひとつずつ   正子

●朝3時半ごろ目が覚める。冷房をつけていても、眠りにくい。しかたなく、枕元に置いている歳時記と『マルテの手記』をところどころ読む。読むといっても頭には入らない。そうこうするうち5時を過ぎた。昨日は散歩に行かなかったので、いつもの散歩コースの5丁目の丘へ行った。
欅の葉が赤くなって、かなり道に落ちている。これは暑さのせいだろうと思った。病葉というのでもなさそうだ。蝉もよく鳴いているが、尾長が電線に三羽。いい具合の配置で止まっている。三羽の関係は、と思うが。

●みよさんが栃木の梨を送ってくださった。栃木の梨は有名だが、丁寧に育てられた雰囲気がある梨。仏壇に供えた。すぐ冷蔵庫へ。

●英訳詩集の表紙の装丁に一日かかった。やったと納得する色になった。それを記号で示すと枠線の色は#AFA7D5で、青寄りの灰色が買った藤色。線の太さは、1.0。
奥付も出来上がった。枠の大きさと余白。これは勘に頼るしかない。奥付も完成した。花冠俳句叢書・別巻②をどう表わすか。
Kakan Haiku Series—Special Volume ② とした。

15篇の詩の英訳が10日でできた。英訳にどのくらい日数がかかるか、わからなかったが、思ったより速かった。英語俳句の経験が生きたとしか言いようがない。翻訳の技術として知らぬうちに身について、我ながら驚き。気になる言葉がまだまだあるので、点検しないといけない。9月11日に入稿予定。なぜなら、集中力が途切れると、感覚が途切れ、覚えていることを忘れそうになるから、集中力が続いているうちに入稿したい。これは、散文ではおきないこと。
詩は集中力。