6月月例ネット句会は下記の通り開きます。ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
①投句:当季雑詠3句
6月2日(月)午前6時~6月8日(日)午後5時
②投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:6月8(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:6月9日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、6月9日(月)正午~
6月12日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:6月8(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:6月9日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、6月9日(月)正午~
6月12日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
2025年6月8日
花冠代表 髙橋正子
25.噴水の大樹越したる水柱/上島祥子
噴水の勢いと大樹の静けさが対比された句。水柱の高さが強調され、視線が上へ向かう開放感がある。生命感溢れる句だ。(髙橋正子)
12.夏つばめすいと滑空朝の空/多田有花
夏の朝、つばめが軽やかに滑空する姿が鮮やかに描かれている。「すいと滑空」という表現が、つばめの俊敏な動きを的確に伝え、爽やかな夏の空気感を感じさせる快い句。(髙橋正子)
16.ブランコを待つ子ら青葉の影にいて/吉田 晃
ブランコを待つ子どもたちが、日差しを避けてか、ブランコの位置でそうなったのか、子どもたちが青葉の影の中にいる季節感がいい。すこやかでやわらかな世界である。(髙橋正子)
【髙橋正子特選/7句】
07.打ち水して朝の手習い子規を読む/土橋みよ
一読して思わず背筋が伸びるような気持ちのよい御句です。朝の打ち水が周囲の空気を清々しいものにしてくれます。古き良き日本人の学びの姿勢とはきっとこういうものであっただろうと思います。 (多田有花)
19.初めての自転車まっすぐ葉桜へ/柳原美知子
子供が自転車に乗れる様になるのは 成長を遂げた証で、嬉しいですね。瑞々しい葉桜に向かう小さな自転車が目に浮かびます。(上島祥子)
22.雨伝う青葉の窓に師の句集/藤田洋子
雨となった信之先生の三回忌。雨に濡れた青葉の緑も美しく、窓辺の師の句集に寄せて、追悼の深い思いが雨だれの静かな音とともに伝わってきます。(柳原美知子)
25.噴水の大樹越したる水柱/上島祥子
噴水の水柱が大樹を越して噴き上がった。いかにも夏らしい豪快な句。 (廣田洋一)
32.天窓に空の青見え夏近し/髙橋句美子
思いがけない光景です。ふと寝転んで見上げられたのでしょうか。それとも都会の駅の天窓かもしれません。天窓から見える四角い小さな空だからこそ夏の近さがいっそう感じられます。 (多田有花)
12.夏つばめすいと滑空朝の空/多田有花
16.ブランコを待つ子ら青葉の影にいて/吉田 晃
【髙橋句美子特選/7句】
19.初めての自転車まっすぐ葉桜へ/柳原美知子
子供が自転車に乗れる様になるのは 成長を遂げた証で、嬉しいですね。瑞々しい葉桜に向かう小さな自転車が目に浮かびます。(上島祥子)
28.葉桜の濃き影踏みて墓所へまで/髙橋正子
信之先生の三回忌の法要に、墓所へお参りに行かれたようですね?今ではすっかり葉桜となっている墓所への道は、葉の濃い蔭を踏みながらのようです。(桑本栄太郎)
01.城山の眼下はるかに青葉潮/桑本栄太郎
08.露地植えの花咲くミツバ香る朝/土橋みよ
12.夏つばめすいと滑空朝の空/多田有花
16.ブランコを待つ子ら青葉の影にいて/吉田 晃
【入選/10句】
06.大輪の芍薬空を奪いけり/小口泰與
空に向かってすっと伸びるとりどりの大輪の芍薬の美しさ。芳香に包まれて、身も心も癒されるひとときが想像されます。 (柳原美知子)
09.雨上がり鰈干す網母の影/土橋みよ
雨上がりの散歩道。目にした干し網の鰈に母の面影が浮かび、在りし日の姿が蘇ります。波静かな春の海が見えるようで、郷愁を感じます。 (柳原美知子)
10.目に見えぬ縁こそ深し時鳥/多田有花
「ほととぎす」に子規を思います。子規のもとに集まった弟子や友人たちは子規亡き後も子規を想い、互いの縁を深め続けます。「花冠」の座に集う皆様とも同様に、目に見えぬネットでの俳句を通して集い、信之先生を偲び、縁を深め続けられることは、かけがえのない有難いことだと思います。 (柳原美知子)
11.熊蜂の羽の旋風を肌に知る/多田有花
蜂が顔をかすめるときの音は耳にすることがありますが、この句がとらえた大型の蜂の羽の旋風による肌で感じた圧力には一瞬の緊張感が走るようです。リムスキー・コルサコフの熊蜂の飛行のスピード感と緊張感を思い出しました。(土橋みよ)
14.裏庭や十薬の花満開に/廣田洋一
十薬は暗緑色の葉に白い花が上品な姿であるのに対しその生命力は高くその有り様を眩しく感じます。 (上島祥子)
17.夜明け前玄関の灯に無言の守宮/吉田 晃
ヤモリは昔から家を守る縁起の良い動物として知られています。夜明け前の薄暗がりに、玄関の前の電灯に照らされた守宮が無言でいると表現されたところに存在感を感じました。(土橋みよ)
20.田から田へ水入り泡立つ空の青/柳原美知子
空が青く晴れた日に、水を勢いよく田んぼに入れた時、田から田へと水が溢れる情景が広い空へと自然に繋がっていく爽やかな初夏を思いました。(土橋みよ)
24.柿若葉どの葉も雨の光る朝/藤田洋子
夜半に降った雨が柿若葉に残っています。そこに朝日があたりきらきらと光っています。この季節ならではの瑞々しい光景を鮮やかに詠まれています。 (多田有花)
18.鯖寿司の酸味嬉しき夏灯し/吉田 晃
21.卯の花の真白咲き初む谷の香よ/柳原美知子
■選者詠/髙橋正子
29.忍冬の花の香りに三回忌
忍冬、和名スイカズラの、甘い芳香の漂うなか迎えられた三回忌。忍冬の花の静かな趣き、その香りの優しさに、忌日となる一と日の思いが伝わり、しみじみと偲ばれます。(藤田洋子)
はや三回忌なのかと感じます。スイカズラは甘い香りがあり、昔は砂糖代わりに用いられました。ふとした瞬間に漂う香りはそのときの記憶を鮮烈に蘇らせてくれるものです。 (多田有花)
30.桜の実熟れるころなり夫の忌は
葉桜になる頃、桜は小さな実を結ぶ。この実は間もなく土に落ちて来年の発芽を待つのである。。その時期が先生の忌日である。我が家の桜も小さな赤い実を結んでいて、生前の先生の笑顔を思い浮かべる。(吉田 晃)
信之先生の忌は、都会地では市販されている桜桃の実をさくらんぼと言っている。一重桜の実で、桜桃よりずっと小さく、紅くなり、さらに紫黒色ととなる。とっても美味しい実です。このさくらんぼを見るといろいろの思い出が蘇ってきます。(小口泰與)
28.葉桜の濃き影踏みて墓所へまで
信之先生の三回忌の法要に、墓所へお参りに行かれたようですね?今ではすっかり葉桜となっている墓所への道は、葉の濃い蔭を踏みながらのようです。(桑本栄太郎)
■選者詠/髙橋句美子
31.すきとおる新茶を淹れる益子焼
益子焼は現代的な要素を取り入れながら素朴で温かみがあるのが特徴です。その器の中に淹れた新茶は甘くまろやかで新鮮で、しかも縁起が良いとされています。その清々しい感覚や情景の日本的な美しさが「すきとおる」という語に集約されているように感じました。以前読んだ「手袋の色」の読後感を思い浮かべました。(土橋みよ)
32.天窓に空の青見え夏近し
思いがけない光景です。ふと寝転んで見上げられたのでしょうか。それとも都会の駅の天窓かもしれません。天窓から見える四角い小さな空だからこそ夏の近さがいっそう感じられます。 (多田有花)
33.風薫る民家の庭に写真撮る
互選高点句
●最高点句(5点/同点2句)
12.夏つばめすいと滑空朝の空/多田有花
16.ブランコを待つ子ら青葉の影にいて/吉田 晃
集計:髙橋正子
※コメントのない句にコメントをよろしくお願いします。思ったこと、感じたこと、ご自由にお書きください。
01.城山の眼下はるかに青葉潮
02.わらわらと葉裏白きや青あらし
03.瀬戸内の夕映え想う海峡に
04.大輪の芍薬ゆるる今朝の風
05.天高く光り輝く星ひとつ
06.大輪の芍薬空を奪いけり
07.打ち水して朝の手習い子規を読む
08.露地植えの花咲くミツバ香る朝
09.雨上がり鰈干す網母の影
10.目に見えぬ縁こそ深し時鳥
21.卯の花の真白咲き初む谷の香よ
22.雨伝う青葉の窓に師の句集
23.忌日来て紫陽花蕾持ち始む
24.柿若葉どの葉も雨の光る朝
25.噴水の大樹越したる水柱
26.噴水に着衣の犬は耳を伏せ
27.駅名に旧町残る茅花流し
28.葉桜の濃き影踏みて墓所へまで
29.忍冬の花の香りに三回忌
30.桜の実熟れるころなり夫の忌は
※互選をはじめてください。5句選をし、その中の一句にコメントをお書きください。
記
①投句:献句1句と当季雑詠3句
5月19日(月)午前6時~5月24日(土)午後5時
②投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:5月24日(土)午後6時~午後10時
②入賞発表:5月25日(日)正午(予定)
献句については選をいたしません。
③伝言・お礼等の投稿は、5月25日(日)正午~5月29日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
39.夜が明けて緑雨の音に覚める吾子/西村友宏
緑の美しい季節に降る雨の音に、敏感に反応し、目覚めた吾子を、「緑雨」と言う季語を生かして、少し客観的に詠んでいるのがいい。(髙橋正子)
【銅賞/3句】
10.花冷えのやがて暮れゆく湖畔かな/弓削和人
花冷えの湖畔であったが、それもやがて暮れていく。花時の日が暮れる湖畔が少しの寂しさをもって、情緒的に詠まれているのがいい。(髙橋正子)
28.マリア像に花捧げあり聖五月/多田有花
五月は聖母月として知られる。「花捧げあり」の表現から、敬虔な祈りを感じさられれる。静謐で清らかな雰囲気が「五月」をよく表している。(髙橋正子)
40.届くより香る花籠母の日に/藤田洋子
母の日に贈られる花籠の香りが、届くとすぐに広がる様子が詠まれ、視覚よりも嗅覚を先行させることで、花の存在感や贈り物の温かさを伝わってくる。母への感謝を受け止めた美しく優しい句である。(髙橋正子)
【髙橋正子特選/7句】
01.帰る鳥白き浅間を越え行けり/小口泰與
越冬した鳥たちが、いよいよ北方へ帰る時が来たようだ。まだ雪の残る浅間山をはるかに越えて帰って行く鳥たちに名残りを惜しみ、新たな季節の到来を思いながら、無事を祈る作者の優しい眼差しが感じられます。(柳原美知子)
10.花冷えのやがて暮れゆく湖畔かな/弓削和人
桜の咲く時期の肌寒さと夕暮れの寂しさが漂う湖畔のの様子が時間の経過とともに郷愁を誘うように感じました。(土橋みよ)
16.つるバラの開花弾けるように増え/上島祥子
次々と咲くつるバラが目に浮かび心明るくなれます。明るい季節の到来も感じさせてくれます。 (藤田洋子)
33.麦秋の野の果て光る燧灘/柳原美知子
良く実った麦畑の広がる先に燧灘が光っている。大きく豊かな景色が良く見える。(廣田洋一)
39.夜が明けて緑雨の音に覚める吾子/西村友宏
夜明けにふと目が覚める吾子に気づき、力付の5月を感じ入る。眠っているあいだに、季節が移り変わる様子をあらわしている。(弓削和人)
40.届くより香る花籠母の日に/藤田洋子
花はその色、姿も素晴らしいですが、最も印象に残るのが香りだったりします。花籠に盛られていたのはカーネーション、薔薇、百合などでしょうか?(多田有花)
22.朝顔の小さき双葉に朝の風/髙橋句美子
28.マリア像に花捧げあり聖五月/多田有花
【入選/19句】
03.風も無き沼に水輪やあめんぼう/小口泰與
動かない水面だからこそあめんぼうがいて 長閑な景色が浮かびます。(上島祥子)
05.竹皮を脱ぐや早くも天を衝く/桑本栄太郎
筍が成長し次々と皮を脱いだと思うと、早くも天を衝くほどの立派な若竹になっている。その勢いに驚くとともに、光を放つ美しい竹に新たな季節の到来を感じます。(柳原美知子)
07.丹沢の山青々と麦の秋/廣田洋一
雪解けから若葉の山へ。山の青と金色に光る麦が丹沢に夏が来たことを教えてくれる。一句にいくつもの色が入っていて、豊かな初夏の山が浮かんでくる。すっきりしていて力強い句ですね。(吉田 晃)
麦が熟れてくるその向こうに青い丹沢の山々が見えます。故郷の風景とはこういうものかと思われます。(多田有花)
08.中空をひらり回転燕の子/廣田洋一
燕の子が早くも飛べるようになり、生き生きと中空を回転する様子に喝采される作者。燕が巣をつくってからずっと燕の子を見守られてきた温かい眼差しを感じます。(柳原美知子)
12.うつりゆく空彩りて木の芽雨/弓削和人
美しい木の芽時に降る雨は水彩画のように空を彩ってくれ、心やすらぎます。(柳原美知子)
14.歓迎の国旗と並ぶ鯉のぼり/高橋秀之
大阪万博の情景でしょうか。鯉のぼりという日本の文化の象徴と異国の象徴である国旗が並ぶ多文化共生社会の景色の面白さが感じられました。国旗は上部が固定され静かに掲げられているのに対して、自由に空を泳ぐ鯉のぼりが見事です。(土橋みよ)
15.和菓子屋でいくつ買おうか柏餅/高橋秀之
つやつやとした柏餅がずらりと並ぶ店頭のケース棚。思わず迷ってしまわれる心境がわかります。(多田有花)
17.薔薇薫る夜半の雨が残る朝/上島祥子
夜に雨が降りその雨滴がまだ薔薇の花びらに残っている朝です。薔薇の咲く庭に出られたらその香りが一層際立って感じられました。香りだけからでも薔薇の姿が目に浮かぶような御句です。(多田有花)
18.夏木立雨の余韻を残しけり/上島祥子
雨後の雫をこぼし光をこぼし、静かに佇む夏木立に涼しい風が渡る林。「雨の余韻」が詩的で、心惹かれます。(柳原美知子)
15→25.鋤き終えてゆっくり透けてゆく田水/吉田 晃
田植えのために梳かれた田に張られた水が、時間が経つにつれて澄み、日を透かせ、山々や空を映して美しい。農作業を終えて新たな季節を迎える喜びと充実感が思われます。(柳原美知子)
田に水が入り鋤いていけばしばらく田は濁ります。それが時間経過とともに土が沈殿し再び水が澄んできます。着実な詠者の観察の目が感じられます。(多田有花)
36.柿若葉弾く雨音の軽やかに/土橋みよ
柿若葉は初夏らしく明るい萌黄色で、つやがあり柔らかである。その若葉に初夏の雨音が吸い込まれていく素敵な景ですね。(小口泰與)
柿若葉の鮮やかな緑に、降る雨がいっそうみずみずしさを感じさせてくれます。軽やかな雨音に明るい季節の到来を思います。 (藤田洋子)
37.新生児検診終えて夏初め/西村友宏
春に生まれた子が問題無く夏を迎えるその嬉しさ安堵感が「新生児検診終えて」から伝わってきました。(上島祥子)
38.人形と並んでバシャリ初節句/西村友宏
赤ちゃんは男の子ですね。初節句の五月人形を傍らに新米パパが何枚も撮影されている様子が微笑ましいです。それとも本格的に写真館での一枚でしょうか。(多田有花)
41.クレヨンの画紙にバラ咲く母の日に/藤田洋子
折りしも今日5月11日は「母の日」です。幼子が画用紙にクレヨンで薔薇を描き、「ママ見て見て!お花のプレゼントだよ!!。」(桑本栄太郎)
母の日のきっと一番うれしいプレゼントでしょう。どんなバラであっても素敵な思い出になりますね。(高橋秀之)
母の日のプレゼントは何を貰っても嬉しいものです。思いのこもったクレヨン画はわずか期間しか貰うことが出来ないので嬉しさひとしおですね。
幸せな気持ちになる句です。 (上島祥子)
42.父と子のボール飛び交う柿若葉/藤田洋子
柿若葉を透かす光の中で、父と子の笑顔弾けるボール遊びのひととき。明るく心触れ合うかけがえのない初夏のひとときです。(柳原美知子)
02.行く春や山語らえば川答う/小口泰與
13.目の前をひらりと右へ蝶が舞う/高橋秀之
01.帰る鳥白き浅間を越え行けり
02.行く春や山語らえば川答う
03.風も無き沼に水輪やあめんぼう
04.筋白く一本通す青すすき
05.竹皮を脱ぐや早くも天を衝く
06.咲き満つや風に散り初む花みずき
07.丹沢の山青々と麦の秋
08.中空をひらり回転燕の子
09.ヌーの群れ大移動する夏の空
10.花冷えのやがて暮れゆく湖畔かな
11.春の星灯りに連なり潤むかな
12.うつりゆく空彩りて木の芽雨
13.目の前をひらりと右へ蝶が舞う
14.歓迎の国旗と並ぶ鯉のぼり
15.和菓子屋でいくつ買おうか柏餅
16.つるバラの開花弾けるように増え
17.薔薇薫る夜半の雨が残る朝
18.夏木立雨の余韻を残しけり
31.鯉のぼり高き瀬音に尾を揚げて
32.薔薇咲いて結婚記念日亡き夫よ
33.麦秋の野の果て光る燧灘
34.鱗取る音も春らし地場祭
35.雨の夕ライブ画面の藤くぐる
36.柿若葉弾く雨音の軽やかに
37.新生児検診終えて夏初め
38.人形と並んでバシャリ初節句
39.夜が明けて緑雨の音に覚める吾子
40.届くより香る花籠母の日に
41.クレヨンの画紙にバラ咲く母の日に
42.父と子のボール飛び交う柿若葉
※互選をはじめてください。5句選をし、その中の一句にコメントをお書きください。