俳句
曇り
○ミニバラが咲く。元気がなかったサフィニアが涼しくなったせいか、ぼつぼつ挽回。
○午前5時まえだったか、地震。震度4くらい。床から揺れる。食器棚の観音開きのガラス戸が片方(磁石が弱くなっている向かって右)。磁石で扉を閉めるようになっている戸だが。
地震と台風が一緒に来た。死者のでる災害が続く。
明るくて深い 現代語による俳句を。よい生活から よい俳句を。
俳句
曇り
○ミニバラが咲く。元気がなかったサフィニアが涼しくなったせいか、ぼつぼつ挽回。
○午前5時まえだったか、地震。震度4くらい。床から揺れる。食器棚の観音開きのガラス戸が片方(磁石が弱くなっている向かって右)。磁石で扉を閉めるようになっている戸だが。
地震と台風が一緒に来た。死者のでる災害が続く。
俳句
新涼の雨はたっぷり白く降り
いちばんに目覚めて赤きハイビスカス
○雨。台風9号の影響で、大雨の予報。
朝、7時前、一時停電。蒸し暑いので、朝からエアコンをドライにする。花冠ブログ句会も、急に新涼の句が増えた。みんなの句を毎日読んでいると、季節が刻々移り変わってゆくのが「見える」。
○昨日から、花冠10月号の編集をはじめる。大まかな割付と雑詠の選を投句されたものから済ます。
○インターネット俳句コンテストの、愛媛県教育委員会と愛媛新聞社の後援がすでに、決定。初めての申請でないものの、申請から決定まで、1週間ほど。非常に早い処理。また、コンテストの審査員に詩人の村上伸生さんを加えた。コンテストは、俳句、川柳、詩人、学者の選者がそろったことになり、俳句、川柳について、いろいろな見解がでるだろうから、楽しみなことである。
俳句
裏の樹に蝉の一つが鳴きとおす
蝉音止み遠くで一つまた鳴けり
○1945年8月6日8時15分の広島に続いて長崎に原爆が投下。11時2分。
8時15分といい、11時2分といい、朝なのだ。この時間に何をたくらみ、何を思う市民を殺そうとしたのだろうか。いかにも神の意思によるかのような、空中からの爆撃。許せるものではない。
終戦記念日が近づくと、それを振り返る報道に力が入るが、平和は普段の生活にあるのであって、普段の生活がいい加減では到底無理である。平和の思想は、毎日の生活の質素さと清潔さにあると思われる。質素と清潔というのは、現代流に解釈した「わび」の世界でもあろう。また、思想というのは、大きな言葉だが、ある思いや思考の日常的な継続なのだ。
○一日どんよりと曇り。午後7時56分ごろ地震。このところ地震が起きていなかったが、横浜あたりは震度3。床が揺れ、電灯の笠がゆれる。食器棚がびりびり音を立てる。
俳句
明日朝の食事に冷やす梨・トマト
朝日が溢れみんみん蝉がよく鳴けり
西瓜切ってみな故郷をもちたがる
○原爆忌句会の入賞者に賞品の発送を頼む。
金賞1名、銀賞2名、銅賞2名
俳句
夕立の気配集まる金の雲
鶏頭の花色いろいろ少しずつ
押入れに毛糸あること秋立ちぬ
立秋のコロッケからりと揚がりたり
青梨の冷たき甘さ歯に染みぬ
朝顔に水遣ってから留守にする
晴れ、夕方夕立。
○昨日の原爆忌に続いて、今日は立秋。8月7日という字面に微妙な翳りを
感じる。8に続く7。これでようやく秋なのだと。広島あたりでは、梅雨が明けないまま立秋を迎えたのではないだろうかと、妙な気持になる。
○埼玉県飯能市で大雨があったとのこと。降り始めて午後五時までに110mm。
俳句
被爆手帳も父も死にゆき原爆忌
永い月日のうちに一つづつもぎ取られ寂しくなって行きます。だからこそ、原爆は語り続けて行かなければならないと思います。 (佃 康水)
鶏頭の花が咲き出す原爆忌
少し淋しげな感じの鶏頭の花が咲き出す頃、いつも原爆忌が巡ってきます。ふと、子規の鶏頭の句を思い出しました。(河野啓一)
原爆忌ラジオに鳴りて朝の鐘
くもり
○原爆忌オンライン句会。23名参加。今回から智久さんに、集計をおねがいする。
○第64回目の原爆記念日。朝8時15分、原爆投下の時間にあわせてラジオから鳴る鐘を聞く。
○午後、西濃運輸で、花冠9月号が届く。原爆忌句会を行いつつ、区切りの着いたところで、発送の仕事。4時半には完了。すぐメール便を依頼して発送を済ませた。
○夕食は、山葵を食べるために、蕎麦にする。山葵がおいしいのは蕎麦と思う。それに、冷凍の巻寿司を解凍し、川海老と牛蒡のかきあげを抹茶塩で食べる。その後、急いでオンライン句会の仕事をする。
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原爆忌句会
ご挨拶
今日、8月6日は、広島に原爆が投下され64年目を迎えました。この原爆忌句会は、信之先生が提案され行われました。原爆投下の日の暑く晴れた日とは違い、今日の広島の朝は曇り空のようでした。8時15分に平和の鐘がラジオから鳴るのを耳に聞き留めました。
今日の句会には、23名の方々から原爆忌の句、七夕の句をご投句をいただきました。戦争を経験された世代からの実感の重い句が投句されたことは、大変重要なことだと思いました。経済主流の世の中に、アメリカ追随の世の中に、戦争も原爆も風化しつつあります。原爆は、西の方のこと、広島、長崎の人のこと、と突っぱねて考えている日本人が今いることに憤りを感じます。われわれが句を詠み、遺すことで、日本人の戦争に対する、遺すべき心情を明確に出来るものと思いました。
七夕の句にも、詩情豊かな佳句が投句され、心を和まされました。
信之先生には、句会を主宰いただき、ありがとうございました。暑さの中、投句と選、コメントをいただきまして、ありがとうございました。なお、集計は、伊豆の安藤智久さんがしてくださいました。今回が初めてでしたが、早速集計をしていただき、入賞発表に加えることができました。どうも、ありがとうございました。平和を祈念して、今日の原爆忌句会を終ります。(選者 高橋正子)
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俳句
○薬の勉強を少々する。
○明日は、原爆忌なので、原爆忌句会を行うと信之先生が提案。行うことに。
○智久さんの伊豆屋さんに注文していたわさびセットが到着。山葵を食べるために、スーパーの魚屋でみて、サザエのおつくりと蛸を買う。一人は、サザエがよろしい、一人は蛸がよろしい。おろしたての余った山葵は、冷たい豆腐をゴマ豆腐を食べるように、また刺身風にして食べる。これがなかなかいける。
俳句
晴れ
○7月月間賞(最優秀2名)と7月無欠詠賞(5名)を発送。
俳句
曇り、ときどき雨。
○地蔵盆のころのような雨の匂いがする。気温も低い。北の部屋は風がよく通って、扇風機もいらないほど。
○植えたばかりの鶏頭がすずしそうに見える。秋の気配があるせいか。
○木曜日に阪急に出かけたとき、手ごろなスープカップを見つけたので、4つ買った。今朝は、そのスープカップを使いたいために、スープを作る。
コンソメの素、セロリ、玉葱、トマト、塩、胡椒。トマトは種を抜いて、さいの目。これでおいしいスープになった。
俳句
○7月月間賞を決定。宮本和美さん、小川和子さんの句に。
○7月31日の日経夕刊。海辺の情景十選⑩が紹介されている。谷川晃一という画家の文で田中一村の「アダンの木」を紹介。「ある種の絵には故郷がある。画家の故郷ではなく、その画家の感性が全開する環境、それが絵の故郷だ。ゴッホにとってのアルル、オキーフのニューメキシコなどがそれにあたる。」とある。
「感性が全開する環境」は確かにあるだろう。土地や風景との相性というものがある。ゴッホの絵を見ていると、アルルがそうだと思える。田中一村の絵の故郷は奄美大島。「夕日の残照を浴びるアダンの実と静かな海。しかし空には黒雲が広がり、豪雨接近の暗い気配を描いている。」夕日の残照に照らされるアダンの実と残照に静かに輝く海。新聞紙上の絵なのに、目が強力に絵に惹かれる。内面性の高い絵だ。田中一村と言う人は、1958年、新しい画境を求めて、それまで住んでいた千葉に家を売り払い、奄美大島に渡り、その地で働きながら制作を始めた伝説の画家とのこと。