麦焼きの煙遠きを満たしける 正子
一読して、ミレーの、晩鐘の絵画を、連想いたしました。私たちの子供のころは、畑で落穂拾いをした後、もみを、燃やしていました。夕闇の中細くいつまでも、煙がのぼっていました。(遠きを満たしたる)自然の、豊かさを感謝するお句と拝見致しました。 (成川寿美代)
葛飾は薔薇咲き風の吹くところ 正子
葛飾を青葉の寒き日に訪ぬ 正子
○曇。青葉寒といいたい。春もののスーツでちょうどよい。
○葛飾まで用事で信之先生と出かける。日暮里から成田行きの京成線で。堀切菖蒲園の次のお花茶屋で下車。葛飾まで行くのは初めて。堀切菖蒲園の駅ホームには、菖蒲祭りのピンクの提灯がずらり。葛飾は横浜や都心とはちょっと違う雰囲気。
○今日の俳句
花菖蒲かすかに水の動きあり/成川寿美代
菖蒲田であろうか。大らかに咲いた花菖蒲の根元を流れる水のかすかな動き。ここにゆっくりと、動くともなく動く時間がある。(高橋正子)
コメント
お礼
花菖蒲・・・に、素敵な句評を頂き有難うございます。(生活する花たち)いつも楽しませて頂いています。友人が日吉にいましたので、慶応構内を歩いたり、港の見える公園を、散歩したりで、なつかしく、思い出しています。こんなに、お花が、あったのですね。当時は気がつきませんでした。写真、とてもきれいです。アングルもすばらしいと思います。
コメント
麦焼きの煙遠きを満たしたる…正子
一読して、ミレーの、晩鐘の絵画を、連想いたしました。私たちの子供のころは、畑で落穂拾いをした後、もみを、燃やしていました。夕闇の中細くいつまでも、煙がのぼっていました。
(遠きを満たしたる)自然の、豊かさを感謝する
お句と拝見致しました。
お礼/寿美代さんへ
麦焼きの句へコメントをありがとうございました。麦秋のころ、私の大変好きな季節です。
同じような経験をなさっておられるのですね。
写真を見てくださって、ありがとうございます。「生活する花たち」ということで、気楽に写しています。日吉界隈にも結構お花があります。