NEW3月29日(日)

曇り
物を書く桜咲く日の家うちに  正子

●『ヴァレの四行詩』の解説の、第1パラグラフの翻訳と要約。学術的な文章なので、抽象的。なぜ、ここまで難しく言わないといけないのかと思うが、思考方法が違うとも言える。それに学術的文章は、どこから見ても整合していることが必要なんだろうと思う。
今日のところを一言で言うと、『ヴァレの四行詩』はそれまでの詩とは、全く違う読み方をしなければいけない、ということだ。景色は体験した景色が表面的には書かれ、第二義的には、それが象徴となっている。リルケの思想に通底するものと、体験した風景が表すものとが二重になっているところを読むようにということ。これは、私の俳句の句法をほとんど同じじであることに気づく。

12パラグラグあるので、10日はかかりそうだ。この解説の内容を知って『ヴァレの四行詩』を読むとよいのだが、フュレボルンの指南を受けなくても、俳句の読みはいつもこのようであるのだが。