ご挨拶
三月も半ばとなり、日差しがずいぶん明るくなりました。
三月月例ネット句会にご参加くださり、ありがとうございました。
入賞の皆様、おめでとうございます。入賞句には、皆様から温かいコメントが寄せられています。重ねてお礼申し上げます。
先月の入賞発表では、評価の高い句にも、私が気づいた点をひとこと添えました。その後、電話でもお話ししましたが、ご本人が「そうだ」と思っていることが、私から見ると少し違っている場合もありました。
これはオンライン句会の難しさの一つかもしれません。
一方で、対面では言いにくいことを、文章では丁寧に掘り下げて伝えられるという利点もあります。
さて、今月の結果はどうかと言いますと、
金賞の
19. 庭中の雪解雫の音へ出る/柳原美知子
は、美知子さんのこれまでの句のレベルを一段と押し上げるものでした。
同じ作者の銀賞
21. 川波のひかりへ枝垂れ初桜/柳原美知子
は、互選で最高得点を得た句で、多くの方の共感を呼びました。
このように、皆様の句が、目には見えないところで確かに深まりつつあることを、たいへん嬉しく思います。
また、「自由な投句箱」の選評や、「髙橋正子の俳句日記」「エッセイと論文」など拙文を、普段熱心にお読みいただき、心より感謝申し上げます。
これで、三月月例ネット句会を終わります。
2026年3月14日
髙橋正子