NEW3月11日(水)

晴れ

●『詩を読む人の為に』を夕方の帰りの電車で、読み終えた。何度読んだか記憶がないが、三好は「詩とは何か」を問うものではないといっているが、読み通すと、「詩とは何か」を結局問うている。詩人は詩を読みながら「詩とは何か」といつも問鵜ているのではないか。

●冷凍の鮭のスライスがあったので、解凍してみると、燻製ではなく、生。新玉ねぎと鮭のカルパッチョにした。季節ものというか、意外とおいしい。カルパッチョのソースは簡単なので、自分で調合。オリーブオイル、柚子果汁、塩、コショウ、きびさとう。
柚子果汁は妹が自家製のものをくれていたので、それを使った。酸味が弱いので、入れ過ぎた感じだったので、きび砂糖を加えた。ケガの功名というか、とてもおいしい。かけるのは、控えめがちょうどいい。

●ゆうまくんは、土、日と合わない間にずいぶんヤンチャになっている。『こいぬくんくん』の小さいこいぬの絵をみれば、喜んでにっこりする。
自分と同じ小さいものへの関心のように思える。女の子が泣いている絵が気になるようで、「あーんあーん」といって、その箇所を見たがる。前はこわがらなかったのに、ちょっとしたことを怖がる。用心深くなっている。

言葉は、電気がつくと「あった」と言う。消えた時は何も言わない。私が「電気がついた」と言えば、「ついた」の意味がわかるようで、電気のスイッチを指さす。聞いて意味が分かる言葉と、自分が言える言葉が違うようだ。「いないいないばあ」は、「ある」「ない」の認識をうながしていて、赤ちゃんには一番面白いことのようだ。ないときは、敷物を広く撫でて叩きながら、「ないない」という。
ゆうまくんは11か月になったが、un dou-dou と mont-bell がすき。un dou-dou は毛布に書いてあったので読んであげた。mont-bellは、私の服に書いてあるロゴ。毛布のラベルをみつけるとdou-dou と言いながら読んでいる風を見せる。私のどの服でもマーン(mont)と言う。

3月10日(火)

晴れのち曇り

●筑摩書房から午前に、メールがあった。昨年12月10日締め切りの新人賞に応募していたので、第一次予選通過作の知らせだった。1890篇の応募があったらしい。私のは落選でした。落選者にもメールがあるとは、それなりに作者に敬意を払っていると思えた。

私の作品は断章小説という形式だったので、通過は難しいかもしれないと思っていた。ただ、出来上がった時期と応募締め切りが近かったこと、審査員の顔ぶれを見て、そのまま応募することにした。新しい形式を望む?と書いてあった思うが、やはり普通の形式の小説が通過したようだ。ヨーロッパには断章小説があるが、読むのは難しいと言われている。私は、初めての小説だし、書くなら断章小説が書きやすい。どの俳句の賞にも、ほかのジャンルの賞にも応募した経験がないので手さぐりだった。それでも一生懸命書いたのは事実。結果、文壇の雰囲気に少し触れることができ、大変面白かった。

なぜ、急に小説をと思う人もいるかもしれないが、これは、信之先生が、生前言ったことで、よくわからないことが一つあって、書けばわかるかと思い、その必然から書いたのだ。書き終わっても、何もわからなかった。が、1か月後、ちょうど年賀状が届くときに、その年賀状に添えられた、当り障りのない言葉でヒラッとわかったのだ。当り障りのない言葉は、推理小説よろしく、心理が見える。それで、わからなかったことの7割がわかった。あと3割については、自分の側ではどうにもできない。

自分の文章のレベルが賞の基準に対して低かったと思わないが、一次予選通過作の題名を見て、私とは、真逆の傾向を感じた。賞名の作家の影をどこか、引きずっていると感じた。応募作は、落選したからと言って、それをほかの賞には応募できない。逆に言えば、これが手もとに残ったということで、それがだれにも取られなかったということで、幸いだ。これに懲りず、どうせ落選なのだから、今度は本丸へ。今度は、まもとな賞に応募しようかと思っている。理由は、ちょっと面白いから。2作目は「リルケと俳句と私」が完成してから。それまでに死ぬかもしれないが。

■3月月例ネット句会/入賞発表■

■3月月例ネット句会/入賞発表■
3月月例ネット句会にご参加ありがとうございました。月例ネット句会のブログに入賞発表をしましたので、ご確認ください。
https://suien.ne.jp/getsureikukai
▼伝言
伝言・お礼等の投稿は、3月9日(月)~
                 3月12日(木)
○句会主宰:高橋正子