※当季雑詠3句(冬の句・春の句)を<コメント欄>にお書き込み
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※投句は、一日1回3句に限ります。
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※★印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けていま
今日の秀句/2月21日~2月28日
2月24日(1句)
★柏手打ち春の浅間へ一礼す/小口泰與(正子添削)
もとの句は「柏手を打ちて春の浅間へ一礼す」。柏手を打って一礼するのは祈りの素朴な形。「春の浅間」は冬の厳しさから徐々に春の兆しが見え始めた山で、柏手を打ち、一礼されることで、霊性を帯びてきて、句に精神性が深まっている。(髙橋正子)
2月23日(1句)
★椿咲く市営住宅中庭に/多田有花
叙景は的確で、詩的な飛躍はゆるやかだが、生活をそのまま掬い取る作風の作者の個性がよく出ている。庶民の生活のなかにも、品のある椿が咲き、春の訪れが明るい。(髙橋正子)
2月22日(1句)
★咲き揃う水仙揺らす強き風/上島祥子(正子添削)
もとの句は「咲き揃う水仙揺らす風強し」。「風強し」が説明になって、句の余情が損なわれています。美しい情景の句で、咲き揃った水仙の芳香まで届きそうだ。(髙橋正子)
2月21日(1句)
★八重咲の日本水仙雨水かな/多田有花
「雨水」は雪が雨へと変わり始めるの季節名。立春の次の節季。大地の凍てがゆるみ水が動き出す。「八重咲の日本水仙」と「水の動き始め」に清冽さがある。これがいい。(髙橋正子)
2月21日~2月28日
2月25日(名)
作業中
小口泰與
頬白のひと声鳴きてそれっきり
春の谷かそけき光届きけり
まんまるの朝日いてけり春の朝
多田有花
近々と寄れば白梅の香り
窓を打つ春の嵐となる夜に
蒼帝の夜通し激しく踊りけり
廣田洋一
突然の訃報飛び込む春の雨
雨空に色濃くなりぬ枝垂れ梅
膨らみし木の芽の下を乳母車
龍野ひろし
豆撒きの声を遠慮の団地かな
束ね髪ほどく指先朧かな
京は春袴の少女弓を手に
※龍野ひろし様
このたびはご投句いただき、ありがとうございます。
花冠のブログをいつもご覧くださっている方とお見受けいたしました。こちらの「自由な投句箱」は、花冠会員の方を対象としておりますため、差し支えなければ、簡単な自己紹介を下記アドレスまでお送りいただけますでしょうか。
haikukakan01@gmail.com(髙橋正子宛)
お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
花冠代表 髙橋正子
2月24日(3名)
廣田洋一
晩酌にふんわり海苔をあぶりけり★★★
戸を開けて余寒の程をはかりけり★★★
鶯や指さす子らの集い来て★★★
景のまとまりがよく、写生の確かさがあります。もう一歩、景の奥にひそむ静けさに耳を澄ませてみると、句にさらに深い余韻が生まれるように思います。(髙橋正子)
小口泰與
外つ国の人も笑顔や梅満開★★★
垣穂にてしばし留まる初雲雀★★★
柏手を打ちて春の浅間へ一礼す(原句)
柏手打ち春の浅間へ一礼す(正子添削)
多田有花
寄せ植えに日差しいっぱい浅き春★★★
春めきてわれを見上げるノースポール★★★
春日和水仙重なりあいて咲く(原句)
「春日和」と「(和)水仙」は季が重なっていると思えます。(髙橋正子)
和水仙日差しに重なりあいて咲く(正子添削①)
2月23日(4名)
小口泰與
太陽のかがよう朝や初雲雀★★★
梅の香のただよう庭や鳥の声★★★
春疾風雲は自由に舞いにけり★★★
多田有花
開花待ち枝にひしめく桜の芽(原句)
「ひしめく桜の芽」で開花を待っていることはわかります。「開花待ち」が説明になっています。(髙橋正子)
ひしめきて桜花芽の空にあり(正子添削例)
椿咲く市営住宅中庭に★★★
早春の空ゆく二機のヘリコプター★★★
廣田洋一
春一番キャッチボールをする親子★★★
雨上がり晴れたる空や風光る★★★
そこかしこ土筆芽を出す河原かな★★★
土橋みよ
春日差しツバ広帽を傾ぐ友★★★
庭仕事終えて寒茶をひとすすり★★★
枯節や湯気すっと立つ冬の椀★★★
2月22日(5名)
廣田洋一
料亭前低く咲きたる木瓜の花★★★
歩を伸ばす弁天堂や梅開く★★★
枝垂梅八重の花弁連ねたり★★★
土橋みよ
夜半の冬舌に滲み出る海老の肝(原句)
「舌に滲み出る」が身体的に生々しすぎます。この句では、「冬の夜半」のほうが季節感が強くでるのでよいです。(髙橋正子)
冬の夜半ほの苦くして海老の肝(正子添削)
春浅しカニ身包む膜透き通る★★★
春風に乗りて花粉のきらめけり★★★
多田有花
上春や名物並ぶ消火栓の蓋★★★
獅子瓦の東帝迎え堂々と★★★
地に花弁明るく重ねラナンキュラス★★★★
上島祥子
老梅の枝隣り合う紅と白★★★
雀来て三寒四温の枝しなる★★★
咲き揃う水仙揺らす風強し(原句)
下五「風強し」が説明的で、余情が消えているのが残念です。(髙橋正子)
咲き揃う水仙揺らす強き風(正子添削)
小口泰與
坂東の刃のごとき春疾風★★★
かがなべて浅間の春雪深きかな★★★
春雪の浅間へ朝日射しにけり★★★
2月21日(2名)
多田有花
八重咲の日本水仙雨水かな★★★★
運転士春のホームに電車待つ★★★
白梅や空の青さを際立たせ★★★
小口泰與
冬雷や少女の面の変わりける★★★
一面の霜柱とや子の面輪★★★
赤城より風のおらびける二月かな★★★
2月22日(日)
晴れ
朝は冷え込んだが、日中は四月並みの気温。一日、「『詩を読む人のために』の一考察 」の執筆に集中。それを「エッセイと論文」のブログに下書きした。今日のところは、(一)はじめに (二)前書き (三)新体詩から象徴主義の詩へ①島崎藤村を書く。⓶泣菫、有明を書き始めたが、疲れたので明日書くことにした。明日は子守りに行かなくてよいので、出来ることなら、明日までに仕上げたいが、どうも無理な感じだ。