自由な投句箱/7月21日~31日

暑中お見舞い申し上げます。


※当季雑詠3句(夏の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之

◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
◆俳句日記/高橋正子◆
http://blog.goo.ne.jp/kakan02


コメント

  1. 廣田洋一
    2017年7月21日 13:36

    自由な投句箱
    ★漣のきらきら光る夏の海
    ★風待ちて白帆掲げるヨットかな
    ★砂浜の人影まばら梅雨明けぬ

  2. 小口泰與
    2017年7月21日 15:06

    自由な投句箱
    ★硝子戸へ恐怖の雨やバンガロー
    ★凌霄花や浅間へ夕日近づかず
    ★軽装でと言う会議の麦茶かな

  3. Unknown
    2017年7月21日 16:36

    Unknown
    ◇花葛の護岸に立てば厳島
    ◇高架橋の灯を点けに来ぬ夏鴎
    ◇声もなく工事現場の夏雲雀

  4. 多田有花
    2017年7月21日 17:33

    自由な投句箱
    夏朝日昇れば鳥の歌いだす
    海風(かいふう)の終日とおる夏の窓
    夏の日やぴんと乾きしバスタオル

  5. 桑本栄太郎
    2017年7月22日 9:09

    自由な投句箱
    お詫びとご連絡・・・間違えて7月20日までの欄に投句していました。宜しくお願い申しあげます。

    ★少年のピアスきらめく朝涼し
    ★蝉殻を探し辿りぬ家路かな
    ★天道虫飛び翔つ前の間合いかな

  6. 満天星
    2017年7月22日 9:15

    お願い
    7月21日投句の「花葛の護岸に」他計3句は私満天星が投句しました。よろしくお願いします。

  7. 小口泰與
    2017年7月22日 10:34

    自由な投句箱
    ★空蝉や剥落続く六地蔵
    ★蓮の花遊船の声湧きにける
    ★そこはかと夕日浅間へ道おしえ

  8. 廣田洋一
    2017年7月22日 14:47

    自由な投句箱
    ★景色良き場所につかへる登山道
    ★山神に一礼したる登山口
    ★間伐の枝を手折りし登山杖

  9. 管理
    2017年7月22日 16:17

    転記
    自由な投句箱 (桑本栄太郎)
    2017-07-21 19:02:57
    ★少年のピアスきらめく朝涼し
    ★蝉殻を探し辿りぬ家路かな
    ★天道虫飛び翔つ前の間合いかな

  10. 桑本栄太郎
    2017年7月22日 19:21

    自由な投句箱
    ★花びらの滴幾重やダリア咲く
    ★トンネルを出でて黄なりきカンナ咲く
    ★待つことの聖者たりしや青ぶどう

  11. 川名ますみ
    2017年7月22日 22:13

    自由な投句箱
    夏山の命盛んな道走る
    横須賀の夏の岬に小さき艦
    夏服の防大生に女子添うて

  12. 満天星
    2017年7月23日 6:28

    自由な投句箱
    ◇現代の隙間の魔女や葛の花
    ◇広島や山の上から遠花火
    ◇花カンナははそはの母恋しくて

  13. 小口泰與
    2017年7月23日 8:48

    自由な投句箱
    ★そこばくの甕と目高の裏庭よ
    ★鬼百合の蘂の底ひの賢者かな
    ★日に晒す水をビニールプールへと

  14. 廣田洋一
    2017年7月23日 10:23

    自由な投句箱
    ★濃紫さつと開きしダリアかな
    ★店先のダリアの花の色崩れ
    ★道の端ダリアは紅し日高し

  15. 多田有花
    2017年7月23日 11:18

    自由な投句箱
    あじさいや六甲森林植物園
    池埋めて紅白睡蓮の開く
    蝉の声に始まる大暑の夜明け

  16. 桑本栄太郎
    2017年7月23日 18:30

    自由な投句箱
    ★香水の香りうとましバスの中
    ★鈍行の扉開くたび蝉しぐれ
    ★裏返る白き葉裏や大暑の日

  17. 小口泰與
    2017年7月24日 10:11

    自由な投句箱
    ★甚平や里なまり湧くへぼ将棋
    ★昼顔や唆されし椅子の女(ひと)
    ★凌霄花に浮つく風の朝かな

  18. 廣田 洋一
    2017年7月24日 10:28

    自由な投句箱
    ★夏燕二羽顔出す朝の風
    ★長命や背筋伸ばして千日紅
    ★暑さをば吸ひ込み紅き千日紅

  19. 満天星
    2017年7月24日 11:04

    自由な投句箱
    ◇ヒーロー歩く大暑の夜の書斎かな
    ◇空蝉の重なり合いて枝の先
    ◇あかときや花開きたる烏瓜

  20. 多田有花
    2017年7月24日 11:44

    自由な投句箱
    摩耶山へ向かう真夏の徳川道
    分けあって胡瓜を食べて共にゆく
    風涼し大阪湾を一望す

  21. 桑本栄太郎
    2017年7月24日 18:26

    自由な投句箱
    ★河童忌の冷茶漬け食ぶ昼餉かな
    ★夕刻の風に目覚めや昼寝人
    ★目覚めいて居所定まらず昼寝人

  22. 多田有花
    2017年7月25日 6:19

    自由な投句箱
    真っ先に蛇を見つける蛇嫌い
    気持ちよく山の汗かき戻りけり
    夏山をおりシロノワールを食す

  23. 小口泰與
    2017年7月25日 8:47

    自由な投句箱
    ★凌霄花や山の奇岩のそそり立
    ★夏ばてや良き物食べに旅心
    ★蓮の葉の血脈浮き立つ朝かな

  24. 廣田洋一
    2017年7月25日 10:04

    自由な投句箱
    ★丑の日は行列長き鰻屋かな
    ★丑の日や買ひし鰻は鹿児島産
    ★老友と酌み交わしたる鰻茶屋

  25. 満天星
    2017年7月25日 10:54

    自由な投句箱
    ◇河童忌や哀れカンダタ蜘蛛の糸
    ◇偉大なる葉に囲まれて花カンナ
    ◇凌霄やトランペットを吹き鳴らせ

  26. 桑本栄太郎
    2017年7月25日 18:00

    自由な投句箱
    ★稜線のゆるむ遠嶺や炎暑来る
    ★阪急の駅のホームやカンナの黄
    ★見上げ居る土手にカンナの車窓かな

  27. 満天星
    2017年7月26日 6:38

    自由な投句箱
    ◇桃の実の落ちて球体凹みたる
    ◇天空の糸柳から蝉時雨
    ◇被爆樹の周りに数多蝉の穴

  28. 多田有花
    2017年7月26日 7:17

    自由な投句箱
    にわか雨過ぎるコートの夜涼かな
    土用鰻売れ残りたる夜のスーパー
    朝風や熊蝉の声高まりぬ

  29. 小口泰與
    2017年7月26日 9:00

    自由な投句箱
    ★畦川の川音高し夏つばめ
    ★夏の鯉濡れ新聞に包みけり
    ★湖の色忽とかわりし時鳥

  30. 廣田洋一
    2017年7月26日 11:26

    自由な投句箱
    ★天ぷらの後のデザートメロン食む
    ★専用の匙で掬ひしメロンかな
    ★音良さげ叩いて見たりマスクメロン

  31. 桑本栄太郎
    2017年7月26日 19:38

    自由な投句箱
    ★風に添いうすき二匹や夏茜
    ★露わなる白き肩見せサンドレス
    ★甘露忌の香具師の呼び込む露店かな

  32. 満天星
    2017年7月27日 6:41

    自由な投句箱
    ◇両の手は鶴翼となり青嵐
    ◇追ひ越されすぐ路地曲る黒揚羽
    ◇長髪の振り向く女日焼顔

  33. 多田有花
    2017年7月27日 7:29

    自由な投句箱
    朝涼のなかで一枚描きあげる
    蝉時雨の下自転車の女子高生
    夏の陽の余熱の洗濯物たたむ

  34. 廣田洋一
    2017年7月27日 10:36

    自由な投句箱
    ★たどり着く神殿横に登山口
    ★親友と登山せし日の青き空
    ★バス降りて一礼したる登山口

  35. 小口泰與
    2017年7月27日 13:47

    自由な投句箱
    ★雫ごとグラジオラスを供えける
    ★しのつく雨に簗守の欠伸かな
    ★大甕の目高四散の日照雨かな

  36. 桑本栄太郎
    2017年7月27日 18:06

    自由な投句箱
    ★網戸越え何やら哀し夜気来たる
    ★ぽつかりと地の果てまでも蝉の穴
    ★三伏の熱き緑茶を点てにけり

  37. 川名ますみ
    2017年7月27日 22:41

    自由な投句箱
    うすうすと山の向こうに雲の峰
    葬儀より帰れば聞こゆ遠花火
    夏の夜にふうせんかずら誘導す

  38. 満天星
    2017年7月28日 6:04

    自由な投句箱
    ◇夾竹桃被爆写真はみな捻れ
    ◇油照鳩の絵踏んでマンホール
    ◇空家なる隣の蝉の賑はひよ

  39. 多田有花
    2017年7月28日 7:08

    自由な投句箱
    もぎたてのトマトに残る陽の温み
    受診する母新しきサンダルで
    六地蔵のうえに影なす百日紅

  40. 小口泰與
    2017年7月28日 9:10

    自由な投句箱
    ★凌霄花や牛舎の屋根の濡れそぼち
    ★夕映えの水面にぎわすえごの花
    ★夕河鹿宿はランプを灯しける

  41. Unknown
    2017年7月28日 10:39

    Unknown
    7/28投句の一句目と二句目を訂正し、下記の三句を投稿句とします。よろしくお願い致します。

    ◇被爆せしものみな捩れ夾竹桃
    ◇マンホールの鳩影に入れ油照
    ◇空家なる隣の蝉の賑はひよ

  42. 満天星
    2017年7月28日 11:41

    訂正
    7/28投句の一句目と二句目を訂正し、下記の三句を投稿句とします。よろしくお願い致します。
    ◇被爆せしものみな捩れ夾竹桃
    ◇マンホールの鳩影へ入れ油照
    ◇空家なる隣の蝉の賑はひよ

  43. 廣田洋一
    2017年7月28日 14:22

    自由な投句箱
    ★陰一つ無き道を行くプールかな
    ★炎天下水道工事急ぎけり
    ★炎天下水売りの鈴響きけり

  44. 桑本栄太郎
    2017年7月28日 17:18

    自由な投句箱
    ★空蝉のふるさと想う遠眼かな
    ★一陣の風の立ち居り夕立来る
    ★魚跳ねて足に逆巻く簗の水

  45. 多田有花
    2017年7月29日 5:57

    自由な投句箱
    ひぐらしや夕餉につくるカルパッチョ
    よく冷えし甘酒風呂あがりの喉へ
    部屋中に熊蝉の声満ちており

  46. 満天星
    2017年7月29日 7:13

    自由な投句箱
    ◇白南風や河豚の子釣つて放す人
    ◇おぞましき記憶薄れず青蜥蜴
    ◇熊蝉の猫から逃げてアンテナへ

  47. 小口泰與
    2017年7月29日 10:52

    自由な投句箱
    ★空さまの花の失せたる凌霄花
    ★行水や太古の日差し浴びておる
    ★蝸牛分教場の長ろうか

  48. 廣田洋一
    2017年7月29日 11:37

    自由な投句箱
    ★緑の野跨るごとく夏の山
    ★噴煙の人拒みたる夏の山
    ★雨強し家族まとまる夏の山

  49. 桑本栄太郎
    2017年7月29日 18:12

    自由な投句箱
    ★土かびの匂い立ち居り夕立風
    ★風にふと哀しくなりぬ涼夜かな
    ★かなかなのかなの間合いの途切れけり

  50. 多田有花
    2017年7月30日 7:40

    自由な投句箱
    熊蝉の朝日と競うごとく鳴き
    停車してドア開きどっと蝉の声
    三割引蛸の刺身でカルパッチョ

  51. 満天星
    2017年7月30日 7:55

    自由な投句箱
    ◇烏瓜咲きあかときを彷徨へり
    ◇金亀子物干し竿で昼の夢
    ◇蝉の殻我を先にと枝の先

  52. 廣田洋一
    2017年7月30日 9:49

    自由な投句箱
    ★甚平をおしゃれと褒める人のゐて
    ★甚平に心はずませ散歩する
    ★甚平や家の片づけすいすいと

  53. 小口泰與
    2017年7月30日 12:55

    自由な投句箱
    ★赤腹や暁の露天の湯の熱き
    ★夕菅や榛名湖へ投ぐルアー釣
    ★えぞにうの霧ヶ峰より富士見ゆる

  54. 桑本栄太郎
    2017年7月30日 19:21

    自由な投句箱
    ★蝉飛んでためらい探す庭木かな
    ★田草取る老いの背伸びや昼下がり
    ★かなかなの鳴いて逝きたる君想う

  55. 多田有花
    2017年7月31日 6:29

    自由な投句箱
    熱き茶を冷房の中で吹いて飲む
    ジェットスキー真夏の沖を疾走す
    大夕焼けコンテナ船は西へ行く

  56. 小口泰與
    2017年7月31日 8:57

    自由な投句箱
    ★凌霄花の雨後の空さま蒼きかな
    ★分校の水場の影の百日紅
    ★水漬く田三枚あるや閑古鳥

  57. 小口泰與
    2017年7月31日 10:01

    訂正をお願い申し上げます。
    3句目
    水漬く田三枚あるや閑古鳥⇨「水漬く田の三枚あるや閑古鳥」に訂正をお願い申し上げます。

  58. 満天星
    2017年7月31日 10:54

    自由な投句箱
    ◇蝉時雨足跡残し穴と殻
    ◇白南風や白き潮目に舟二艘
    ◇歩かねば俳句とならず夏の果

  59. 廣田洋一
    2017年7月31日 14:52

    自由な投句箱
    ★胃手術跡きれいに治り7月尽
    ★雨上がり7月の草華やげり
    ★7月のロケット飲み込む日本海

  60. 桑本栄太郎
    2017年7月31日 19:31

    自由な投句箱
    ★初鳴きを聞いて家路や法師蝉
    ★かなかなの嶺に茜の日暮れけり
    ★風を待ち投句勤しむ涼夜かな