暑中お見舞い申し上げます。
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コメント
自由な投句箱
★漣のきらきら光る夏の海
★風待ちて白帆掲げるヨットかな
★砂浜の人影まばら梅雨明けぬ
自由な投句箱
★硝子戸へ恐怖の雨やバンガロー
★凌霄花や浅間へ夕日近づかず
★軽装でと言う会議の麦茶かな
Unknown
◇花葛の護岸に立てば厳島
◇高架橋の灯を点けに来ぬ夏鴎
◇声もなく工事現場の夏雲雀
自由な投句箱
夏朝日昇れば鳥の歌いだす
海風(かいふう)の終日とおる夏の窓
夏の日やぴんと乾きしバスタオル
自由な投句箱
お詫びとご連絡・・・間違えて7月20日までの欄に投句していました。宜しくお願い申しあげます。
★少年のピアスきらめく朝涼し
★蝉殻を探し辿りぬ家路かな
★天道虫飛び翔つ前の間合いかな
お願い
7月21日投句の「花葛の護岸に」他計3句は私満天星が投句しました。よろしくお願いします。
自由な投句箱
★空蝉や剥落続く六地蔵
★蓮の花遊船の声湧きにける
★そこはかと夕日浅間へ道おしえ
自由な投句箱
★景色良き場所につかへる登山道
★山神に一礼したる登山口
★間伐の枝を手折りし登山杖
転記
自由な投句箱 (桑本栄太郎)
2017-07-21 19:02:57
★少年のピアスきらめく朝涼し
★蝉殻を探し辿りぬ家路かな
★天道虫飛び翔つ前の間合いかな
自由な投句箱
★花びらの滴幾重やダリア咲く
★トンネルを出でて黄なりきカンナ咲く
★待つことの聖者たりしや青ぶどう
自由な投句箱
夏山の命盛んな道走る
横須賀の夏の岬に小さき艦
夏服の防大生に女子添うて
自由な投句箱
◇現代の隙間の魔女や葛の花
◇広島や山の上から遠花火
◇花カンナははそはの母恋しくて
自由な投句箱
★そこばくの甕と目高の裏庭よ
★鬼百合の蘂の底ひの賢者かな
★日に晒す水をビニールプールへと
自由な投句箱
★濃紫さつと開きしダリアかな
★店先のダリアの花の色崩れ
★道の端ダリアは紅し日高し
自由な投句箱
あじさいや六甲森林植物園
池埋めて紅白睡蓮の開く
蝉の声に始まる大暑の夜明け
自由な投句箱
★香水の香りうとましバスの中
★鈍行の扉開くたび蝉しぐれ
★裏返る白き葉裏や大暑の日
自由な投句箱
★甚平や里なまり湧くへぼ将棋
★昼顔や唆されし椅子の女(ひと)
★凌霄花に浮つく風の朝かな
自由な投句箱
★夏燕二羽顔出す朝の風
★長命や背筋伸ばして千日紅
★暑さをば吸ひ込み紅き千日紅
自由な投句箱
◇ヒーロー歩く大暑の夜の書斎かな
◇空蝉の重なり合いて枝の先
◇あかときや花開きたる烏瓜
自由な投句箱
摩耶山へ向かう真夏の徳川道
分けあって胡瓜を食べて共にゆく
風涼し大阪湾を一望す
自由な投句箱
★河童忌の冷茶漬け食ぶ昼餉かな
★夕刻の風に目覚めや昼寝人
★目覚めいて居所定まらず昼寝人
自由な投句箱
真っ先に蛇を見つける蛇嫌い
気持ちよく山の汗かき戻りけり
夏山をおりシロノワールを食す
自由な投句箱
★凌霄花や山の奇岩のそそり立
★夏ばてや良き物食べに旅心
★蓮の葉の血脈浮き立つ朝かな
自由な投句箱
★丑の日は行列長き鰻屋かな
★丑の日や買ひし鰻は鹿児島産
★老友と酌み交わしたる鰻茶屋
自由な投句箱
◇河童忌や哀れカンダタ蜘蛛の糸
◇偉大なる葉に囲まれて花カンナ
◇凌霄やトランペットを吹き鳴らせ
自由な投句箱
★稜線のゆるむ遠嶺や炎暑来る
★阪急の駅のホームやカンナの黄
★見上げ居る土手にカンナの車窓かな
自由な投句箱
◇桃の実の落ちて球体凹みたる
◇天空の糸柳から蝉時雨
◇被爆樹の周りに数多蝉の穴
自由な投句箱
にわか雨過ぎるコートの夜涼かな
土用鰻売れ残りたる夜のスーパー
朝風や熊蝉の声高まりぬ
自由な投句箱
★畦川の川音高し夏つばめ
★夏の鯉濡れ新聞に包みけり
★湖の色忽とかわりし時鳥
自由な投句箱
★天ぷらの後のデザートメロン食む
★専用の匙で掬ひしメロンかな
★音良さげ叩いて見たりマスクメロン
自由な投句箱
★風に添いうすき二匹や夏茜
★露わなる白き肩見せサンドレス
★甘露忌の香具師の呼び込む露店かな
自由な投句箱
◇両の手は鶴翼となり青嵐
◇追ひ越されすぐ路地曲る黒揚羽
◇長髪の振り向く女日焼顔
自由な投句箱
朝涼のなかで一枚描きあげる
蝉時雨の下自転車の女子高生
夏の陽の余熱の洗濯物たたむ
自由な投句箱
★たどり着く神殿横に登山口
★親友と登山せし日の青き空
★バス降りて一礼したる登山口
自由な投句箱
★雫ごとグラジオラスを供えける
★しのつく雨に簗守の欠伸かな
★大甕の目高四散の日照雨かな
自由な投句箱
★網戸越え何やら哀し夜気来たる
★ぽつかりと地の果てまでも蝉の穴
★三伏の熱き緑茶を点てにけり
自由な投句箱
うすうすと山の向こうに雲の峰
葬儀より帰れば聞こゆ遠花火
夏の夜にふうせんかずら誘導す
自由な投句箱
◇夾竹桃被爆写真はみな捻れ
◇油照鳩の絵踏んでマンホール
◇空家なる隣の蝉の賑はひよ
自由な投句箱
もぎたてのトマトに残る陽の温み
受診する母新しきサンダルで
六地蔵のうえに影なす百日紅
自由な投句箱
★凌霄花や牛舎の屋根の濡れそぼち
★夕映えの水面にぎわすえごの花
★夕河鹿宿はランプを灯しける
Unknown
7/28投句の一句目と二句目を訂正し、下記の三句を投稿句とします。よろしくお願い致します。
◇被爆せしものみな捩れ夾竹桃
◇マンホールの鳩影に入れ油照
◇空家なる隣の蝉の賑はひよ
訂正
7/28投句の一句目と二句目を訂正し、下記の三句を投稿句とします。よろしくお願い致します。
◇被爆せしものみな捩れ夾竹桃
◇マンホールの鳩影へ入れ油照
◇空家なる隣の蝉の賑はひよ
自由な投句箱
★陰一つ無き道を行くプールかな
★炎天下水道工事急ぎけり
★炎天下水売りの鈴響きけり
自由な投句箱
★空蝉のふるさと想う遠眼かな
★一陣の風の立ち居り夕立来る
★魚跳ねて足に逆巻く簗の水
自由な投句箱
ひぐらしや夕餉につくるカルパッチョ
よく冷えし甘酒風呂あがりの喉へ
部屋中に熊蝉の声満ちており
自由な投句箱
◇白南風や河豚の子釣つて放す人
◇おぞましき記憶薄れず青蜥蜴
◇熊蝉の猫から逃げてアンテナへ
自由な投句箱
★空さまの花の失せたる凌霄花
★行水や太古の日差し浴びておる
★蝸牛分教場の長ろうか
自由な投句箱
★緑の野跨るごとく夏の山
★噴煙の人拒みたる夏の山
★雨強し家族まとまる夏の山
自由な投句箱
★土かびの匂い立ち居り夕立風
★風にふと哀しくなりぬ涼夜かな
★かなかなのかなの間合いの途切れけり
自由な投句箱
熊蝉の朝日と競うごとく鳴き
停車してドア開きどっと蝉の声
三割引蛸の刺身でカルパッチョ
自由な投句箱
◇烏瓜咲きあかときを彷徨へり
◇金亀子物干し竿で昼の夢
◇蝉の殻我を先にと枝の先
自由な投句箱
★甚平をおしゃれと褒める人のゐて
★甚平に心はずませ散歩する
★甚平や家の片づけすいすいと
自由な投句箱
★赤腹や暁の露天の湯の熱き
★夕菅や榛名湖へ投ぐルアー釣
★えぞにうの霧ヶ峰より富士見ゆる
自由な投句箱
★蝉飛んでためらい探す庭木かな
★田草取る老いの背伸びや昼下がり
★かなかなの鳴いて逝きたる君想う
自由な投句箱
熱き茶を冷房の中で吹いて飲む
ジェットスキー真夏の沖を疾走す
大夕焼けコンテナ船は西へ行く
自由な投句箱
★凌霄花の雨後の空さま蒼きかな
★分校の水場の影の百日紅
★水漬く田三枚あるや閑古鳥
訂正をお願い申し上げます。
3句目
水漬く田三枚あるや閑古鳥⇨「水漬く田の三枚あるや閑古鳥」に訂正をお願い申し上げます。
自由な投句箱
◇蝉時雨足跡残し穴と殻
◇白南風や白き潮目に舟二艘
◇歩かねば俳句とならず夏の果
自由な投句箱
★胃手術跡きれいに治り7月尽
★雨上がり7月の草華やげり
★7月のロケット飲み込む日本海
自由な投句箱
★初鳴きを聞いて家路や法師蝉
★かなかなの嶺に茜の日暮れけり
★風を待ち投句勤しむ涼夜かな