※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
※印の基準について。
「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
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「心が動いている」句を良い句として、★印を付けています。
主宰:高橋正子・管理:高橋信之
コメント
自由な投句箱
★空風やこのまま籠る事とせむ
★白鳥の鳥を咥えて離さざる
★これやこの切岸襲う霜柱
自由な投句箱
<播磨町・大中遺跡公園三句>
冬ぬくし楠の木陰に住居跡
廃線の軽便鉄道小六月
埴輪焼く人と歓談小春日に
自由な投句箱
★白き紙高々掲げ冬の街
★紙切れの落葉に紛れ舞ひにけり
★思ひ出す子の生まれたる年の暮
自由な投句箱
★嶺上の雲間あおぞら時雨れ来る
★水脈にみお重ね進みぬつがい鴨
★枝垂れても青空向きぬ冬木の芽
Unknown
自由な投句箱
庇より枯れたる蔓や雲幾重
橋下をのぞく人あり枯真菰
消灯の窓外ひっそり枯葎
自由な投句箱
★冬鷺の岸辺に立ちて動かざる
★奥利根の尖りし波や冬の蝶
★大根を抜きたる畑の荒涼と
自由な投句箱
★子の誕生街中祝ふ年の暮
★整理中の紙で指切り年の暮
★新しき友と吟行年の暮
自由な投句箱
紅葉散る廃線跡の遊歩道
やまざくらかえでけやきの冬紅葉
鉄筋の五重塔や小春空
自由な投句箱
<団地の給水塔外壁工事>
★あおぞらの高き足場や寒波来る
★初雪の報せテレビに寒波来る
★寒風の下枝にすがり葉の一枚
Unknown
自由な投句箱
空に浮くついばまれたる冬の柿
寄り合うて悴む手と手忘れおく
枯原や誰も通らぬ道をゆく
自由な投句箱
★山風や畑を耕す頬被り
★大利根の巌の狭間や冬の鳶
★浅間へと紅蓮の没日寒雀
自由な投句箱
★花模様透かして浮かぶ障子かな
★冬の雨訃報の続くクラス会
★冬の雨人を吸ひ込む新酒場
自由な投句箱
茶室には人影は無し冬ぬくし
冬はじめくるり旋回池の鯉
見上げゆく冬の紅葉の濃淡を
自由な投句箱
★みどり子の生誕待たる十二月
★日蔭行く今朝の散歩や息白し
★山茶花の一木白くあおぞらに
Unknown
自由な投句箱
焼芋屋引いて売りたる夕の苑
冬浜の遠くの釣り人かすみたり
岸壁に打ちて返すや冴ゆる波
自由な投句箱
★有明の風に騒めく枯野かな
★頂上の空蒼あおと冬の鳶
★群鴨の中に一羽の鴛鴦よ
自由な投句箱
★冬の雨並木の枝の雫かな
★鳥の声障子を開けて確かめぬ
★道草庵寄る人の無き漱石忌
自由な投句箱
花八手子を遊ばせる父と母
皇帝ダリア小春日和に高し
冬陽浴び遠くで光る播磨灘
自由な投句箱
★踏みしだく落葉片へに散歩かな
★歩みゆく銀杏並木や枯木立
★冬夕焼け早やも暮れ行く午後の四時
Unknown
自由な投句箱
涸溪の巌幾重に積みにけり
電柱の灯りあわしや空っ風
日没にかわりて鐘の凍てにけり
自由な投句箱
★夕暮の波の騒めく冬の利根
★冬紅葉蒼天に見ゆ白き山
★山風に抗う蘆の枯葉かな
自由な投句箱
★冬木立鳥の姿のくっきりと
★オーバーの襟を立てたる夜の街
★襟巻をもっこり見せて女学生
年会費の件
本日、来年度年会費を納めました。ご確認頂けれは幸甚に存じます。
よろしくお願い申し上げます。
自由な投句箱
遺跡復元銀杏落葉散るなかで
冬の沖なだらかにあり淡路島
冬陽燦燦家並みと工場と
自由な投句箱
★想い出を促すように雪ばんば
★白き実の南京櫨や寒波来る
★自動ドア開いて忽ち寒波入る
自由な投句箱
★想い出を促すように雪ばんば
★白き実の南京櫨や寒波来る
★自動ドア開いて忽ち寒波入る
Unknown
自由な投句箱
小雨降る襟巻き直す夜半かな
冬帽に風の音かむる日暮れかな
冬海の雲段段や波の花
自由な投句箱
★寒犬を連れてくるぶし二つ行く
★鴛鴦の一羽屯の鴨の中
★綿虫や田川越え行く夕間暮れ
自由な投句箱
★電飾の灯かり絡まる冬木立
★葉の一つ風を待ちたる冬木かな
★六年生未来を見つめ紙を漉く
自由な投句箱
冬晴を見渡すガラスの展望台
嘴広鴨弥生遺跡の池に来る
落葉する朝日夕陽を受けながら
自由な投句箱
★寒風のたちまち入りぬ自動ドア
★寒風にビルの尖りぬ青き空
★ふしぶしの骨の痛みや寒波来る
Unknown
自由な投句箱
終電車寒気と共に待ちわびぬ
暖房や降車忘るる靴の底
濡れそぼつ土に軽しや朴落葉
自由な投句箱
★抱えきし泥大根の三和土へと
★身を反らし二羽の白鳥着水す
★鷹舞うや奇岩巨石の妙義山
自由な投句箱
★厨房の煙り流れる枇杷の花
★冬の雨暖色増える花売場
★華やぎてミルクは要らぬ冬苺
自由な投句箱
冬晴や三か月ぶりの受診なり
受診終えればはや夕暮れに日短か
冬雲へ高く伸びたるクレーンかな
自由な投句箱
★大雪の今朝の散歩や花八手
★あおぞらに銀杏冬木の凛と立つ
★一二枚葉のしがみつく冬木かな
Unknown
自由な投句箱
●暮れなずむ山路につづく冬の羊歯
●下校する生徒かたまり枯木立
●枯枝や街頭の灯のあたたかし
自由な投句箱
★山茶花や欄間の木目磨き上げ
★石蕗咲くや躙り口より和服の子
★茶の花や長き垣根の庄屋址
自由な投句箱
★極月の血液検査癌マーカー
★飾売娘が一人加はりて
★サッカーの試合の続く開戦日
自由な投句箱
CIDPスノーブーツを部屋で履く
地に戦火絶えることなし開戦日
綿あめを載せし和牛の雲海すき焼き
自由な投句箱
★仏前に冬菊手向け開戦日
★綿虫の記憶のように浮き出でる
★あおぞらに残る紅葉や一二枚
Unknown
自由な投句箱
●道しるべ右も左も散紅葉
●街灯の泳ぐ夜路や冬ざるる
●飛び石をかくす落葉の下り坂
自由な投句箱
★風呂吹や雨戸かたかた鳴りける
★まんまるの冬日浅間へ沈みけり
★雲間より白き浅間へ冬落暉
自由な投句箱
★買ひ替へしゴム手袋やトイレ掃除
★園児らの通る垣根の片手袋
★川べりを青く染めたる葱畑
自由な投句箱
忘年会締めは抹茶モンブラン
北寄りの山に沈みぬ冬満月
歳末の挨拶交わし別れけり
自由な投句箱
★露凝るや田道の草のきらめける
★冬ぬくし辻看板の南茶屋
★我が名まだ猫のままとう漱石忌
Unknown
自由な投句箱
●昼餐の騒つきおさめる水仙花
●水仙や花器より茎を伸ばしけり
●花器に差す水仙すくと立ちにけり
自由な投句箱
★柊の香や遠き日の終電車
★侘助や重き枝折戸ぎーと鳴る
★忽然と鋭声の鴨や泳ぎゆく
自由な投句箱
★子沢山の家主の庭や枇杷の花
★物掴む形のままに置き手袋
★青空の色取り込みて冬の草
自由な投句箱
十二月のイルミネーション商店街
<姫路城ライトアップ「鏡花水月」二句>
冬のひかり城とお堀を煌めかせ
冬の夜の城を映せる水鏡
自由な投句箱
★八つ手咲く厨の外に水の音
★綿虫や想い出だすこと二つ三つ
★落葉踏み散策したる詩人かな