コメント

1. 多田 有花

   2025年12月1日 8:00

   彩や師走迎える玄関に
   古暦へなすべきことを書き加え
   師走入り風まだ優しき播磨かな

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2. 小口泰與

   2025年12月1日 9:27

   雨の中よくよく見たる寒牡丹
   冬晴れや三山見事稜線を
   赤城より襲い来たりし空っ風

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3. 廣田洋一

   2025年12月1日 10:31

   句会場予約したるや師走入り
   冬柿や主亡き家に実りをり
   冬天に澄みたる声や園児達

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4. 土橋みよ

   2025年12月1日 15:46

   境内の紅葉拾いて台湾へ
   ひび割れし苅田に糠の山一つ
   雨降りて柿落葉載せる地蔵様

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5. 桑本栄太郎

   2025年12月1日 16:20

   落葉掃くあとよりはらり落葉かな
   手のひらに乗せて綿虫撮りにけり
   小春日や吾が影追いて歩き居り

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6. 多田 有花

   2025年12月2日 7:48

   冬の夜の光の中の城仰ぐ
   ふるさとはすでに雪かも冬林檎
   冬の朝雲の並びへ陽の差しぬ

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7. 小口泰與

   2025年12月2日 8:40

   どっしりと長き裾野の冬赤城
   寒雀我が物顔に庭荒らす
   水槽の静に暮れて冬目高

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8. 廣田洋一

   2025年12月2日 13:17

   リサイタル終えし上野の月冴ゆる
   コンビニのおでんの匂い昼餉時
   笑顔にて糶落としたる本鮪

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9. 桑本栄太郎

   2025年12月2日 14:06

   山茶花の咲き初めいたる八重一輪
   綿虫尾の手にとどまるや翅たたむ
   冬菊の括られ咲きぬ畑の隅

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10. 上島祥子

    2025年12月2日 21:20

    指先に息吹きかける午後の冷え
    かくれんぼ冬の落葉に身一つ
    冬芝に木立の陰が迫り来て

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11. 川名ますみ

    2025年12月2日 22:03

    蜂蜜の色して銀杏散りそめる
    いっぱいに膨れて銀杏黄葉散る
    銀杏黄葉ふくれ弾けるごとく散る

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12. 小口泰與

    2025年12月3日 8:32

    明け六つの寒さ刃の如きかな
    日を受けてしゃんと伸びたる冬木の芽
    山の沼水潜りせる鴨一羽

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13. 多田 有花

    2025年12月3日 9:10

    石蕗の花咲けばほのかに江戸情緒
    つと刷毛をふれるごとしや冬の雲
    葉を落とす枝が触れたり冬の雲

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14. 桑本栄太郎

    2025年12月3日 15:34

    吹き溜まり彩となりたる落葉かな
    葉を落とし冬芽ばかりの銀杏かな
    尖りたる木々の梢や寒波来る

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15. 桑本栄太郎

    2025年12月3日 15:35

    吹き溜まり道の片辺の落葉かな
    葉を落とし冬芽ばかりの銀杏かな
    尖りたる木々の梢や寒波来る

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16. 廣田洋一

    2025年12月3日 16:06

    残業の憂さを晴らしぬおでん酒
    ICUに留まる友や冬の月
    白々と湧きては流れ冬の雲

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17. 友田修

    2025年12月3日 19:27

    紅葉散るそぼ降る雨に濡れ光る
    青空やはらはらと舞う紅葉かな
    留まりや盛る紅葉の散りぬるを

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• 友田修

  2025年12月3日 19:31

  申し訳ありません　１句面を以下に変更してください。　

  散る紅葉そぼ降る雨に濡れ光る

  よろしくお願いします。

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18. 多田 有花

    2025年12月4日 9:12

    冬晴へいまだ黄金の銀杏あり
    書き物にふと手を止めれば日短か
    木枯しに互いに吹かれているばかり

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19. 桑本栄太郎

    2025年12月4日 15:47

    吹き晒す風のほほ過ぎ寒波来る　　
    裸木のすつくと立ちぬ青き空
    バス道の片辺に寄りぬ落葉かな

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20. 小口泰與

    2025年12月4日 15:58

    寒夜読む俳句歳時記重きかな
    夜もすがら空風吹くや我が髪膚
    上州は四方山よりの空つ風　

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