自由な投句箱/11月21日~30日 2021年11月22日 10:07 | Weblog ※当季雑詠3句(冬の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。 代表:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2021年11月21日 9:06 自由な投句箱 ★冬鵙や尾上の松へ靄覆う ★逆光を集む冬ばら風の中 ★鳶の輪のました段畑大根引 返信する 廣田洋一 2021年11月21日 9:53 自由な投句箱 ★目貼りして雨戸を開ける応接間 ★一斉に街灯点る夕時雨 ★鷹一羽小屋に佇み時雨空 返信する 桑本栄太郎 2021年11月21日 18:27 自由な投句箱 ★綿虫のつんのめり居り手のひらに ★枝垂れたるしだれ桜の冬木かな ★春日野のひらがな歌碑や八一の忌 返信する 多田有花 2021年11月21日 19:14 自由な投句箱 短日や皇帝ダリア咲き誇る 経堂へ枝を差し伸べ冬紅葉 控え目に鳴きつつ枝に冬の鵙 返信する 小口泰與 2021年11月22日 8:31 自由な投句箱 ★丹田を守る八十路の懐炉かな ★返り花小堀の渡しマスクして ★神の旅里の社の蒼然と 返信する 廣田洋一 2021年11月22日 11:29 自由な投句箱 ★目貼りして煙草は外で吸ひにけり ★まだまだしたきことあり木の葉髪 ★傘寿後の恙なき日々木の葉髪 返信する 多田有花 2021年11月22日 14:53 自由な投句箱 冬浅き京でいただく生ジュース 小春日やオープンカーを走らせる 窓際のパキラへ冬の陽の淡し 返信する 桑本栄太郎 2021年11月22日 18:10 自由な投句箱 ★時雨るるや更に色濃き冬紅葉 ★大根のりゅうと立ち居り屋敷畑 ★少年の遠き日ありぬ龍の玉 返信する 小口泰與 2021年11月23日 8:34 自由な投句箱 ★奥利根の棚田うるおす小夜時雨 ★庭隅の石蕗を切り白磁壺 ★老農の猫背や畑の蕎麦を刈る 返信する 廣田洋一 2021年11月23日 10:39 自由な投句箱 ★銀杏黄葉光撒きつつ散りにけり ★団地の道一筋に石蕗の花 ★山茶花や零れし花の光をり 返信する 多田有花 2021年11月23日 14:40 自由な投句箱 <永観堂三句> 山門を入れば一面冬紅葉 絞り椿江戸の湯舟の足元に 石蕗の花石に巨木に寄り添いて 返信する 桑本栄太郎 2021年11月23日 18:22 自由な投句箱 ★電線の雄叫び立つるもがり笛 ★風の子は鬼ごつことや寒波来る ★つむじ風巻いて寒波の来たりけり 返信する 小口泰與 2021年11月24日 8:18 自由な投句箱 ★田雲雀や湖一面の絖を成し ★冬蝗稲藁ロールおちこちに ★和菓子屋の歴史をつなぐ冬柏 返信する 廣田洋一 2021年11月24日 8:55 自由な投句箱 ★北国を思い出したる目貼かな ★山茶花や空き家の庭を紅く染め ★日を浴びて青く光れる冬菜かな 返信する 多田有花 2021年11月24日 14:23 自由な投句箱 <永観堂三句> 永観堂冬の紅葉を見るばかり 紅葉散る水面の底の鯉静か 唐門の盛り砂鮮やか冬の陽に 返信する 桑本栄太郎 2021年11月24日 18:16 自由な投句箱 ★落葉松の並木通りや冬日さす ★ふるさとの遠くに想う波の花 ★落葉踏む銀杏並木となりにけり 返信する 多田有花 2021年11月25日 13:44 自由な投句箱 <永観堂三句> うめもどき赤々として冬はじめ とりまぜて赤や緑や冬の庭 白壁を彩る冬の紅葉かな 返信する 桑本栄太郎 2021年11月25日 18:34 自由な投句箱箱 ★バスに乗り銀杏落葉を踏みに行く ★光りつつ木の葉しぐれの銀杏かな ★市ヶ谷の銀杏散りたる憂国忌 返信する 廣田洋一 2021年11月25日 20:56 自由な投句箱 ★雪富士の裾長く伸び甲斐路かな ★冬めきぬ湖に浮かべる小舟かな ★小春の日跳ね返す富士の白雪 返信する 小口泰與 2021年11月26日 9:12 自由な投句箱 ★庭芝の醜草とるや冬の虫 ★寒暁や花園のホース棒の如 ★白波の利根のおりふし冬の虹 返信する 廣田洋一 2021年11月26日 10:14 自由な投句箱 ★水中花うすく閉じ込め初氷 ★ほうとう鍋のふた取る先に小春富士 ★地元産の葱の溢れる市場かな 返信する 多田有花 2021年11月26日 16:07 自由な投句箱 <永観堂三句> 地蔵像隣に八手の花咲かせ 冬紅葉中を登るや臥龍廊 多宝塔冬の紅葉の波のうえ 返信する 桑本栄太郎 2021年11月26日 18:34 自由な投句箱 ★さざ波の水面煌めくかいつぶり ★鬼貌の誰とも知れず芙蓉枯る ★畦道の日差しや冬の草もみぢ 返信する 小口泰與 2021年11月27日 8:08 Unknown ★あえかなる朱き冬芽や山の風 ★校庭へ冬韋駄天の足音かな ★赤金の朝日や沼の鴨陣 返信する 廣田洋一 2021年11月27日 8:52 自由な投句箱 ★電車より川面の見えず暮早し ★電飾の駅前広場暮早し ★塾の窓この頭見え暮早し 返信する 桑本栄太郎 2021年11月27日 18:41 自由な投句箱 ★木守の赤く熟せる軒端かな ★あおぞらの銀杏梢や裸木に ★日照雨(そばえ)降る日差し明るき冬日かな 返信する 多田有花 2021年11月27日 20:39 自由な投句箱 <永観堂三句> 冬紅葉光と影の交差する 冬紅葉の色も浮かべし流れかな 初冬の流れに紫式部の実 返信する 廣田洋一 2021年11月28日 8:33 自由な投句箱 ★葱の束買物かごをはみ出せり ★駅出でてつい立ち寄りぬおでん酒 ★週末はおでん鍋にて手抜きせり 返信する 小口泰與 2021年11月28日 9:39 自由な投句箱 ★熱熱の焼芋割るや湯気かおる ★円光の朝日や樹氷包みける ★裸形なる尻丸大根抜きにけり 返信する 桑本栄太郎 2021年11月28日 18:05 自由な投句箱 ★あおぞらに銀杏冬木の梢かな ★ひと風に木の葉しぐれやバス通り ★寒風に地団駄踏みてバスを待つ 返信する 多田有花 2021年11月28日 20:55 Unknown <永観堂三句> 山茶花や数多の人を見上げおり 冬紅葉苔に水面に散りゆきぬ 銀杏散るとき地は金色に変わり 返信する 小口泰與 2021年11月29日 9:31 自由な投句箱 ★しぐるるや野面うすうす木木の息 ★寒月や逃げ足早き雲一朶 ★瀞の面の鋼や木の葉跳ね返す 返信する 廣田洋一 2021年11月29日 11:04 自由な投句箱 ★電飾の点る並木や暮早し ★暮早し帰宅をせかす曲流れ ★桜落葉華やぐ色を残しをり 返信する 多田有花 2021年11月29日 17:54 自由な投句箱 <南禅寺三句> 冬紅葉中にどっしり水路閣 句碑ありぬ冬の紅葉に囲まれて 三門に立てば絶景冬紅葉 返信する 桑本栄太郎 2021年11月29日 18:32 自由な投句箱 ★冬ざれや喪中はがきの今日も来る ★日差し受くどうだん躑躅や冬紅葉 ★道の辺に散り積りたる落葉かな 返信する 小口泰與 2021年11月30日 8:46 自由な投句箱 ★冬空や星座の鳥獣翔けにける ★雀らの塒は庇や青木の実 ★牡丹の冬芽や雨を弾きける 返信する 廣田洋一 2021年11月30日 11:48 自由な投句箱 ★エプロンを着たまま出かけ年の暮 ★読みかけの本を積み上げ年の暮 ★練り物のゆかしき味やおでん鍋 返信する 多田有花 2021年11月30日 13:30 自由な投句箱 <蹴上インクライン> インクライン彩る冬の紅葉かな <瓢亭> 冬紅葉堪能ののち京料理 山茶花に照る陽曇る陽風吹く日 返信する 桑本栄太郎 2021年11月30日 17:53 自由な投句箱 ★川べりの地道を行くや枯尾花 ★堰水の冬日燦々光りけり ★玄関に冬の小菊や小料理屋 返信する 小口泰與 2021年12月1日 9:14 自由な投句箱 ★忽と消え忽と現る雪浅間 ★水枯れの添水や風の竹林 ★隼の真一文字の雄飛かな 返信する
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自由な投句箱
★冬鵙や尾上の松へ靄覆う
★逆光を集む冬ばら風の中
★鳶の輪のました段畑大根引
自由な投句箱
★目貼りして雨戸を開ける応接間
★一斉に街灯点る夕時雨
★鷹一羽小屋に佇み時雨空
自由な投句箱
★綿虫のつんのめり居り手のひらに
★枝垂れたるしだれ桜の冬木かな
★春日野のひらがな歌碑や八一の忌
自由な投句箱
短日や皇帝ダリア咲き誇る
経堂へ枝を差し伸べ冬紅葉
控え目に鳴きつつ枝に冬の鵙
自由な投句箱
★丹田を守る八十路の懐炉かな
★返り花小堀の渡しマスクして
★神の旅里の社の蒼然と
自由な投句箱
★目貼りして煙草は外で吸ひにけり
★まだまだしたきことあり木の葉髪
★傘寿後の恙なき日々木の葉髪
自由な投句箱
冬浅き京でいただく生ジュース
小春日やオープンカーを走らせる
窓際のパキラへ冬の陽の淡し
自由な投句箱
★時雨るるや更に色濃き冬紅葉
★大根のりゅうと立ち居り屋敷畑
★少年の遠き日ありぬ龍の玉
自由な投句箱
★奥利根の棚田うるおす小夜時雨
★庭隅の石蕗を切り白磁壺
★老農の猫背や畑の蕎麦を刈る
自由な投句箱
★銀杏黄葉光撒きつつ散りにけり
★団地の道一筋に石蕗の花
★山茶花や零れし花の光をり
自由な投句箱
<永観堂三句>
山門を入れば一面冬紅葉
絞り椿江戸の湯舟の足元に
石蕗の花石に巨木に寄り添いて
自由な投句箱
★電線の雄叫び立つるもがり笛
★風の子は鬼ごつことや寒波来る
★つむじ風巻いて寒波の来たりけり
自由な投句箱
★田雲雀や湖一面の絖を成し
★冬蝗稲藁ロールおちこちに
★和菓子屋の歴史をつなぐ冬柏
自由な投句箱
★北国を思い出したる目貼かな
★山茶花や空き家の庭を紅く染め
★日を浴びて青く光れる冬菜かな
自由な投句箱
<永観堂三句>
永観堂冬の紅葉を見るばかり
紅葉散る水面の底の鯉静か
唐門の盛り砂鮮やか冬の陽に
自由な投句箱
★落葉松の並木通りや冬日さす
★ふるさとの遠くに想う波の花
★落葉踏む銀杏並木となりにけり
自由な投句箱
<永観堂三句>
うめもどき赤々として冬はじめ
とりまぜて赤や緑や冬の庭
白壁を彩る冬の紅葉かな
自由な投句箱箱
★バスに乗り銀杏落葉を踏みに行く
★光りつつ木の葉しぐれの銀杏かな
★市ヶ谷の銀杏散りたる憂国忌
自由な投句箱
★雪富士の裾長く伸び甲斐路かな
★冬めきぬ湖に浮かべる小舟かな
★小春の日跳ね返す富士の白雪
自由な投句箱
★庭芝の醜草とるや冬の虫
★寒暁や花園のホース棒の如
★白波の利根のおりふし冬の虹
自由な投句箱
★水中花うすく閉じ込め初氷
★ほうとう鍋のふた取る先に小春富士
★地元産の葱の溢れる市場かな
自由な投句箱
<永観堂三句>
地蔵像隣に八手の花咲かせ
冬紅葉中を登るや臥龍廊
多宝塔冬の紅葉の波のうえ
自由な投句箱
★さざ波の水面煌めくかいつぶり
★鬼貌の誰とも知れず芙蓉枯る
★畦道の日差しや冬の草もみぢ
Unknown
★あえかなる朱き冬芽や山の風
★校庭へ冬韋駄天の足音かな
★赤金の朝日や沼の鴨陣
自由な投句箱
★電車より川面の見えず暮早し
★電飾の駅前広場暮早し
★塾の窓この頭見え暮早し
自由な投句箱
★木守の赤く熟せる軒端かな
★あおぞらの銀杏梢や裸木に
★日照雨(そばえ)降る日差し明るき冬日かな
自由な投句箱
<永観堂三句>
冬紅葉光と影の交差する
冬紅葉の色も浮かべし流れかな
初冬の流れに紫式部の実
自由な投句箱
★葱の束買物かごをはみ出せり
★駅出でてつい立ち寄りぬおでん酒
★週末はおでん鍋にて手抜きせり
自由な投句箱
★熱熱の焼芋割るや湯気かおる
★円光の朝日や樹氷包みける
★裸形なる尻丸大根抜きにけり
自由な投句箱
★あおぞらに銀杏冬木の梢かな
★ひと風に木の葉しぐれやバス通り
★寒風に地団駄踏みてバスを待つ
Unknown
<永観堂三句>
山茶花や数多の人を見上げおり
冬紅葉苔に水面に散りゆきぬ
銀杏散るとき地は金色に変わり
自由な投句箱
★しぐるるや野面うすうす木木の息
★寒月や逃げ足早き雲一朶
★瀞の面の鋼や木の葉跳ね返す
自由な投句箱
★電飾の点る並木や暮早し
★暮早し帰宅をせかす曲流れ
★桜落葉華やぐ色を残しをり
自由な投句箱
<南禅寺三句>
冬紅葉中にどっしり水路閣
句碑ありぬ冬の紅葉に囲まれて
三門に立てば絶景冬紅葉
自由な投句箱
★冬ざれや喪中はがきの今日も来る
★日差し受くどうだん躑躅や冬紅葉
★道の辺に散り積りたる落葉かな
自由な投句箱
★冬空や星座の鳥獣翔けにける
★雀らの塒は庇や青木の実
★牡丹の冬芽や雨を弾きける
自由な投句箱
★エプロンを着たまま出かけ年の暮
★読みかけの本を積み上げ年の暮
★練り物のゆかしき味やおでん鍋
自由な投句箱
<蹴上インクライン>
インクライン彩る冬の紅葉かな
<瓢亭>
冬紅葉堪能ののち京料理
山茶花に照る陽曇る陽風吹く日
自由な投句箱
★川べりの地道を行くや枯尾花
★堰水の冬日燦々光りけり
★玄関に冬の小菊や小料理屋
自由な投句箱
★忽と消え忽と現る雪浅間
★水枯れの添水や風の竹林
★隼の真一文字の雄飛かな