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コメント
転記/1月21日分
(小口泰與)2020-01-21 09:10:34
★吹越に岸辺の鷺の動かざる
★蝋梅の川面いっぱい攻め入りぬ
★冬空へのっぺらぼうのビルひとつ
自由な投句箱
★群れなしてつんと尖りし冬木の芽
★鳥の声急かせる如く冬木の芽
★日の光溜め込みてをり冬木の芽
自由な投句箱
★病院の中庭なりぬ枯芙蓉
★木蓮のいよよ色めく冬芽かな
★師の影を追い求めたり久女の忌
自由な投句箱
★蝋梅や三三五五と歩を運び
★隼や媼の鎌の光りける
★隼の風割る響き青き空
自由な投句箱
★青空を弾くが如し早き梅
★あちこちにほころびをりぬ早き梅
★早梅や高き枝より咲き始む
自由な投句箱
★太きもの白く立ち居り冬の畑
★地下鉄の地上に出でて日脚伸ぶ
★一木を絡め取りたり枯むぐら
自由な投句箱
★白鳥の塒へ奇数偶数と
★鴛鴦や永久のめおとの姿なり
★吹越と呼びし老婆の今は亡き
自由な投句箱
★かまくらや一灯ともし完成す
★かまくらや狭きとは言へ華やぎて
★かまくらの座敷を仕切るガキ大将
自由な投句箱
★彫刻のように川面や冬の鷺
★うつうつとひと日暮れ行く寒の雨
★水滴の小枝に歌う寒の雨
自由な投句箱
★白鳥へ飛び來るパンを奪いあう
★浅間嶺へ冬星ひときは耀える
★雪雲の峠の空をみたしけり
自由な投句箱
★三寒の続かぬうちに四温来る
★残りたる木の実の落ちて冬深し
★箱根は雪とスマホに知らせあり
自由な投句箱
★手探りのような朝や冬の靄
★くだら野や貨物列車の何処までも
★嶺の端うすき茜や日脚伸ぶ
投句訂正のお願い
三番目の投句にミスがありました。
ご訂正頂ければ幸いです。
誤)★嶺の端うすき茜や日脚伸ぶ
↓
正)★嶺の端のうすき茜や日脚伸ぶ
自由な投句箱
早天やインフルエンザ罹患メール
廃屋の更地となって冬の雨
窓越しの空は明るく冬夕焼け
自由な投句箱
★冬落暉飛行機雲も日を受けて
★酒量はや子にかなわざり寒見舞
★村里の書割めきて冬の月
自由な投句箱
★病得し友の見舞や冬日和
★富士山に雲一つ浮き冬うらら
★蒸かし饅頭に行列長し冬日和
自由な投句箱
★三寒の四温の晴れや朝日差す
★着ぶくれと言い訳なりぬ太き腹
★寒林の彼方にありぬ入日かな
自由な投句箱
寒の空リアウインドウいっぱいに
今川焼姫路じゃ断然御座候
きらきらと池の面光る春隣
自由な投句箱
★着ぶくれて階段高しジム通ひ
★穏やかな主の顔や冬菫
★冬菫見る度ごとに歩をゆるめ
自由な投句箱
★外に出づや眼間大きく寒満月
★蝋梅や夕餉仕度の手をとめて
★日脚伸ぶ浅間の空のより深き
自由な投句箱
★せせらぎに固まりいたる冬の鷺
★くだら野やどどと過ぎ行く新幹線
★くいくいと天を目指すや桜芽木
自由な投句箱
白菜の収穫進む遠き畑
寒晴や河岸段丘ひろびろと
春近し江戸の道標残る道
自由な投句箱
★湖の奥に浅間山(あさま)や日脚伸ぶ
★春待つや五家宝の土産とどきける
★春近し金平糖のうすき色
自由な投句箱
★待ち合わせ取消されけり雪催
★雪催人影見えぬ畑かな
★柚の実の中をえぐられ雪催
自由な投句箱
★寒禽の花びら揺るる小枝かな
★唐国のまき散らしたり流行風邪
★午後よりの風の出でをり寒の雨
自由な投句箱
★犬と居て信号を待つ四温かな
★記憶より狭き校庭冬菫
★忽然と空を奪いし鴨の群
自由な投句箱
★日輪のにぶき日射しや寒緩む
★温室の窓開けらるる春隣り
★ゆるゆるとうねる生駒嶺や日脚伸ぶ
自由な投句箱
★句会終へ未だ止まざる冬の雨
★独り居の窓を打ちけり寒の雨
★裸木を黒く染めたり雨しとど
自由な投句箱
★裸木の秀枝に二羽の雀かな
★烈風や牡丹の冬芽血の如し
★春近しペンキ新たなボートかな
自由な投句箱
★道戻り手袋拾ふ坂の上
★手袋の右だけ落とす改札口
★手袋をずらりと干せり工事主任
自由な投句箱
★山際の水色なりぬしぐれ虹
★寒林の梢ゆるむや木々の雨
★木々の枝の緩む雨なり草城忌
自由な投句箱
★弔問の帰りの星や枯木立
★水源の森の鳥語や雪明り
★新聞に包まる冬菜貰いける
自由な投句箱
★早梅や独り見上げし並木道
★咲き誇る梅の合間に青き空
★潦紅く染めたる梅の花
自由な投句箱
★我がうちの蠢動覚ゆ春隣り
★短身の我が影長く日脚伸ぶ
★畦焼のけむり棚びく野面かな
自由な投句箱
★大寒に目出度き舞の中華街
★茜色はね返すごと冬三日月
★三日月の光柔らか冬ぬくし
自由な投句箱
★あおあおと浅間の空や冬の草
★夕照の沼の空より大白鳥
★枯葦や利根の白波奮い起つ
自由な投句箱
★剪定の目印ありぬ冬木立
★青空に毬吊り下げる冬木かな
★今頃となりて夕べの寒波来る
自由な投句箱
春隣る朝の光が木々に差し
明るさを増す光浴び寒鴉
寒晴や捨てる荷物は山ほどある
自由な投句箱
★枯芝や我が物顔の醜草ぞ
★冬尽くや淡き色なる五色豆
★風花の畷の空に鳶の笛
自由な投句箱
★山際の水色空やしぐれ雲
★ニン月と思う梢やゆるび見ゆ
★木々の枝の黒々とあり冬入日