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コメント
自由な投句箱
2017-01-11 10:25:12
★パック詰め裂きて終わりぬ鏡割り
★水中で黴を落とせり鏡開
★小豆煮る匂ひ立ち込む鏡開
自由な投句箱
★虎落笛全身耳の化身なり
★寒木瓜や雨戸を鳴らす山の風
★戸を開けに出づや真丸冬の月
自由な投句箱
あいさつを交わす初打ちのテニスコート
暖冬の素足に触れる畳かな
すき焼きを囲む明日東京へ発つ人と
自由な投句箱
★冬萌の田面一面溢れ占む
★叡山の黒雲覆う寒の雨
★車窓より土手に早くも寒紅梅
自由な投句箱
◇冬空を編隊組んで川鵜行く
◇餌もらふ鴨を見ている鴉かな
◇寒落暉飛行機雲の茜色
自由な投句箱
寒の猪たどりし後をたどりけり
白梅もまた咲き始む寒中に
頂に寒の日差しのあふれおり
自由な投句箱
★すっぽりと歩行困難凍土かな
★くっきりと長き裾野や冬赤城
★己の影の田居を越ゆるや雪浅間
自由な投句箱
◇裸木に鶲止まれば花びらに
◇探鳥の植物園に紅冬至
◇寒日和島動く如巨大船
自由な投句箱
★鉢植えの三粒みな摘み柚子湯かな
★梅冬芽解れ一片陽を透かす
★餅花や鏡に揺るる美容院
自由な投句箱
★月登り明星光る寒の暮
★迎賓館白く光れる四温晴
★錦鯉ゆるりと動く冬晴日
自由な投句箱
★残り福過ぎて浪花の商人(あきんど)に
★真白なる穂絮畦占め枯尾花
★稜線のけぶり連なる寒の雨
自由な投句箱
挨拶のはや想い出に去年今年
初笑つまらぬ話にまぎれおり
いつもより少し奥まで初掃除
自由な投句箱
◇シナプスの天空走る枯榎
◇磯鴫の波打つ岩を寒日和
◇寒日和目白出てきて松かさへ
自由な投句箱
照り返す光明るし寒椿
結ばれし枝のお御籤松の内
静かなる寒の境内を歩く
自由な投句箱
★冬の朝白鷺川辺動かざる
★朝日差す霜の若菜を摘みにける
★おしなべて風の中なる冬芽かな
自由な投句箱
★池の揺らぎ映す天井冬晴日
★冬帽子迎賓館の庭を行く
★文字通り三寒四温の天気予報
自由な投句箱
★寒晴や木々の枝先色付ける
★寒林の青空慕う背伸びかな
★稜線の天の青空冬の嶺
自由な投句箱
◇雪道へ消えたる母の眉のうえ
◇川岸の栴檀の実や冬の月
◇神棚を下りて三体鏡餅
自由な投句箱
光る枝寒青空をさして立つ
一月の沖に希望の光あり
寒晴や風に鋭さ兆しおり
自由な投句箱
★雪の降る砂丘見に行く友の有り
★天気予報懐炉貼る場所勧めけり
★探梅の積りが既に咲きてをり
自由な投句箱
★左義長や朝日に染まる雪浅間
★垣へだて風の中なる福寿草
★霜畳畷へ鍬を置き忘れ
自由な投句箱
★寒林の青空慕う背伸びかな
★寒波来る何かを耐える閑居かな
★寒の窓開いてジャズの音もれ来たり
自由な投句箱
◇雲早き仏兵墓地に風花かな
◇雪虫や展望台に風荒ぶ
◇枯蓮や平和の鐘の響きをり
自由な投句箱
風さらに寒晴の空を磨きおり
寒風にじっと佇み測量士
寒風の激しかれども梅開く
自由な投句箱
★電飾の水面へ映ゆる四温かな
★電飾や折からの雪きらめきぬ
★電飾へあがる歓声冬帽子
自由な投句箱
★蝋梅や一輪咲きて陽を透かす
★寒空に早くも咲きし白き梅
★神籤ごと枝切り落とす小正月
自由な投句箱
★寒林のもろ手短きバス通り
★さざ波の青空ゆらぐ寒の池
★雪晴や日差しきらめく野に山に
投句
幼子の手を引いて行くどんど焼き
初雪や幾度と窓に駆け寄れり
拭きあげた窓に大きく冬西日す
投句
幼子の手を引いて行くどんど焼き
初雪や幾度と窓に駆け寄れり
拭きあげた窓に大きく冬西日す
自由な投句箱
◇初雪や長靴出して山を行く
◇赤い橇三人乗つて女の子
◇手の長き案山子のやうな雪だるま
自由な投句箱
どんど焼知らせる朝の町内放送
新刊書手に初雪の中へ出る
降りしきる雪の底から電車の音
自由な投句箱
★山風の夕轟きや達磨市
★次次に子豚生まれし枇杷の花
★夢もてリ風の中なる冬木の芽
自由な投句箱
★親鸞忌鍋一杯に煮ごめ炊く
★降りしきる雪掻く僧を白く染め
★積雪の深さ云い合う昼下がり
*煮ごめ=広島県の郷土料理
自由な投句箱
★霜焼や幼き日々の痛痒し
★霜焼に息をかけつつ書を読めり
★耳たぶに霜焼起こす風強し
自由な投句箱
★足跡をたどり歩むや雪の朝
★一頻り凍雪踏むや登校生
★きらきらと山河煌めく深雪晴れ
投句
風花の自由に舞い飛ぶ青い空
雪だるま二日ばかりの命かな
解け残る雪を避けつつ病気へ
投句
風花の自由に舞い飛ぶ青い空
雪だるま二日ばかりの命かな
解け残る雪を避けつつ病気へ
自由な投句箱
★後ろより風の吹きくる冬田かな
★屈折の冬夕焼の浅間かな
★七色に変る放水四温かな
自由な投句箱
陽の中へ雪きらきらと光り降る
陸を出て雪時雨いま沖合いに
雪雲は山の姿を隠しおり
Unknown
◇まさおなる空へ九輪の雪化粧
◇雪やんで鶲の歩く石畳
◇屋根の雪ピンポンカンと水の音
自由な投句箱
◇まさおなる空へ九輪の雪化粧
◇雪やんで鶲の歩く石畳
◇屋根の雪ピンポンカンと水の音
自由な投句箱
★雪祭此処にも有りと小岩井農場
★雪祭氷の像も有りますよ
★かまくらや雪祭のしんがりなりと
自由な投句箱
★暁闇のあの日あの時阪神忌
★吹雪とて止まぬ日はなし主に祈る
★ひと頻り凍雪踏みて登校生
投句
寒風に向かいて真白烏骨鶏
溶け残る瓦の雪は陽を返す
寒晴れや鳥居の奥の白き嶺
自由な投句箱
◇白き息観音様の前に立つ
◇人ごみの石垣行けば笹鳴けり
◇読み初めに伊勢物語恋の歌
自由な投句箱
凍て防ぐために蛇口を少し開け
冠雪の稜線の上朝の月
雪晴の真青な空を仰ぎけり
自由な投句箱
★反り返るダムの地肌や枯木立
★重厚な雲は頭上や冬すみれ
★山頂へ朝日差しけり寒椿
自由な投句箱
★日を浴びて鳥の群飛ぶ寒の朝
★寒桜枝を拡げて小鳥呼ぶ
★寒桜満開なれど華やがず
自由な投句箱
★一頻り凍雪踏みて登校生
★凍晴れのエンジン噴かす未明かな
★転がさる未完だるまや雪まろげ
自由な投句箱
◇ポエムこそ人間のもの月冴ゆる
◇紅椿踏めとばかりに雪ン中
◇イブの像見上げながらに白き息
自由な投句箱
珍しや三日続きの雪となる
晴れし朝遠く雪嶺を望みけり
松過ぎや日ごと日差しの明るさに
自由な投句箱
★探梅や五戸より増えぬ峡の里
★寒梅や我が影はやも過ぎにける
★里は風赤城榛名は吹雪けり
自由な投句箱
★冬の川底を染めたる木の葉かな
★冬の川泳ぐ魚の丸見えに
★川幅を拡げられたる冬の川
自由な投句箱
★四阿の屋根の現る雪解かな
★暁闇のエンジン噴かす眼下かな
★山陰の育ちなればや寒やいと
自由な投句箱
◇冬曙鵤(いかる)の声に誘はれて
◇淑やかに寒菊永く庭の隅
◇故郷の人里遠く雪景色
自由な投句箱
★壁際へ集う雀の日向ぼこ
★群雀名の木の枯木囃しおり
★山風のからむ枯木や夕まずめ
自由な投句箱
大寒の地表を覆う薄き雪
頬染めて少女真冬のテニスコート
冬深しライト揺らして夜のランナー
自由な投句箱
★大寒や紫陽花の花乾涸びし
★大寒のプールに励むウヲーキング
★大寒の最中に集ふ俳句大会
投句
髪切って頭は軽し初滑り
膝充てを今年は止めし初滑り
履き初めしスケート靴の尖りかな
(スケートは趣味で習っています。)
自由な投句箱
★大寒の宙にきらめく機影かな
★屋根の雪しづり走るや路線バス
★久女忌のものみな狂う憂き世とも
自由な投句箱
大寒の頂に立つ影法師
大寒の梅に日差しのやわらかし
大寒にはや啄木鳥のドラミング
自由な投句箱
★笹鳴や里の社へ朝日差す
★発条のブリキ玩具や寒卵
★毛糸編む妻は時おば違えおり