曇り。
5時起床。片づけと掃除、2時間。
曇り。
5時起床。片づけと掃除、2時間。
曇り。朝はすこし涼しい。
●深夜便で久しぶりに歌丸さんの落語、「長命」。落語の案内は遠藤ふき子アナウンサー。遠藤アナウンサーはクラッシック音楽にも詳しいが、落語とクラッシック、趣味は通じる。小三治のまくらを集めたCDが出たが、まくらだけは、すばらしい。落語はずいぶん聞いたがクラッシックと同じで、有名なもの以外は、内容はよく知るが題名がこんがらがる。
●朝のラジオ、花園大学の佐々木閑氏教授の講演を途中から聞いた。理系の話もあって、ちょっと聞いてみたくなった。
曇り。蒸し暑い。
●参議院選挙。政権演説をテレビで聞いたが、自分の意見を言うのにつっかえ、つっかえ。心もとない。
それを見て、よくも悪くもこの党しかないと一党に決めた。
●自由な投句箱のコメント2週間分を済ませる。毎日の投句なので、推敲する時間がなくて、毎日投句することに意味があるようでもある。毎日投句はなかなかできないことである。
●毎日俳句大賞の募集チラシが封書で3部届く。投句料が一句1000円とは高い。これは、俳句を質にいれるとして、一句が1000円の値うちってことと思えばいいのかな。私の俳句は、一句1000円の値が付くことはないので、そう思うのだが。投句者は素人。選者の先生へのお礼と賞金を集めるためなのだろうが、その投句料は腑に落ちない。
●句美子から餃子の注文を受ける。餃子の中身は冬は白菜、夏はキャベツ、ニラ、生姜のみじん切り、豚挽き肉、塩、醤油少々。これが我が家の餃子。注文がなければ、最近は作らない。
冷風機無謀な音を投票場 正子
投票場出て万緑に日のまぶし 正子
万緑に遊具ひとつは家であり 正子
うなぎ食べしのちの静かさ大昼寝 正子
山菜のみどり涼しきちらしずし 正子
餃子包む包みて並べ暑に耐うる 正子
昼灯飾りのごとく梅雨マンション 正子
夏草に埋もれてともる庭園灯 正子
夏草の刈られすぐにテント立つ 正子
梅雨を堪え薔薇の茂みの屋根へまで 正子
曇り。台風五号、長崎や五島列島、隠岐を通過中。
●アポロ11号が月に着陸した日が1969年7月20日。月面を歩く映像がアメリカの記念切手になった。そのころはインターネットがなくて、英語俳句を作る主に、アメリカ、イギリスの人たちと手紙でやり取り。月面を歩く記念切手も貼られていた。多い月は、月に50通ほど手紙が来た。その返事が大変だったが、もう、50年前のこととなった。のちにアメリカ俳句協会の会長になったヒギンスンさんは、40歳代だった。先般亡くなられた。
●「京アニメ」の火災、34人がなくなる。41歳が容疑者。その年代、息子の1.2年上に当たるが、進学校であったが、中高校制時代に我が家に出入りしていた子どもたちの礼儀の悪さが目に浮かぶ。どこか狂って、人間らしさと、何かが乖離している。
●信之先生の病院に付き添う。土曜のせいか、サラリーマン風の人が多い。蒸し暑さに疲れる。
●夕方4時ごろ、本屋に行くからと信之先生、やむなく付き添う。センター北のアカデミアに電車で出かける。
甚平の子たち本屋に立ち読めり 正子
甚平の子らが本を読みちらし 正子
葡萄の箱本のごとくに脇抱え 正子
輸入りんご小さき玉が夏らしき 正子
夏旅の異国にかじりし林檎ふと 正子
ロンドンの夏の渇きにマーコット 正子
台風の遠く過ぎたり闇暑し 正子
晴れ。蒸し暑い。台風5号の影響がそろそろ出そう。
●昨日、京都のアニメ制作会社、ガソリンをまかれて火災。33人が死亡。
●購読「俳壇」と「俳句四季」の8月号が届いているが、中を開く気が起きないのでただいま積読。
夏空へ一羽のさえずり弾けたり 正子
アンテナの小鳥夏空占めて鳴き 正子
コスモスの葉群一輪花浮かす 正子
白桃に渋さ残れり何か悔い 正子
氷詰めの鯵買う氷解け始め 正子
大甕に背を立てて生けグラジオラス 正子
夕暮れの向日葵黄色を透明に 正子
花束を握れば冷たき土用菊 正子
蝦夷菊の痛みやすきに水たっぷり 正子
祖母在りしころの蝦夷菊仏花なり 正子
曇り。天は高い。夜8時ごろから、土砂降り。
●疲れ具合の基準を自分なりに作る。自分では気づかないような肩こりは、疲れの前兆。
●オリエンタル百合、どの花屋にもたくさん入荷。
名物のどらやきをもらう
多摩川の夏を上れば下丸子 正子
にら洗う夏井のごとき冷たき水 正子
茶碗洗う夏井のごとき水たのし 正子
水打って路地にあまたの白き花 正子
水打って緑の奥に人住めり 正子
片隅に白百合を売りいよよ盛夏 正子
帚木の丸き緑の幼な苗 正子
ポーチュラカ咲き初めはやも色いろいろ 正子
夏雲や朝より干し衣はためかす 正子
夏山の緑もちたり向こう山 正子
晴れ、久しぶり。満月。
今日から蒸し暑くなる予報。一週間ほど前にも暑くなる予報だったが、そうではなかった。
●胡瓜、茄子が長梅雨で不作らしい。漬物屋に胡瓜が入荷しないというニュース。
●だいたい、一日おきに夜、眠れなくなる。そうは言っても朝方急に眠くなって熟睡。
夏の月昇れば満ちて赤みおぶ 正子
夏雲にさえずり高き鳥のいし 正子
夏山の緑湧きたり空曇る 正子
夏の月バーを覗けば視線浴ぶ 正子
乱切りの西瓜に種の散るまばら 正子
夏霧に向こうの街の青信号 正子
朴葉焼きにせよと中元送られ来 正子
夏の日の強さを歩く生かされて 正子
夏鶯通勤時刻遠に過ぎ 正子
ズッキーニの緑のつやよ梅雨長し 正子
朝より、細い雨。降るともなく降る。
夏菊を桶にあふらせ供花を売る 正子
釈迦仏に竜胆をはやも立ててあり 正子
竜胆の供花に薄日のとどきたり 正子
釈迦仏の石とはいえど梅雨が沁み 正子
雨だれの石を穿てり梅雨の寺 正子
マーケット一番広く桃を売る 正子
雨寒し茄子田楽の味噌たっぷり 正子
茄子むらさき水道水をよく弾き 正子
太陽の光散りたり梅雨曇り 正子
草原にぎす鳴くどちら向いて鳴く 正子
曇り、時々晴れ。今日も涼しい。
●7月月例ネット句会入賞発表を済ませる。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d/
●7月ネット句会投句
28.蓮の実の真青に雨の降りいたり 正子
蓮の花が散り、瑞々しい青い実をつけた蓮池。静かに雨が蓮の葉を濡らし、実を濡らして青さを深めていきます。日本画を見るようです。(柳原美知子)
29.電線に尾長よく鳴き梅雨夕焼 正子
30.山鳩の声は夏山より出でず 正子
●サッカー生地の寝具が生協より届く。クレープ(日本なら縮)、リップル。サッカーとリップルは子供のころよく着た。木綿のワンピースだ。
海の日の晴れてきたるも歓喜なり 正子
降るともなく降りて明るき梅雨の街 正子
葉桜の大枝折れて地に生き生き 正子
鳥籠のごとき傘行く梅雨の街 正子
コカ・コーラ梅雨明け近き冷蔵庫に 正子
水茄子の淡きみどりがよく漬かり 正子
新じゃが芋三つ葉と揚げて二人の菜 正子
水の中の街のごとしや明るき梅雨 正子
アフリカのグレープフルーツ涼しかり 正子
梅雨灯昼間も木立の中につき 正子
雨。きのうから暑くなる予報がはずれ、今日も涼しい。23度。
梅雨に疲れた。
深夜便、。リヒャルトストラウスの「ツラットストラはかく語りき」、「マーラーの5番」がかかる。5番のアダージェットはつい聞いてしまう。今年はオーストリアと日本の交流150周年だそうだ。世紀末ウィーン展があちこちで開かれる。クリムト、3歳で死んだ息子の肖像、見たかったが、先日クリムト展は終わってしまった。
●早朝、信之先生に起こされる。金蔵寺へ蓮を見に行くからついてくるように。
蓮は、蕾さえなく、巻葉が数本水から覗いているのがおもしろいくらい。帰り、あまり寄りたくないのだが、プチ・アントルメの喫茶店により、モーニング。コーヒーを飲んで、トーストひとかけ。家に帰って朝食のし直し。
●夕方句美子が来る。晴雨兼用日傘をくれる。色は薄いピンク。薄いピンクが似合う年寄りになっているそうだ。今は、差しやすいし、丈夫、主にはもったいないので、句美子のおさがりのミントンの日傘を使っている。
●7月月例ネット句会
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d
夏草の刈られてすぐに立看板 正子
ぎす鳴けり道より遠き草原に 正子
おおかたは狗尾草や分譲地 正子
菊廼屋の吹寄せ
夏菓子に星と貝殻散らされし 正子
茗荷筍好きで多くを刻みけり 正子
蓮巻葉雨を素通りさせており 正子
雨だれを見たり聞いたり梅雨の寺 正子
夏寺の縁の厚木の古るままに 正子
山蟻も蟻と出会いぬ石畳 正子
カサブランカ暮らしの庭を清らかに 正子