晴れ。
夜十時の西空。三日月はジョーゼットをかけたように。昼間の炎暑のせいか。
ラジオ講座も夏休みで、原作のままの英語で、『ロミオとジュリエット』を放送。粋な計らいの講師。伊藤サム先生。
どこよりかあおられて来ぬ病葉は 正子
炎天を耐えゆくパイナップルの荷も 正子
夏の夜の三日月けむりて浮かびたる 正子
晴れ。
夜十時の西空。三日月はジョーゼットをかけたように。昼間の炎暑のせいか。
ラジオ講座も夏休みで、原作のままの英語で、『ロミオとジュリエット』を放送。粋な計らいの講師。伊藤サム先生。
どこよりかあおられて来ぬ病葉は 正子
炎天を耐えゆくパイナップルの荷も 正子
夏の夜の三日月けむりて浮かびたる 正子
晴れ。
かき氷匙に冷たさいや残り 正子
一片の雲に晩夏のきたりける 正子
向山緑疲れて蝉鳴かす 正子
鉢の水流れ出したる涼しさよ 正子
ベランダに光黄ばみて原爆忌 正子
暑に耐うる夕餉の魚焼き焦がし 正子
晴れ。台風8号、9号が近づく。遅くには雨の予報。
原爆忌が近づいた。向こうの山が疲れたような緑。晩夏。
原子炉と原爆は私は同じものと考える。広島県の小学6年生のときだったか、記憶はあいまいだが、東海村に原子炉が文明の進歩の象徴のように作られた。それを、小学校の玄関の黒板に、ニュース係として私は書いた記憶がある。
猛暑。
8月月例ネット句会の案内。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02d/
●「俳句添削教室に」若い人らしい句がある。よくぞ見つけてくれた。
●無印で文庫版型の手帳を4冊買う。俳句添削ノートとして使う。句美子、友宏用。
●元希に暑中見舞いの返事に紙の風鈴カードを贈る。吊るせば金属の棒が二本触れ合って鳴る。舌に「みんみんぜみ むこうの山で よくなくよ 正子」と書いた。孫には、俳句は推奨しないが、昔からの風流の習わしでしたためた。
表参道の伊藤病院へ。半年ごとの定期健診と薬をもらうため。
連日の猛暑のわりに、欅並木に覆われた歩道は、それほどの厚さではない。欅の幹は80センチくらいになっている。
帰り、北青山の紀伊国屋スーパーに寄る。胡麻たっぷりの大きな煎餅と本わらびもちを買う。
山陽堂で、『異邦人』(カミュ・窪田啓作訳・新潮文庫)、『変身』(カフカ・高橋義孝訳・新潮文庫)、
『長いお別れ』(レイモンド・チャンドラー・清水俊二訳・早川書房)を買う。
学生時代夏休みの読書と言えば、その薄い本のためのせいか、『異邦人』『変身』だ。今回もわが夏休みのために買った。薄い本とはいえ、一日で2冊読む気力はなくなった。『異邦人』の第2部、刑務所はよくわかる。その気分に染まりそうになる。その気分を救うのは、アルジェの美しい風景。ちょっと旅行してみたくなる。本当は、第2部がよくわかってはいけないのかもしれない。
晴れ。蒸し暑い。朝5時ごろから窓から涼しい風が入る。
昼頃は、台風の影響か風が鳴っている。
「俳壇5月号」、ますみさんに送る。遅くなってしまった。
ミニ薔薇、オレンジピンクも開く。咲けば、小さい花ながら涼しそうだ。
晴れ。非常に蒸し暑い。
梅雨明けかと思えば、そうでなく、台風が近づいている。
「権助提灯」を英語で聞く。英語でも結構面白い。
晴れ。夕立。
白芙蓉咲く。
ミニ薔薇、黄色が開く。
曇り。
5時起床。片づけと掃除、2時間。
曇り。朝はすこし涼しい。
●深夜便で久しぶりに歌丸さんの落語、「長命」。落語の案内は遠藤ふき子アナウンサー。遠藤アナウンサーはクラッシック音楽にも詳しいが、落語とクラッシック、趣味は通じる。小三治のまくらを集めたCDが出たが、まくらだけは、すばらしい。落語はずいぶん聞いたがクラッシックと同じで、有名なもの以外は、内容はよく知るが題名がこんがらがる。
●朝のラジオ、花園大学の佐々木閑氏教授の講演を途中から聞いた。理系の話もあって、ちょっと聞いてみたくなった。