4月9日(金)

晴れ
●ひんやりと新緑が冷えている。URの敷地をとおって、リハビリに。歩けば肩にかけるバッグが重く、脚に負担がかかっている感じ。
●敬二さんの奥さんに電話。コロナで面会できないそうだ。初期治療を終えてリハビリの段階に入っているが次の病院が決まらないでそのまま待っているとのこと。徐々に回復されいる様子で、ひとまず安心。

4月8日(木)

晴れ
新緑の欅の高さに教会も 正子
●今日は久しぶりの副都心線。渋谷を越えて原宿下車。伊藤病院へ。6か月分の薬をもらう。思ったより1時間ぐらい早く診察が終わった。待ち時間が長いこの病院、みんなどこかでお茶や食事をするのを楽しみに遠くから通院してるらしい。病院のパンフレットにも表参道のお店が案内してある。
待ち時間に表参道をあるく。欅並木の新緑が美しい。参道沿いのトキョー・ユニオン・チャーチの屋根を初めてよく見た。屋根の反りが面白い。屋根が新緑に溶けている。表参道は明治通りまで下り坂なって、病院までは緩い上り坂。今までは自由に歩けたこのあたり、今日はこの坂を上るのに脚に負荷がかかる。山陽堂に寄るが、今日は面白い本もみつからない。中ではギャラリーの花に水をやって頂戴とか、お客さんがいるからとか、会話している。。根津美術館も予約制なので入れないし、骨董通りもみゆき通りもどこか寂れてるし、美味しいパン屋さんがあるのだが、今日は見つからない。裏通りの丘を歩く。神宮の杜に行きたいが時間がなくて帰る。あたらしくなった原宿駅もまだ通っていない。時間があるようでないようで、せかせかと帰る。

4月6日(火)

晴れ
●気になっている添削1通返信。あんまり、添削の必要がない。そのいいわけがましく、私の撮った写真を同封した。建長寺の牡丹と、箱根湿生花園のおきな草のはがきサイズ。いざ印刷してみると、焦点がぼけているのは、いくら良さそうでもダメということがわかった。
●少し肌寒い。夕方から仕事へ。行くなり、今日は二人休んでいるで、たいへんだという。一人は39度の熱が出て昨日から休みという。PCR検査を受けたが、陰性とのこと。案の定、残業をと言われたが、友人と二人断って定時で退社。ナイトクルーがいるのに、なんてことだ。

4月7日(水)

晴れ
山藤に花房はやも留守の家     正子
新緑にはるかな友を祈りけり    正子
若葉して鳥の模様の浮き立ちぬ   正子  
●敬二さんのご子息から3月末にメールをいただいている。敬二さん、命に別状ないが、ご病気とのこと。急なことで、回復を祈るしかない。倒れられて2週間は過ぎるから、親しい句友に連絡。
●4月2日に都筑阪急に出かけた。すっかり改装され2回にB00k1stが開店していた。良く揃っている。『俳句上達9つのコツ』(井上弘美著/NHK出版/1400円)を買う。
井上弘美氏は、京都生まれで、踊りの先生ではなかったかと思う。そのこともあるだろうが、俳句の型がしなやに整えられて、上手という感じ。書いている内容は、基本は基本なのであるが、文学として俳句を見るなら、粗野なところがある、できそこないの俳句も魅力なんだけれどと思いつつ読む。上手がいいわけではないし。しかし、俳句を添削するうえでは、上達するように添削し、教えなくてはならないし。
添削大流行りだが、外国の詩人に添削制度というのがあるのかどうか。自分でアドバイスを受けて直すべき。添削は一つの例案で、ベストじゃない。ベストじゃない、と言うのが難しい。

4月5日(月)

小雨
●ネット今日もつながらず。WiFi器具のあたりを掃除したり、裏の番号を確かめているうちにコンセントからコードが偶然外れる。コンセントに差し直す。すると、どうでしょう。ネットが繋がった。
WiFiをつける前、ルーターでネットを繋いでいたとき、繋がらないことがよくあった。そのとき、コンセントを差し替え直すと繋がった。今回繋がった理由はコンセントを差し替えたことと思う。偶然とはいえ、よかった。WiFIでもおなじことが起こるんだと。
●血圧が下がり過ぎてふらつくので病院に電話、今朝一番に受診するよう指示される。9時までに来るようにということでおおいに疲れた。薬一種類休むことに。

4月4日(日)

曇、ときに小雨
駅まではからすのえんどう花盛り 正子
くれないも白も吹かれて花水木  正子
●土曜日の夕方からネットが繋がらなくなる。夜になっても不通。仕事にならず。手紙による通信添削をたのまれて3度目になるが、返事を書こうにもネットの不具合で明日に延ばす。
●JAの直売所でかった筍、ゆでておいたのを料理。一番おいしいのは、木の芽醤油つけて網で焼く。今年は筍の裏作らしい。ぱっと出てぱっと終わるらしい。
●夕方句美子が来る。HPをまた作ろうかという。kakan.infoはだれかに取られたので使えない。suien.ne,jpはドメイン料を払っているのでOK.internet-haiku.
orgもドメイン料と払っているのでOK。任せるからと返事。
オックスフォードのブックワームを4冊借りて来てくれる。先週借りて来てくれた本の巻末に、問題練習があり、8つある物語の印象場面を俳句にしようというのがあった。そして、俳句の定義が面白い。
「5-7-5のシラブルで、3行で書く。」
シラブルの分け方の説明があって、例句が2つある。
日本の俳句の5-7-5のみが俳句輸出されたということ。これは、興味深い。

3月29日(月)

晴れ
包帯で親指守る日桜咲く       正子
四十雀初めの小節柿の木に      正子
雨あとの春日水のごとく透け     正子
●自由な投句句箱の秀句の選が溜まってしまった。昨日の分までアップ。
●春、春闘の季節。それも遠い話。子供たちは職場で、それなりに昇進しているらしい様子だが、親にはその情報がはいらない。生活できているのか、健康は大丈夫かと信之先生は気をもむ。その締めくくりに、「いつ死んでも大丈夫だな。」と。私は「大丈夫です。」というほかない。

3月24日(水)

晴れ
●土筆とからすのえんどうを摘んできたので、小瓶に挿す。今日は、まさかの、うすいピンクベージュのチューリップが咲いた。
●昨日本阿弥書店の編集長さんから電話。アンソロジーの参加者の推薦をということ。年末黒部さんから依頼があったが、思い浮かば浮かばないので、そのままにしていた。
企画はいいと思う。装丁に品があるので、勧めやすい。会員が大勢なら、すぐに推薦できるのに、なにしろ意図的に人数を減らしている現状、こういう時、困る。他誌の句を読んでも、花冠の俳句は、技術的な下手さが見えるが、レベルはあると思う。
巡らし考えたが、思い当たらない。協力したいが、うーんと言っているうちに、句美子さんはどうかと名指してこられた。句美子のことは、抜けていた。句美子と電話で話して、二つ返事で決まった。美知子さんのアンソロジーが気に入っていたので、話は速い。6月末出版予定。

3月23日(火)

晴れ
●金蔵寺の桜が6,7分咲く。東京は満開とのこと。
●コロナとお父さんの世話でどこにもいけないだろうからと、日曜日ごとに句美子がいろいろ本を持ってきてくれる。花や植物、料理、英語の本など。毎回5.6冊。
この前の日曜日に「Pompeii: Tiro'Story」と「Twelve Years a Slave」というのがあった。オックスフォードのラダーシリーズ。たまたま持ってきたのだろうが、どちらもslaveが主人公の話。イタリアとアメリカの話。
ローマ帝国時代ののslaveは、話すだけでなく、ラテン語もギリシャ語も読み書きできる。主人の要望で、手紙などを読んで聞かせるが、自由になることはない。食べたいときに食べ、眠りたいとき眠るということはない。アメリカのslaveは知っての通り、鞭がつきもの。free なslaveもいるが、誘拐され、奴隷商人に売られまたslaveとなった人の話。二つは、slaveの意味が違っている。
イギリス王室を離脱した夫妻も人種差別問題を口にしているが、文化の伝統や社会や政治制度の違いもあったり、主観も働いて面倒な問題だ。アメリカの話のなかにfree paper というのがでてくるが、これは無料配布紙のフリーペーパーではなく、slaveではないfreeの身である証明保証書。その意味を確かめるのに、辞書の奥の奥、その奥くらいまで検索したら、日本語の訳語はなかったが、その意味はあった。

3月22日(月)

晴れ。
●柿の木に新芽の黄緑が出始める。近所の垣根にあけびの花が咲く。
●「俳句大学」No.5 (152ページ/1500円)が熊本の永田満徳さんから送られてくる。後記によると、印刷製本代に45万円かかったそうである。20万円は参加者から、残りは、満徳さんと高資さんで折半したそうだ。