曇り、ときどき小雨
雨露のきらりきらりと秋草に   正子
雨降りてあからみ深し草紅葉   正子
焚きあとは紅葉の形命日香    正子
●ますみさんから「メシアンの『七つの俳諧』について」が送られてくる。2稿とあったので、1稿はどこに?ととまどった。再度送ってもらった。2稿を花冠No.3741月号に掲載する。
●夕方雨があがっているので、URの団地を歩く。草に雨露が残って、街灯にきらきら光っている。雨の露ではなく、露のように見えた。虫が濡れた草の中でもよく鳴いている。
●アマゾンにベビー布団セットを注文。2~3歳までつかる。オンラインショップのコメントを見ると、孫が来るので買った、というのが2,3人いた。
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      曇り、ときどき子小雨。
ぷーさんのぬいぐるみ提げ時雨るるを 正子
鳩居堂に選る和紙いろいろ秋深し   正子
赤き実の和紙の模様に秋の夜     正子
●午後、横浜そごうへ。鳩居堂と、子供用品売り場。ディズニー広場で、くまのプーさんのぬいぐるみを買う。5000円ぐらいで売られていたと思ったが、7800円に値上がり。急な値上がりに驚くが、ゆうまくんに
まえまえから買ってあげようと思っていたので、値上がりは残念だが、買えてよかった。大きなビニール袋に入れてもらった。電車で、ディズニーランド帰りの人を時々見るが、そのように人たちになっていた。
●アマゾンに注文していたベビー毛布が届く。あまりの軽さにびっくり。
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      曇り、のち雨
●午前、ハート内科へ。インフルエンザの予防接種を予約。昼過ぎから、時雨のような雨になった。
●9月に角川が『大俳句歳時記』を4分冊で刊行したが、これに信之先生の「寒き日」と、正子の句「蜻蛉」「受験子」「ストール」「春めく」が載っている。初め、買うつもりはなかったが、本屋で見て、買ってもいいかな、と思い始めた。買う方に気持ちが傾いたとたん、嫌な人の好かん俳句が載っていた。また、買わない方へ気持ちが傾いた。つまり、こういう俳句と並べられたくない。
●散文の章題を考える。章題の並びを見て、本文を読みたくなるか。21章あったのを、16章にした。
●ゆうまくんが11月になったら来るので、ベビー毛布をアマゾンで注文。明日配達される。アマゾンでベビー毛布を探すと、知らないブランドがたくさんある。外資系もある。
●夜中目が覚め、『源氏物語』の「玉鬘」辺りを読んだ。正確にはどのあたりかうろ覚えだが、藤壺が亡くなるときか、「みかん」がでてきた。当時のみかんは?と。生協でシトラス21というみかんが届く。まだ青みが半分ほど残っているが、美味しい。ここ3週間、青蜜柑がおいしいとずっと思っている。
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      曇り
●昨日、今日、曇りがち。今日は肌寒いくらいだ。
●有花さんに電子書籍の句集を勧める。そのことで電話で話す。早速500句ぐらいメールでおくってくる。
●百日草が毎日毎日よく咲く。ジニアではなく、百日草を植えたのは正解。夏は花が持たないので、仏様用に植えたのが、涼しくなってからよく咲くようになって、て、切ったところから枝分かれしてまた花が咲くのをくりかえしている。昔の百日草とイメージが違って、かわいらしい印象になっている。オレンジ系の色も、ピンク系の色も数種ある。
●昨日夕方から、トートバッグを作っている。簡単なものだが、製図に従って作ると、思ったより、いいものが出来そうなのだ。今日は、表側ができた。あとは内袋をつければ、出来上がり。
●女性の総理大臣が今日誕生。男性より、話すことに熱量がある。政治家は政治家であるが。
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      晴れのち曇り
栗の毬朝日に向けてはじけたり 正子
駅頭にサックス鳴るや秋の暮  正子
看板を銀杏に立てて大学祭   正子
●4時半起床。東の空に月と星がくっきりしている。真上の星もよく見る。もっと星が見えるところへ、と思いURの団地へ行くが、わが家のあたりの方がよく見えた。街灯の灯りが無ければ、もっときれいなはず。少しURの団地を歩いて、引き返し、わが家の前を通り、5丁目の丘へ。
今日は四十雀がよく鳴いている。オナガと鵯、百舌鳥がいた。思い出したのだが、「鳥目」というのある。いまはこんな病気の人はいないが、ビタミンAの不足でなる病気だ。子どものころは、この病気にならないよう、注意された。夜盲症というものが。鳥は夜見えないから、夜見えない人を鳥目と言ったのだ。そのことを思い出せば、暗いうちは鳥が鳴かないくらいわかるはずなのに、すっかり忘れていた。鳥は明るくなりはじめたら,すぐに鳴く。
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      晴れ
秋蝶の晴れし空より吾にくる 正子
秋晴れに玄関洗う水たっぷり 正子
ひと枝の金木犀を仏前に   正子
(蝶や金木犀が、単なる季語や風物ではなく、記憶や感情の深層から摘出された象徴として機能しているように思います。)
●久しぶりの洗濯日和。シーツやカバーなど大物の選択。あさってから天気がくずれそうなので、多分寒くなるかもしれないので、掃除を念入りに。ひとりなので、自分が汚さなければそれほど汚れない。汚れないようにするには。手を抜くことを考える。
●『詩を読む人のために』(三好達治)
蒲原有明の象徴詩について、
象徴詩のいわゆる「象徴」が、単なる比喩以上の広く深い「把握」とその鋭い「摘出」とを意味していることは、以上の諸例(「智恵の相者は我を見て」「霊の日の蝕」「茉莉花」)からも、いくらかの諒解されたことと思います。(p.52)
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      小雨、時々曇り
●『詩を読む人のために』(三好達治著/岩波文庫)
本棚から、『源氏物語』とついでに、この本を取り出した。詩をどのように読めばいいのかを、話している人は結構いる。詩を読む基本というものがあるのだろうが、それはあるようでない、のではと思う。結局、一篇一篇の詩を、著名な詩人がどのように鑑賞しているかを逐一知り、その読み方を、一篇一篇知っていくしかない、と思える。
「千曲川旅情の歌」は単純に読めばよい。明治38年に上田敏の『海潮音』が発表され、翌年の明治39年に薄田泣菫の『白羊宮』の「ああ大和にあらましかば」は、ずいぶん解釈が難しくなっている。フランスの象徴主義の影響があるというのだ。ちょうど、このころリルケが活躍している。リルケは藤村の時代の人である。藤村や泣菫に深く関わろうとは思わないが、リルケは、共鳴するところがある。これは日本の詩とリルケの間で、何が違うかということである。
日本の俳人が小説を書いた例はあるが、成功していないようだ。その理由は、風景描写は良いが、思想、哲学がないということらしい。したがって、俳人の課題は、思想や哲学をどのように俳句に盛り込むことになるだろう。そのまま入れたのでは、詩のある俳句にはならない。
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      小雨、のち曇り
花びらのあからむ山茶花はや咲きぬ 正子
椎の実を拾う雨の上がる朝     正子
●小雨のなか、5丁目の丘へ散歩に行く。熟れかかった、まだ青いような柿の木に、オナガが数羽。何を食べているのだろう。「小鳥来る」の季語があるが、それを実感する。四十雀の声が聞かれなくなった。鵯の声が一番よく聞こえる。椎の実を拾った。雨に濡れていたせいか、皮がすぐむける。藪のなかに山茶花が咲いていた。
●一日散文を書く。400字づめ、66枚になったが、70枚はほしいところ。
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      晴れ
川原の芙蓉の紅を遠目にて 正子
秋潮の川遡る音しずか   正子
雀らの泡立ち草を宿としぬ 正子
●10月月例ネット句会
https://suien.ne.jp/getsureikukai
句会の作業をしていると睡魔が襲う。少し仮眠。夢に晃さんと信之先生と、だれかがいた。温泉のようでもあるし、木々に覆われていた。だれかが笹団子を出してくれた。すると、テンツク、テンツク。祭りばやしが聞こえ、子供御輿が通る声。それに目を覚ました。ちょうど、窓の外を子供御輿が通り過ぎるところだった。今日は駒林神社の祭らしい。先週、暮れた山から太鼓の音が聞こえていたが、こちらは大人が練習していたのかもしれない。喉が変。
ここに夫がでてきたのも、不思議。いま、散文を執筆中。人のことを大事に思うような文なので、夫が「自分のことを忘れるな」とでも言ったような感じだったが、それは、夫だけではなく、正子が自分のことを忘れるな、ということでもあるらしい。夢のお告げというもののようだ。
●リルケ理解のために何をするか、課題をAIにあげてもらった。
①リルケの手紙を読む。
②『マルテの手記』を読む。(すでに読了)
③リルケの詩を訳す。(意訳でもよい)これは、実践を始めている。
これまで自己流で進めて来たことが、AIの方向とマッチしている。大筋間違っていないようだ。
 
                   
        
        
        
            
                  
        
                  
      
          
        
        
        
        
        
        
                      雨
●執筆中の原稿、ひととおり推敲できた。字数を数えなければいけない。まだ、段落、一行空け、句読点の位置を考えなくてはいけない。
●モリスの柳の枝柄でブックカバーを縫う。布だけ見るより、仕立てたほうがよく見れる。ミシンの上糸が突然、切れる。原因に気づくまで、1時間かかる。簡単なことだった。上糸の糸巻に切り込みに糸がひっかって、切れていた。ボビンに下糸を巻いた時、糸巻を反対にセットしたため。