※当季雑詠(夏)3句を〈コメント欄〉にご記入ください。
※投句は一日1回3句までといたします。
※登録のない俳号・ペンネームでの投句は削除させていただきます(例:唐辛子など)。
※★印について
「心が動いている」句を良い句として選び、★印を付けています。
(※多くの方にご覧いただき、心より感謝申し上げます。この「自由な投句箱」は花冠会員を対象としておりますので、どうぞご理解ください。)
花冠代表 髙橋正子
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花冠代表 髙橋正子
コメント
甘そうな杏子に朝日煌煌と
上枝より落ちたる雫緑雨かな
着飾りて子の静けさや風薫る
ごま豆腐湯葉豆腐食ぶ夏の宵
別府湾の青さを望む夏の朝
<観光列車36ぷらす3>
漆黒の車体輝き夏はじめ
茉莉花の路地一筋を抜けにけり
少しだけ街の明かるく更衣
フランスパン抱えて帰る麦の秋
一陣の風に飛ばさる夏帽子
静かなる光を浴びし夏の朝
放水に蟻の溺れし庭真中
<観光列車36ぷらす3・駅弁>
大粒の苺がのるやTAMATE箱
<門司港駅二句>
門司港駅出れば薄暑の光かな
関門海峡五月の潮の流れおり
遠き日の夏合宿の夜汽車かな
夏木影かげを求めて老夫婦
夏の日の原始の力溢れけり
<観光列車36ぷらす3・駅弁>
鶏天に大粒の苺のTAMATE箱
<門司港駅二句>
門司港駅五月の風のぬけてゆく
門司港駅出れば薄暑の光かな
豆飯や門に近づく靴の音
レモン植う庭に黄揚羽低く飛ぶ
飛行機雲辿れば立ちぬ雲の峰
足の裏筍探る斜面かな
広き野を吹き抜ける風五月
紫陽花や一枝高く伸びてをりk
日盛や赤城小沼の静けかり
しず心湖畔に夏陽沈みけり
三枚に下す松魚や妻の顔
<門司港レトロ三句>
初夏の潮流れし関門海峡を
赤レンガの高き天井夏めきぬ
赤レンガ並びて静か門司五月
にょきにょきと筍の出る道の端
ご仏前五月人形飾りけり
コーヒーに引き寄せられし小蝿かな
<門司港レトロ>
薫風や昔貿易いま観光
<門司港駅二句>
人はみな駅舎を見上げ入る薄暑
近郊電車観光列車新緑に並ぶ
心太村の六辻の山の店
山風や夏したたかな湖畔にて
風鈴の音色確かや湖の風邪
甘酒に生姜刻みてすすりけり
夏の雨止みて激しき日の光
桜の実川に下れる道汚す
川風を受け薄紅の薔薇揺れる
ばら後ろに笑顔で記念撮影す
紅薔薇のうえに立ちたり風見鶏
風鈴の一斉に鳴る窓辺かな
野鳩より目白に目線行きにけり
二人して野鳥撮影夏の朝
七変化長き旅路の途につけり
底石の白く光りて夏の川
冷やし中華青き野菜をひとつまみ
渡り来て夜も鳴くなり時鳥
十薬や市営住宅片隅に
一本のあやめのすっと立つ姿
翡翠の鳴くを堪えて水中へ
しののめや長き釣り竿鮎釣師
山雀のわが手にひょいと止まりけり
山風や夏の大河の収まらず
薪割りて全身汗にまみれけり
しなやかに反転せしや軒つばめ
つるばらを見上げてそぞろ歩きかな
今年また子の鎮魂の薔薇咲けり
酒に酔う日は遠くなり酔仙翁
園丁の拾い集めし薔薇の花
海沿いの真昼を飾るジギタリス
白と黄の夏蝶舞える土手の道
野良犬のしとどに濡れし夕立かな
風も無き湖面に乗りし夏浅間
夏鴨の湖面に群れて忽とたつ
玄関に人待つ如く沙羅の花
曇天を明るく灯す山帽子
うっすらと赤み差し込む七変化
カクテルの薔薇赤々とフェンスにあり
昼咲月見草に散歩の足止める
まっすぐに立つはサルビアネモローサ
青蛙八間道路ぴよんぴよんと
水瓶を縦横無尽目高かな
雨粒のすつてんころり枇杷の朝
漏れ来る陽を受け十薬の白し
皐月ある庭の犬小屋空となり
大鉢に赤く小さき苺の実
ひまわりの見下ろす先に我が植木
しののめや沼の畔に通し鴨
翡翠のしば鳴き波はおさまらず
家売って麦秋の中を戻りけり
単線の向こうに代田の濁りかな
ため池は五月の空を映しおり
若紫陽花白き花より咲き始め
日陰にて汗拭いたる散歩道
久し振りと挨拶交わしビール汲む
夏の日の大河と共におはします
しめやかな中に蝉声忽する
風抑う夏鶯の声定か